シロへの追悼14
「これはチートとゆうやつですね」
チートとってあれだろ、あれ………あれ?どうゆう意味だ?
英語とかでズルとか不正って意味だけどチートまあいいやチート=強い的なことかな?
まあ、この話は置いといてと横にやったが何故か隣にいた神官さんが受け取るように手を出しそれを隣へと渡した
何もなかったように、にこやかに言った
「まぁ、スキルの数が多くて効力が少ないこともありますから取りあえずスキルを長押しして詳細を確認してみてください」
俺は言われたとうりにスキルを長押しして詳細を見た
脱兎の如し
自分の速度が上がり必ず逃げられるスキル
二兎を追う者は一兎をも得ず
自分の二体の分身体を作り出し二頭を強制的に追い掛けさせるスキル
兎跳び
しゃがみ込み後ろへ手を組んだ状態でジャンプすると好きなところへと移動することが出来るただし、一回行ったことのある場所に限る
兔追いしかの山
このスキルは二兎を追う者は一兎をも得ずを使っている場合のみ、発動出来る、幻想の山を作り出しそこに対象を閉じ込めることが出来るスキル
亀と兎
自分の速度が早くなりあいての速度が遅くなるスキル
兔死すれば狐乏を悲しむ
近くで死んだものの命を共有し相手に降りかかる
兔波を走る
水上を走ることができる
兔に祭文
すべてのデバフ効果が効かなくなる
兎の罠に狐がかかる
自分が負けそうになると幸運が訪れるスキル
兎の耳
すべてのバフ効果が効かなくなる
兔を見て犬を放つ
残りのHPげ少ないとき通常の10倍のステータスになる
狡兔三窟
逃げ道を三つ作ることができるスキル
始めは処女の如く後は脱兎の如し
ステータスを隠蔽することが出来るスキル一気にステータスを解放すると一時的に強くなる
「これはチートとしかいいようがありませんね」
神官さんはニコニコしながら言った
おれは引き攣った笑みを浮かべていると後ろから肩を叩かれ振り返った
そこにはリュージュさんが箱を持っているような手の向きでおれに渡してきた
これが回ってきたんだがお前に回すぞ
それを受け取ろうと手を伸ばすと何かが弾けたように風か吹き一枚の紙が落ちてきた、俺はそれを拾い見るとそこにはこう書いてあった
『チートの意味は?』
俺はこれを見て思いっきり叫んだ
「置いといたのに戻って来ちゃったよ~~~!!!!!」
俺の声は空を駆け抜けよく響いた
シロよ安らかに眠れ