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恋色  作者:
2/12

中学3年 春


桜が散っている。


そう、今は4月。

どきどきしながら登校しているところ。



学校に着いたときには玄関に人がたくさん。

なぜなら、新しいクラス名簿が張り出されているから。



うしろから「心音―おはよー」


この声は桃香。大事な親友。


私は中学1年の時、桃香のクラスに転校してきた。

人見知りな私は、なかなか人に話しかけられず…。

そんな時、「おはよ」と 桃香に声をかけられた。

それからクラスに馴染んでいった。


2年も桃香と同じクラスだった。


だから、3年も…同じクラスに…。ふたりの願いだった。



「どきどきするね。」 「うん。」

心臓がバクバクだった。




たくさんの人をかき分けてクラス名簿を見る。




――3年2組 25番鈴村桃香 26番関川心音―――



「キャーー」

「やったねーまじ、運命」



3年間も同じクラスになれるなんて…

神様、ありがとう。




―――こうして新しい1年間が始まった。





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