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Plane Mender in TOKYO  作者: 残月堂
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境界空間管理局特異点観測室のとある一日(1)

初の登校になります。

なまあたたかく見守っていただければ幸いです。

やあ、いらっしゃい。初めまして。

私が、ここの責任者のクローノ=エスフォーゼ、クロノでいいよ。

はっはっは、ガキだから不安かい?

隠さなくたっていいさ、大抵はみんな同じような顔をするからね。


で、見たところ高校生みたいだけど、何の用かな?

え?金貨を換金したい?

何枚あるんだい?

627枚って、結構な量じゃないか。


あと、ここへ来た経緯とか話せるかい。

なるほど、この金貨を普通の金券ショップで換金しようとしたら、見ず知らずの女の子に忠告を受けたと。

金券ショップは後が面倒だからとか言ってなかったかい?

やっぱりね。妹忍者の紹介って訳だ。


彼女は此処について何か言ってた?

え?勇者同盟の本部?

あいつ、そんな名前でここを紹介してるのか。

で、君はどうやってこの地球製ではない金貨を手に入れたのかな?


え?わかるよ、わかるよ。

僅かだけど魔力が込められいるしね。

贋金との判別用かな、これは。


なるほど、なるほど。

勇者召喚されて、そこで稼いだってことか。

つまり君は帰還者ってわけだ。


信じるのかって、勿論だよ。

そういう現象の調査の為にここは在るわけだからね。

勇者同盟って言われたんだろ。

あながち間違ってもいないのさ。

ここは、帰還者って奴らが集まったりしてるからね。


正式には、境界空間管理局特異点観測室って言うんだけどね。

ああ、勿論地球の組織ではないよ。

そうだな、君が体験したであろうファンタジーな感じじゃなくてSFな感じの組織だね。

そこの唯一の職員がこの私って訳さ。


そうだ、帰還者なら理解してくれるだろ。

私は所謂、長命種ってやつでね。

こう見えても、君の何倍かは生きてるんだよ。


信用してもらえたかな?


はっはっは。そうだよね。急には無理だよね。


で、君は?


ああ、龍ケ峰高校二年の。

確か、一年生の女の子と同じ場所に飛ばされたんだよね。


勿論情報として入っているよ。

なにしろ此処は、そういう事を調査している組織だからね。


そういえば金貨の換金だったっけ。

骨董としての価値はないから、金としての価値だけになるけどいいかい?

一高校生が持つには結構な金額だけど、何に使うんだい。


ふむ、その一年の女の子が攫われたのか。

その身代金とか?

え、武器を買うつもりなの?

日本じゃ手に入る武器なんか知れてるじゃないか。

変造拳銃とかさ。

使えるのかい?

ああ、勇者の能力ね。

じゃあ、剣と盾と鎧とかの方がいいんじゃないかな?


相手はわかってるの?

ふむ、カルト教団っていうか、ショボいながらも魔術が使えるのか。


ほほう、単身お姫様を助けに行く勇者様って訳だ。


え?違うの?


なんで?

女の子は鎧が守る?

へえ、ドワーフの名匠の鎧ね。

三段換装?

け…決戦兵器級って、もう鎧の範疇を超えてるよね、それ。


なるほど、それはちょっと急がないとだね。

たぶん街区の5、6っ個は消えて無くなるよね。


わかった。

金貨は換金じゃなくて、装備の値段って事でどうだい?

私のコレクションの中から値段に見合う物を見繕ってあげよう。


え、あるよ。

武器はロングソード?それとも刀?

ロングソードね。

鎧は?

ふむ、ライトプレートかな。

盾は?

対魔法効果付きのカイトシールドがあったな。

顔は隠した方がいいだろう?

認識阻害効果のあるフェイスガードと。

でも、わかると思うけど金貨627枚では到底足らないよね。

で、レンタルって形にしようじゃないか。

忍者と魔法使いのパーティーメンバー付きでどうだい?


OK、交渉成立だ。


じゃあこれが、武器と防具ね。

装備しちゃっていいよ。

え?

ああ、アイテムボックスとか呼ばれるやつだよ。

私のはちょっと特別製なんだけどね。


えーと、妹忍者、妹忍者と。

あーもしもし、妹忍者さん?

は?お前だって勇者同盟とか言ってるじゃないか。

まあいいや、ちょいと急ぎの仕事があるんだけど、すぐ来れる?

というか、すぐ来て。

OK、OK解ってるって。

今回ので、次回の分は貯まったってことでいいよ。

え?依頼内容?

勇者様に同行して囚われのお姫様の救出だな。


いやいや、この世界でもそんな依頼があるから不思議だよね。


よし、忍者の手配は終わりっと。


装備に不具合はないかい?


とりあえず、妹忍者が合流したら転移して武器の具合とか確認して向かおう。

場所は解ってるんでしょ?


え?魔法使い?

やだなあ、目の前にいるじゃないか。

こう見えて大魔法使いだったりもするんだよ。

見た目は子供だけれどね。

登場人物の異世界でのエピソードを連載していくつもりでいます。

遅筆なので、どうなるかはわかりませんが。

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