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第57話 静寂の森へ

相変わらずの駄文ですが、いつも読んでくれる人がいてとても嬉しいです

平和な世界に生まれたならば、この光景はトラウマになるだろう。


「うぇ!」

「うっ!」


瀬川と湯川は、一気に胃の中の物をぶちまけた。

胃の中と言っても、乾パンしか無い。


「ぐ、グロい」


湯川は、無惨な死体を見ないように顔を逸らす。


(アーちゃんを連れて来ないかくて良かった)


瀬川は、死体の近くに穴を掘りながら思った。

今、マルスの頼みで荷物の搬送と遺体の埋葬をしている。


取り合わず、浅野とアリエルは車両に残し3人だけで来た。

そこで、見た死体に二人は危うく卒倒しかけた。


『何をやっている?早く、頭を持ってくれ』


穴を堀終え、マルスは瀬川に言った。


「あ、頭って、うぅ。無いじゃないか」


死体は、メイド服の様な物を着ているので女性だと解った。


「湯川、右肩を持て。俺は、ひ、ひ、ひだ、オェェ!」


最早、胃液しか出ない。

身体を、穴に入れるまで50分は掛かってしまった。

その頃には、二人は汗だくで座り込んでいた。


「・・・」

「・・・」


最早、喋る余裕が無い。


『おい!お前ら、情けないぞ!』


マルスは、そんな二人に一喝する。


「この人、何て言ってるんスッか?」

「・・・知らん」


訳す気にもなれない。


休憩を終え、マルスの荷物を取りに更に奥に進んだ。

馬車は、すぐに見付ける事ができた。


そこでも、瀬川達を苦しめた。

馬車の周りには、5体の亡骸が有ったのだ。


「もう・・・嫌だ」


湯川は、眼を背けた。

無理も無い、全員がバラバラに引き裂かれている。


(・・・あれは)


瀬川は、餓狩鬼の遺骸に気付いた。


結局、二人が使えないと判断したマルスは必要な荷物を取った。


そして、遺体を前に膝を付き右手を額に当てた。


(冥府の女神よ。死者の女王よ。勇敢なる彼ら彼女に安寧の眠りを)


静かに、祈る。


瀬川と湯川は、後ろで手を合わせ黙祷した。


その後、三人は荷物を持ち浅野とアリエルが待つ車両に戻った。


ちょうど、太陽が沈み掛けていた。


一行は、野宿をする事に決めた。


焚き火を、マルスに着けて貰い瀬川達は火を囲んで食事を取る。


荷物から、干し肉を受け取ったが瀬川と湯川は食べる気力が無い。


『どうした?食べないと、持たないぞ』


マルスは、あの惨状を見ているのに何気無い表情で干し肉を頬張る。


「ハハハ」


乾いた笑いしか、出てこない。


瀬川は、死んでいた餓狩鬼を思い出す。


(もし、あの時にSATが来なかったら)


今頃、水族館であの死体の様になると思うとゾッとした。


「そろそろ、明日に備えて寝ますか?」

「・・・そうだな。お前らは、先に寝てろ。俺が、警戒する」


浅野と湯川は、頷くとアリエルとマルスを連れLAVに案内した。

夜間は、夜行性の猛獣が活発に動くので危険だ。

なので、大型車両よりLAVの方が安全なのだ。


一人になった瀬川は、焚き火を見ながらぼんやりと考えた。


(ここ最近、シエラと会えないな)


1日や2日なら、まだしもここに跳ばされて6日は経っていた。


−−絆が、絶たれた−−


瀬川の脳裏に、一瞬だけ過った。


その考えを振り払う様に、瀬川は頭を掻いた。


無性に、シエラと会いたい。

今夜は、特にだ。


(どうしたんだよ?何で、出て来ないんだ?寝てる時間が、違うのか?)


不安が、襲う。

今からでも、捜しに行きたい。


浅野や湯川には、申し訳ないが現状のオルテの情勢についてあまり話してはいない。


(・・・戦争か)


瀬川は、本当に戦争になるのか想像できなかった。

寧ろ、そんな大事には至らないのではないかとすら思った。


早く、オルテに着いて安全を確保したい。

こんな、人が酷い死に方をする様な場所から一刻でも。


(会いてぇよ・・・シエラ)


その時、誰かが瀬川の背中に抱き着いた。


「だ〜れだ?」


一気に、不安が吹き飛んだ。


「誰だ〜?んー、この声は・・・アーちゃんだな」


瀬川は、抱き着いて来た人物の名前を言った。


「へへ、『当たりだよ!』


アリエルは、笑いながら瀬川の隣に座った。


『どう・・・シタノ?「寝ないとダメだろ」


瀬川は、アリエルの頭を撫でた。


『あのね、「寝ムレないノ」

「そっか、眠れないか。・・・じゃあ、俺に勉強を教えてくれ先生」

「ウン!」


アリエルによる、異世界語授業が始まった。

学生時代の英語の授業より、真剣になる。


完璧に、マスターするのは遠くないだろう。


(今は、少しでも良い方向に信じるしかないな)


アリエルのお陰で、陰鬱な気分が晴れた。


瀬川は、感謝しながら集中し言葉を学ぶ。



アリエルは、微笑んでいる瀬川を見つめていた。


姉と慕う人の大切な人。


周りの大人や、慕っている人でさえ。

自分に対して、礼節を持って敬語で接しられていた。


それが、少女には堪らなく寂しかった。


どこか、一定の距離を置かれ独りぼっちだった。


自分と同い年の子とも、遊んだ事がない。


それ故、友達と呼べる人物は居ない。


そんな時、運命なのか出会った。


瀬川 龍巳


自分と対等に気がねなく、いや年相応に喋ってくれる。

自分の知らない場所や話をしてくれる。


(シエラお姉ちゃんが、愛してる人)


そう考えた時、アリエルの胸が痛かった。


何故かは、アリエル自身は解らなかった。






翌日、一行は太陽が昇ると同時に出発した。


昼過ぎだろうか、目的の森が見えてきた。

森の手前に、車両を止め様子を見る


「あれが、”静寂の森”か」


一見、普通の森にしか見えない。


「なんか、拍子抜けですね」


浅野は、頭を掻きながら言った。


「そうだな。ここまでこれと言って、問題なく来たからな」

「瀬川士長、休憩しましょうよ〜」


湯川が、しゃがみこんで言った。


確かに、今まで休憩せずに来たのだから疲労が蓄積している。


「良し。じゃあ、15分間ここで休憩だ。浅野は、悪いが軽く周辺を見てきてくれ」


瀬川は、マルスにも伝えた。


『休息?休息だと?』

「え、ええ。『あなた、ワタシ、疲れタ。長旅デ』


瀬川達、現代人にとって4〜5時間は十分長距離だ。しかし、マルスは違うここまで着くのに真夜中と予想していたのだ。


(たった、数刻をこの連中は)


マルスは、瀬川達を見た。

兵士に違いないが、兵士らしくない。

自分で感じておいて、何か変な気分になった。


(何を考えてるんだ)


振り払う様に、森を見た。


あの森さえ抜ければ、オルテ王国に着くのだ。

今は、連中より考えるべきはそれだった。


すると、浅野が早々に帰ってきた。


「おいおい、いくらなんでも早いぞ」

「瀬川士長。あっちに、足跡がたくさん有りました」


周りを検索していた浅野が、報告した。


「足跡?ここって、誰も近付かないんじゃあ?」


瀬川は、道すがら静寂の森について聞いていた。

すぐに、浅野の案内で現場に行った。


そこには、確かに大勢の痕跡が有った。

中には、タイヤや蹄まで多数発見した。


「どう見ても、団体だな」

「どうしますか?」

「マルス君とアーちゃんを呼んで来い」


例の追っ手にしては、数が多い。

瀬川は、マルスなら何か知っていると思った。


浅野は、すぐに車両まで走り二人を連れてきた。


『これは!?まさか、早すぎる!』


思った通りの反応だった。


「マルス君、知っているんですか?」

『いや、推測だが・・・』


マルスは、憎々しげに言った。


『我、帝国の騎士団がこの森を占領している・・・だ』


静寂の結界を破った、その情報を聞いたのは2週間だ。


準備や移動を考えるに、騎士団が森に到着するのは最低でも3週間が必要な筈である。


「ちょっと、待って下さい。何で、その騎士団が国境の森を占領するんですか?」


浅野が、慌てて尋ねた。

この疑問は、解りきっている。

確認の為に、訊いたのだろう。


「・・・国境の警備強化か・・・”戦争”を仕掛けてるかのどちらかだろうな」

「戦争って・・・」


シエラの話しでは、後者の方が高いだろう。

確か、帝国と公国から狙われていると聞いていた。


「オルテに行って、大丈夫でしょうか?」


浅野の心配は、理解できる。

今から、戦争の舞台になる国へ行って巻き込まれないか不安は有る。


「解らない。だが、このまま根なし草で消耗し続けるよりマシだ。それに・・・」


瀬川は、マルスを見た。


彼の詳しい素性やオルテへ行く理由も訊いていない。

解っているのは、単身で敵国に帝国の皇子が乗り込むのだ。


彼を無事に、連れていけば何かオルテにとって有利な展開になる可能性がある。


そうなってくれば、戦争の危険性が低くなる。


「それに?」

「戦争になったらなったで、逃げれば良い」


小声で言ったが、本心は嘘だ。


アリエルを親元に、帰してあげたい。

何よりも、シエラに会いたい。

戦争に、なっても留まるつもりだ。

愛する人を、守る為に。


「まぁ、心配するなよ。此方には、腐るほど弾や対戦車武器がある訳だし」


瀬川は、気楽に考える事にした。


「それも、そうですね。解りました」


浅野も一抹の不安は、有るものの今よりマシだと判断した。


瀬川達にとって、戦争と聞いて現実味が無いのだ。


ニュースで、他国が紛争問題や武力行使を取り上げているのを見る。

だが、所詮は画面の奥の出来事であり関係無い。

すぐに、忘れてしまう。


今まで、闘って危なかったのだって人外だった。

実質、害獣の駆除と認識が強かった。


しかも、こんなファンタジー世界の戦争なんて関係無い。


瀬川は、シエラとアリエルさえ無事なら人に銃口を向けれると思った。

そもそも、戦闘行為なんて無いかもしれない。


そんな安易に考えれるのは、自分が自衛隊いや日本人だからだった。


戦争を知らない民族、日本人。

本当の戦争、実戦を知らない兵士、自衛官。


「良し一度、車両に戻って森を抜ける道を探すか」


瀬川は、ふっとこの場に陸曹又は幹部が居たらどう考え動くのかと思った。


(まぁ、たぶん同じ事をするだろうな)


それが、末端にいる陸士である自分の答えだ。




「さて、これからどうするかだけど流石にこのまま通るのは不味いよな」


湯川を交え、瀬川は森を抜ける相談をした。


「マルスさん、王子様なんスッから命令できるんじゃないスッか?」

『いや、無理だな。今の私は、逃亡した兵士と同じだ』


マルスは、マントを羽織りながら言った。

彼の格好は、荷物から出した上着やズボンを着用している。


上着は、蒼い生地に見事な刺繍が施されている。

また、腰に座した剣も見事な一品だと素人目でも解る。


美少女から、本来の美少年に戻った。


この世界に、魔王が居るなら彼こそが勇者なのだろう。


浅野が、複雑な表情をしているが問題無いだろう。


「じゃあ、捕まったらどうなるんですか?」


浅野の質問を、アリエルが翻訳すると苦い顔になった。


『たぶん、良くて本国に送還され断頭台。悪くて、君達を含めその場で斬殺だろうな』

「げ!?」

「マルスさん、王子様でしょ?」


瀬川は、それはあんまりだと付け足した。


『私の王位継承権は、瀬川殿が予測したより一番下。・・・四人居る内の、第四皇子なのだ』


マルスは、皮肉を込めて言った。


『つまり、元から帝王など継げない。よって、居ても居なくても同じなのだ』


この翻訳の時に、アリエルは少し声を詰まらせた。


『マルスさん、可哀想』

『気にする事は、無いさ。今まで、気楽な物だったさ』


マルスは、アリエルに微笑んだ。


『君は、優しいな。”オルテの姫君”』

『!?』

「ん?何だ?」

「どうしたんスッか?」


マルスは、気づいていたのだ。


『行方不明の筈の、アリエル レオ オルテ王女。お会いできて、光栄だ』

『・・・。』


アリエルは、警戒しだした。


『差し詰め、彼らの自作自演の為に誘拐されたのかい?』

『違うもん!』

「え?アーちゃん?」


アリエルの大きい声に、瀬川達は戸惑った。


『お兄ちゃん達は、そんな事しないもん!!』


流石の瀬川も、早口は理解できない。


『そうか。・・・それは、すまない。失言だったね。どうか、気を損ねずに彼らに言葉を伝えて欲しい』


マルスは、頭を下げ頼んだ。


『・・・わかった』


気を取り直し、アリエルは通訳に専念した。


『やあ、すまない。続けよう』

「え、ええ」


(こいつ、アーちゃんに何を言いやがったんだ?)


『さて、どうするかだが』

「先に、二人ぐらいで斥候をしましょう」


此方に有る車両は、大型とLAVだ。

道幅を考えなくては、ならない。


『そうだな。安全なルートを見付ける為には、それが一番か』


そこで、問題なのが行く二人だ。


『私と瀬川殿で、どうだろう?』


最低限、意志疎通ができるし偵察経験は他の二人よりある。


「ん〜。そうなりますね」

「それが、打倒ですね」

「異議な〜し」


作戦を建て、すぐに行動を開始した。

ぐずぐずしていたら、追っ手が来る。

早いところ、森を抜けるのが賢明だろう。


『ム?顔に、何を塗ってるんだ?』

「ん?ああ、これは『ドーラン、言ウ』


瀬川は、慣れた手つきで顔を迷彩色へと変えていく。


(成る程、周囲に溶け込む為か)

「瀬川士長〜、できたッスよ〜」

「おう。悪いな」


湯川から、草を取り付けられた鉄帽を受け取り立ち上がった。


「此方も、準備が出来ました」


浅野は、無線機を差し出した。


「周波数は、生で良かったですか?」

「別に良いだろう?使ってんのは、この世で俺らだけだし」


瀬川の言葉に、浅野も確かにと頷く。


「じゃあ、呼び名は俺が”フクオカ”でお前らが”ベップ”だ」

「必要あります?」

「雰囲気だよ。雰囲気!」


暫く、雑談をしたあと瀬川とマルスは準備を終えた。


「じゃあ、行って来る」

「はい」

「大丈夫ッスか?変わりましょうか?」

「大丈夫だって」

「ちゃんと、偵察して来て下さいよ」

(たく、いちいち一言多いなぁ)


瀬川は、湯川の言葉を無視した。


「アーちゃん、またお留守番だ」

「私も、行きたイヨ!」


アリエルは、瀬川の袖を掴んだ。


「ほら、ワガママ言わない」

「そうッスよ。この人、どうせビビってすぐに帰って来るから」

「オイ、湯川」


やはり、自分は下に舐められているのかと再確認できた。


(ノヤロウ)


いつか、半殺しにすると決意した。


「そ、そうだぞ。すぐに、戻って来るよ」

「・・・ほんと?」

「ほんとだよ」


どうやら、納得してくれたようだった。


『さあ、行くぞ。瀬川殿』


二人は、森へ入って行った。


「良し、じゃあ取り敢えず警戒するか。先に、俺が警戒する」

「う〜ッス」


浅野は、ガナーの位置に座り湯川はその近くで座った。


「はぁ〜、アリエルちゃん暇だろ〜?」


湯川は、アリエルに話し掛けた。


「・・・うん」

「そりゃ、遊びたい年頃だからね」


湯川は、半長靴を脱ぎ始めた。


ここ最近、脱いで無いので蒸れて仕方がないのだ。


「アリエルちゃん、瀬川士長の事スッゲー気に入ってんだね」

「ユガワさんは、お兄ちゃんのコト好きじゃないノ?」

「え?俺?」


まさか、ここで訊かれるとは思わなかった。


「嫌いじゃないけどなぁ、あの人って要領が悪いからさぁ」


湯川は、初めて瀬川と会った時を思い出した。

その時、瀬川はちょうど双葉に叱られていた。


「ん〜。俺から見て、情け無いし頼り無い人」


まさに、偉い言われようである。


「だから、お兄ちゃんをイジメるの?」

「い、イジメるって」


本人的には、弄ってるだけだった。


瀬川は、頼り無い先輩だが誰よりも気の許せる。

湯川にとって、支えてやりたい先輩なのだ。


「俺は、瀬川士長をイジメ無いよ〜」

「ほんと?」

「ほんとだよ」


まだ、不満な表情していたが取り敢えず笑顔で誤魔化す。


「湯川。ちょっと、良いか?」


浅野が、休憩中の湯川を呼んだ。

湯川は、助かったと思いすぐに腰を上げた。


「はいはい。何スッか?」


面倒なので、裸足だ。


「・・・湯川。瀬川士長は、何故オルテに拘るんだろうな?」

「え?そりゃ、アリエルちゃんの家が有るからしょ?」


それが、目的の筈だ。


「確かに、それも有るしあの子は王族らしいからな」


浅野は、何か引っ掛かっていた。


「親に返せば、俺達は保護を受けれるのか?それに、戦争が起きる国に行って大丈夫なのか?」


そもそも、アリエルを連れて行っただけで素直に信じるか怪しい。

王族なら、滅多に顔をさらさない。

最悪、門前払いになる可能性だってある。


「誰かが、手引きしないと難しだろうしな。しかも、その”誰か”は王族に信用されている誰かだ」


そんな知り合い、この世界に居る筈が無い。


「どうするつもり、なんだ?」

「さぁ?でも、今は行くしか手は無いスッからね」


湯川は、考えても仕方がないと思った。


「そう言えば、アリエルは大人しくしてるか?」


一緒に行きたいと、駄々を捏ねていたのを思い出した。


「アリエルちゃんなら、ほら・・・彼処に?」


湯川が、指差した先にアリエルは居なかった。


「・・・アレ?」

「・・・居ないぞ?」

「居ないスッね」

「ま、まさか?」


二人の脳裏に、ある言葉が浮かんだ。


「「追いかけた!!」」


気付いて、叫んだがもはや遅かった。


さて、このあとなんですが・・・どうやって瀬川達を森を切り抜けるのか。


シエラとどうやって、会わせるか。


まだ、考えてません

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