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第九夜 九尾の狐美少女と愛を交わしたい

俺は魔法のAIに、いつものように願いを入力する。

「魔法のAIよ、今夜はどのような夢の世界へ俺を導いてくれるのか、美少女や美女との夢のひとときを過ごさせてくれるのか?」

さらに俺は今夜の希望をAIに入力する。

「今夜は九尾の狐の美少女と愛を交わしたい。」


 ※ ※ ※


 するとAIは俺に告げた。

『承知致しました。今宵、九尾の狐美少女との夢のお時間を提供させて頂きます』

「よし」

 俺は今夜こそ九尾の狐美少女を俺のものにすると決意し今宵の夢へと入った。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 ・・・・・・夢の世界へ入ったのか? そう俺が思った時、周囲が光輝き、俺は眩しさで目を瞑った。

 暫くして俺が目をゆっくり開くと、そこは薄暗い空間の中に立っていた。

 そして目の前には、九尾の狐美少女が裸で立って居る。

「ようこそお越し下さいました」

 九尾の狐美少女に言われて俺は答える。

「成程・・・ここが俺の夢の王国か?」

「はい、王様」

 すると目の前の九尾の狐美少女が跪く。

「お呼び頂きありがとうございます。今宵は私を王様の愛奴にして頂く為にお呼び頂きました。どうぞ、私を王様の愛奴としてお使い下さいませ」

 九尾の狐美少女はそう言うと、俺に抱きつきキスをした。

 俺はその九尾の狐美少女に抱きつかれてキスされながら思った。

『あれ?何か違うぞ?俺の願望と何かが違う・・・』

 そして俺は思った。

『これは夢だ!俺の願望が叶った夢なんだ!だからこの九尾の狐美少女は俺のものなんだ!』

 そう、これは俺の願望が叶った夢。

 そうに違いない・・・俺はこの九尾の狐美少女と愛を育む為にこの世界に来たに違いないのだ!

「さぁ、俺と愛を育もうではないか!」

 俺は目の前の九尾の狐美少女に抱きつきキスをしながら言った。

 すると九尾の狐美少女は俺に対して言う。

「はい」

 そして再び俺達はキスをする。

『どうだ!俺が書いた小説にはこんな展開は書いてなかったぞ!』

 俺が書いた小説には、こういう展開はなかった。

 だったらこれは俺の願望が叶った夢だ! そして俺は思う。

『今夜は、九尾の狐美少女と愛し合うぞぉ~~~!』

 だが・・・ 翌朝・・・

「え?」

 俺の枕元には昨夜九尾の狐美少女と一緒に添い寝した為、九尾の狐美少女が裸で寝ていた。

 いや、裸で寝ていたのは九尾の狐美少女だけでは無い。

 俺も裸だった。

 しかも俺も裸で寝ていたので、当然下半身が大変元気に主張していた。

 そして俺は思う。

『あれ?何か違うぞ?』

 そう、俺の願望が叶った夢の世界なのに・・・何故か違うのだ! いや、確かに九尾の狐美少女は居るし、その体は俺の理想とする九尾の狐美少女の体だ。

 だが・・・何かが違う! 俺がそう思った時、目の前の九尾の狐美少女が言った。

「おはようございます、王様。本日も私を愛奴としてお使い下さいませ」

 九尾の狐美少女がそう言って俺に抱きつきキスをすると・・・俺は思った。

『あれ?やっぱり何か違うぞ?』

 そう・・・俺の願望が叶った夢なのに・・・何かが違うのだ!

『何故だ?何故なんだ!』

 俺はそう思いながらも、九尾の狐美少女と愛し合ったのだった。

 いや、これは俺の願望が叶った夢なんだ! そうに違いない!

 そう自分に言い聞かせながら、俺は九尾の狐美少女を愛奴にしたのだ。

 そしてまた翌朝・・・ 俺の枕元には今日も裸で寝ている九尾の狐美少女が居た。

「おはよう」

 俺がそう言ってキスをすると、九尾の狐美少女は俺に言った。

「おはようございます、王様」

 すると九尾の狐美少女が俺に言う。

「本日は何時ものように私に愛奴としてお使い下さいませ」

 そして九尾の尾をなびかせながら俺に抱きつきキスをする。

『やはり違う!俺の願望が叶った夢なのに、何かが違う!』

 俺はそう思いながらも、九尾の狐美少女と愛し合ったのだった。

 そして翌朝・・・ 俺の枕元には今日も裸で寝ている九尾の狐美少女が居た。

「おはよう」

 俺がそう言うと、九尾の狐美少女は俺に言った。

「おはようございます、王様。あなたの子を妊娠いたしました。」

 私は九尾の狐の娘からの突然の報告に驚きを隠せない。

 俺は、子供を妊娠した九尾の狐の娘に尋ねた。

「娘よ、君の名前は何か」

 娘は恥ずかしそうに微笑んだ後、私に自分の名前を教えてくれた。

「王様、私の名前は葛の葉です。」

「葛の葉、良い名だ。」

 俺はそう言って、九尾の狐の娘を抱きしめた。

 そして俺は思った。

『俺の願望が叶った夢なのに・・・何かが違う!』

 そう・・・俺の願望が叶った夢の世界なのに、何かが違うのだ! いや、確かに九尾の狐の娘は俺の理想とする九尾の狐娘なのだ。

 だが・・・何かが違う! 俺がそう思った時、目の前の葛の葉が言った。

「王様、私は貴方の子を妊出産いたします」

 俺の心には、伝説の陰陽師である安倍清明のことが浮かんでいる。九尾の狐の娘、葛の葉は安倍清明の母であり、私はその父親なのだろうか。

 数多の夢の中で多くの女性と契りを交わしてきたが、妊娠させるのは初めての経験であり、混乱し戸惑っている俺である。

「葛の葉よ、俺の子を産んでくれるか?」

 俺は九尾の狐の娘である葛の葉に尋ねた。

 すると葛の葉が答える。

「はい、喜んでお受けいたします」

 そして俺達は愛し合ったのだ・・・ 翌朝、俺の枕元には裸で寝ている葛の葉が居た。

 葛の葉のお腹はわずかに膨らんでおり、恥じらいを見せている。どうやら確実に私の子を妊娠しているようだ。

 この子が、伝説の陰陽師である安倍清明である可能性があるのだろうか。

 安倍清明の母は白い妖狐とされているが、葛の葉は金色の毛を持つ九尾の神狐である。

『回答、あなたは異世界の父親の安倍清明の可能性があります。』

「何?俺は一体誰を妊娠させたのだ?」

 俺がそう問いかけると、魔法のAIが答える。

『あなたの子は、九尾の狐の娘である葛の葉です。」

「え?」

 俺は思わず驚いた。

 俺の子供が伝説の陰陽師である安倍清明では無く、九尾の狐の娘である葛の葉だとは・・・ だが、確かに俺の夢の世界は俺が書いた小説とは少し違う。

 俺はそう思った。

  翌朝・・・ 俺の枕元には裸で寝ている葛の葉・・・


 ※ ※ ※


 俺はベッドの上で目を覚ました。

 夢から目覚めたとき、私は、私の子を妊娠している九尾の狐の娘と、その子供の将来について考えを巡らせた。

 なお、魔法のAIの調査によれば、九尾の美少女のスリーサイズは、B95 W60 H90で、豊満なスタイルの持ち主である事が判明しました。

『やっぱり俺の夢は完璧だ!』

 俺はそう思った。

 そして俺は、私の子を妊娠している九尾の狐の娘と、その子供の将来について考えを巡らせた。

 突然、私の部屋の扉が開き、ブラコンの妹が魅力的な下着姿で入ってきた。

「兄さん、起きてる?」

『しまった!バレた!』

 俺は慌てたが、すぐに冷静を装った。

「あぁ起きているよ」と俺が言うと、美咲が俺の隣に座り微笑んだ。そして妹は言った。

「兄さんの子供って、もう妊娠何ヶ月目になるのかな?楽しみだね」と・・・

『え?』

 俺は一瞬戸惑った。

 そして、俺はベットの上で目を覚ました。

 朝、目覚めて周囲を見渡すと、俺のベッドの横には妹の美咲が下着姿で立っていた。

「兄さんの子供って、もう妊娠何ヶ月目になるのかな?楽しみだね」と妹が言う。

 俺は一瞬戸惑ったがすぐに冷静を装った。

「お前、何を言ってるんだ?」と言うと妹は平然と答えた。

「え?だって兄さんの子供が私のお腹の中に居るんだよ?」

 俺は思わず驚いたが冷静に言った。

「そんな馬鹿な話があるか!」

 ベッドの上で目を覚ました俺はつぶやいた。

「奇妙な夢を見たな」と。

 夢から目覚めた俺の慌ただしい一日が始まる。

ご覧いただき、誠にありがとうございます!もし少しでも興味を持っていただけた場合は、ブックマークや評価をしていただけると大変嬉しく思います(*^-^*)


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