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みち

(発句)

雲ひとつ

山路の先に

至るには


前だけ向いて

山道すすむ

(菜須よつ葉)


坂の上

広がる青い

空見えて

(悠蓉)


ただ踏み締める

靴音を聴く

(金野文)



行く先に

知るか知らぬか

速射砲


続く砲音(つつおと)

晴れない煙

(悠蓉)


紅の

砲声が燃え

空の青

(金野文)


ふんわり浮かぶ

真っ白な雲

(菜須よつ葉)


ピーヒョロと

強き風受け

啼く声に

(なななん)


耳を傾け

ふと立ち止まる

(悠蓉)


草花に

ふと足を止め

眺めつつ

(菜須よつ葉)


ここで一息

弁当広げ

(悠蓉)


花を愛でつつ

舌鼓

風も優しく

(金野文)


ふと横みれば

笑い合うめめ

(なななん)


幼子の

黒き瞳の

愛しさよ

(金野文)


まなこにうつるは

何でも疑問符

(山之上 舞花)


幸多く

あれと我が子の

路願い

(ぷちミント)


朝日の中に

その背を見送る

(小鳩子鈴)


一筋に

みちびく光に

包まれて

(悠蓉)


伸ばされる手と

ゆれる笹音

(なななん)


ゆれる手に

わらをもつかむ

ここちかな

(檸檬絵郎)


迷ひし我は

どこへ行くやら

(悠蓉)


路傍にて

定まらぬ道

立ち尽くす

(金野文)


転がる石と

雲に道聞く

(ぷちミント)


今日もまた

旅を住みかに

漂泊す

(悠蓉)


馬の口曳き

舟を流して


松林道まつりんどう

行き交う人々

思いはせ

(なななん)


現在いまも昔を

思いおこせし

(山之上 舞花)


思い出と

変わらぬ景色

ここにあり

(悠蓉)


新たなみちを

求め旅立つ


膝栗毛

遥かな空に

夢重ね

(ぷちミント)


弥次喜多道中

押されて泣くな

(なななん)


なかぬなら

旅をさせては

いかがでしょ

(檸檬絵郎)


広い青空

飛び立つ若鳥

(悠蓉)


翼広げ

まだ見ぬ土地を

思いやる

(山之上 舞花)


(挙句)

新たな旅路

君に幸あれ

(金野文)

今回は番外を収録していない。

後程追加する予定である。

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