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(発句)

丘越えて

見ゆる景色や

木の葉舞う


卵を茹でる

遠足の朝

(デリリウム・トレメンス)


子のはしゃぐ

声が障って

怒鳴る母

(peco)


水稲持ち笑む

わたしも睨まれ

(ぷちミント)


吹く風に

稲田眺める

汽車の窓


遥かに待つは

戦友の墓

(peco)


駅降りる

人の少なに

時思う

(ぷちミント)


巡り巡りて

あなたを想う

(なななん)


あなたとの

思い出ひとつ

語り合う

(菜須よつ葉)


過ぎる時など

また旅ならん


街灯や

逢瀬待ちたる

顔あかし

(秋津邦夫)


息を切らせて

君と出逢わん

(特撮仮面)


夜明けまで

ただ語り合う

人生を

(peco)


果て無き道を

歩く旅なり

(特撮仮面)


左手を

翳して眺む

萩のはら

(小鳩子鈴)


想う(ほお)かな

蜻蛉の赤に

(peco)


頬紅を

さして想うは

鏡のみ知る

(なななん)


見合うわたしは

会心のでき

(ぷちミント)


人の道

逢いて別れて

出逢いては


一期一会の

人の生き様

(特撮仮面)


夜の宿

旅人同士

語りあう

(悠蓉)


えにしの淵に

咲く彼岸花

(小鳩子鈴)


秋風に

白に赤にと

たゆたう華

(なななん)


蝶よ花よと

咲く音の花

(ぷちミント)


君に会う

火を入れ喜ぶ

発動機


汽笛の音から

あの人をこう

(なななん)


顔見んと

こいし奉る

通ひ道

(空転居士)


見かけた影は

二つ伸びたり

(ぷちミント)


手を取って

見上げる肩に

紅葉葉一つ

(なななん)


わたしの顔も

もみじいろかな

(ぷちミント)


想い寄せ

貴方と歩く

秋の山

(悠蓉)


落ち葉踏み締め

鳴る音楽しむ

(なななん)


鹿狩りや

(つつ)もて往くと

山ぞ恋しき



(よし)よ悪よと

人の醜き

(ぷちミント)


生きる為

日々重ねゆく

我の罪

(悠蓉)


溢れある声

包み赦され

(なななん)


(あかがね)

金を混ぜたる

梵鐘に


(挙句)

茜うつして

小径をたどる

(小鳩子鈴)





その他番外s


話題一つに

暮る秋月夜

(ぷちミント)


ふと見れば

遥かな山に

涙雨

(peco)


幽玄迎えて

思い出語り

(peco)


我が身こそ

レビュー担当

そっと見る

(長岡更紗)


逢瀬密やか

赦されざれば

(peco)

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