始まりの時
始めて物語を書きます。
至らぬ点や、私自身ミリオタ未満の存在ですのでどんどん改善点を突っ込んでいただけると幸いです。
また、投稿速度は遅いです。
夜明け前のこと、ふと目が覚めた俺はベッドから起き上がる。
地震だろうか、しかしこの世界では滅多に起こらないはずだ。まあ、十年に一回あるかどうかなので全くないわけではないだろう。
ふと廊下から人の気配がする。もしものことに備えて机の引き出しにしまってある護身用の拳銃を直ぐに撃てるよう撃鉄を起こす。
「陛下、失礼します!」
言うや否や入室したのは親衛隊の制服を着た軍人だった。敬礼をしたのち、俺が持っている拳銃に一瞬目を見開きかけたが、直ぐに動揺を隠した。
「すまない。癖でね。君をどうこうするつもりはなかったんだ」
「いえ。こんなに時間に申し訳ございません。緊急事態が起こりまして」
「だろうな。私が呼ばれるのはよっぽどのことなんだろう?」
俺が召集されるのは各大臣や議会の裁量を超える事態が起こった時のみだ。それこそ、戦争とか。
「戦争ではないのですが…単刀直入に申し上げますと、突然海外に派遣されていたPKF部隊が本国に帰還しました。また、航行中の我が国の船舶や航空機が領海及び領空に大挙して押し寄せております」
何を言っているのかが全く分からない。いや、分かるのだがもうちょっと詳しく言ってくれないかな。
「すいません。小官も詳しいことは知らず…ご出席願えませんか?」
「そうだったな。直ぐに着替える」
「はっ。車は既に表に回しております」
「助かるよ」
かなり短いですね笑
丁寧に書いていきたいです