消しゴムと受験生(200文字)
僕は消しゴムだ。
何の変哲もない、ただの消しゴム。
僕を使ってるのは、受験生の女の子。
いっぱい勉強して、間違えて、その度に僕は使われる。
彼女が努力すればするほど、僕は小さくなる。
僕が小さくなればなるほど、彼女は夢に近づいていく。
彼女の夢が叶うとき、僕はもうここにはいないかもしれない。
けれど、応援してる。
大学生になった彼女の筆箱の中には、すっかり小さくなった僕。
何となく捨てられないのだと、彼女は笑った。
僕は消しゴムだ。
何の変哲もない、ただの消しゴム。
僕を使ってるのは、受験生の女の子。
いっぱい勉強して、間違えて、その度に僕は使われる。
彼女が努力すればするほど、僕は小さくなる。
僕が小さくなればなるほど、彼女は夢に近づいていく。
彼女の夢が叶うとき、僕はもうここにはいないかもしれない。
けれど、応援してる。
大学生になった彼女の筆箱の中には、すっかり小さくなった僕。
何となく捨てられないのだと、彼女は笑った。
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