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運命の席決め


3年になってから1週間たった5時間目。


とうとうきた。

運命の席決め。一応、今は出席番号順に座ってる。



私のクラスは


4、5人グループ。

男女二人ずつ、または3人と2人。

何か問題がない限り、1年間同じグループ。


だからこそ 席、グループは重要!



そこで桃香と決めたこと。

・ふたりは同じグループになる・席の場所は後ろ

・桃香がグループ長になる



この1時間で全部決めてしまう。

隣の教室で先生と学級委員、各グループ長で考える。

だから、桃香には頑張ってほしい。




先生たちがいなくなって教室に残っている人たちは自習。


「関川―また同じクラスだな。よろしく。」


声をかけてきたのは隣の田中雅人。


去年、グループは違ったけど、席が近かったからたまに話した。

田中くんはみんなを笑わせる存在。


「こっちこそよろしくね。田中くんは誰とグループになりたい?」


「べつにないなぁ。たのしけりゃ それでいいし。もし、暗い人ばかりだったら俺が明るくしてやるよ!」


「頑張るねーていうか…」


「うん?」

「こ、声、でかい。シーッ」


みんなの目線がふたりに集中していた。


それからふたりとも静かに自習。





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