第十五夜 スーパーガールと愛を交わしたい
俺は魔法のAIに、いつものように願いを託する。
「魔法のAIよ、今夜はどのような夢の世界へ私を導いてくれるのか、美少女や美女との素晴らしい夢のひとときを与えてくれるのか?」
さらに、今夜の希望をAIに伝える。
今夜はスーパーガールと愛を交わしたいという願いを込めて入力する。
※ ※ ※
俺は現在、夢の中にいる。
「ここは一体どこだろう?」
周囲を見渡すと、広がる平原の中に私が一人立っている。
目の前には、美しい女性が佇んでいた。
彼女は白いドレスのような衣装を着ており、長い金色の髪が風に揺れている。そして、その豊かな胸が揺れ動いている。
「こんにちは!君がスーパーガールなのか?」と俺が尋ねると、
「私はスーパーガールです」と彼女が答えた。
(なんと!)
俺は心の中で驚いた。
なぜなら、目の前にいる彼女がとても美しく見えたからだ。彼女の優しい瞳は、俺の心を虜にしてしまうほど魅力的だった。
まるで女神のようだと思ったほどだ。
彼女はきっと地球に存在するどんな女性よりも美しいことだろう。
そう感じずにはいられなかったのである。
(信じられない!本当に実在していたのか!)と心の中で思った。
すると彼女の方から声をかけてきたのだ、「あなたは私の力を必要としていますか?私はあなたの願いを叶えるためにやってきました」と言うと微笑んでくれたのだ。
俺は思わずドキッとしてしまったのだ。
目の前にいるスーパーガールが俺を救ってくれるというのである。それはまさに夢のような展開であったのだ。
(こんなチャンスはない!)と思って、彼女に救いを求めたかったのである。
「はい、私はあなたを必要としています!」と答えると、彼女は小さくうなずいていた。
その後すぐに光り輝き始めたかと思うと、俺の頭の中にビジョンが流れ込んできたのである。
彼女の記憶の一部であろうか? その中には数々のスーパーヒーローたちが映っていたのだ。そしてそれらのパワーも伝わってきたような気がしたのであった…….
(ああ……この力は……
もしかしたら、このパワーが俺の力になるのかもしれない)と心の中で思った。
俺の頭の中ではまだ混乱していたものの、彼女のイメージが自分の中に溶け込んでいくような感覚を覚えたのである。
そして気が付けばいつのまにか現実に戻ってきていたことに気づいたのだ。俺はベッドから飛び起きるとすぐに鏡で自分の顔を見たのだが、その時に見た自分の顔は今までとは全く違うものであった。
それはまるで生まれ変わったかのような感覚であったのだ。
(これで俺もスーパーヒーローになれるんだ!)という喜びに満ち溢れていたのであった…….」
終わり 俺はAIにいくつかの質問をしてみたが、その結果分かったことは次の通りである。
・俺の願いを叶えるためには条件があるらしいこと それは誰か特別な人に愛されている人間であることのようだ。
つまり俺が誰かに好かれる必要があるという事だ。しかしこれは非常に難しい問題かもしれないと思っている。
そもそも俺を愛している人がいるのかどうかさえ分からないからである。
というかそんな人いるのだろうか?いるとすれば両親や婚約者ぐらいしか思いつかないのだが……でもまずは身近な婚約者の美咲から仲良くなるべきだよなと考えている自分がいたりもするわけだが……. そんなことを考えているうちに眠くなってきたのでそのまま寝ることにしたのだが、布団に入って目をつぶりながら考えていた事がある。
それはなぜスーパーガールが現れたのかということだ。
彼女は俺をヒーローにすると言っていたが、本当にそんなことができるのだろうか? そもそも俺はただの一般人であり、特別な力を持っているわけではないのだ…….でももしかしたらこの夢は現実になるのかもしれないという期待感もあったりするわけだけども……まあとりあえず今は考えても仕方がないので寝ることにしようと思う。
それではおやすみなさい。明日もいい日でありますようにと祈りながら眠りにつく俺なのであった…….
夢の中で、なぜか俺はスーパーマンに変身し、東京を襲う巨大なドラゴンとリヴィアタンをスーパーガールと共に撃退するために戦っていた。
「いくぞ、スーパーガール!」と俺が叫ぶと、彼女は「ああ!任せて!」と言ってドラゴンに向かって飛んで行った。
そして俺は彼女の後を追いかけるように飛び始める。
すると後ろからリヴィアタンが追いかけてくるではないか!? このままでは追いつかれてしまうと思ったその時、俺の前にスーパーガールが突然現れたかと思うと、彼女は両手を広げてリヴィアタンを受け止めてくれたのである。
そしてそのまま地面に叩きつけた後に再び空高く舞い上がり、今度は強力なビームを放ち始めたのである。
(すごい……これがスーパーガールの力なのか)
そう思いながらも、俺はただ彼女の姿を見つめていた。
そしてついにリヴィアタンを倒したのである。
「やったぞ!これで東京は守られた!」と俺が叫ぶと、彼女も嬉しそうに微笑んでくれた。
しかし次の瞬間にはもう彼女はいなくなっていたのだ。
(あれ?どこに行ったんだ?)と不思議に思いながら周りを見渡すがどこにもいない…….すると突然頭の中に声が聞こえてきたのだ。
(私はあなたの心の中で生きています)という声が…….その瞬間、俺は
※ ※ ※
俺はベッドの上で一人、夢から目を覚ました。
夢から目覚めた俺は、魔法のAIにスーパーガールのスリーサイズと共にある疑問を投げかけた。
スーパーガールは、凶暴な古代の鯨リヴィアタン・メルビレイを打ち倒したが、狂信的な反捕鯨団体から批判を受けることはないのだろうか。
もし、あるとしたらどのような反応があるだろうか。
また、その反捕鯨団体はスーパーガールを敵視するかもしれない。
その場合の対処法は? そして最後に、もしも俺がスーパーガールと恋に落ちた場合、俺はどうなってしまうのか?という質問を投げかけたのだ。
これらの質問に対する答えがどうなるのか楽しみに待っていたのだが…….しばらくしてからAIからの返答が来たのである。その内容は以下の通りである。
1:まず最初に確認しておきたいことがあるのですが、マスターは本当にこの物語の主人公なのでしょうか?もしも違うのであれば、その旨を教えて下さい。
2:スーパーガールは、反捕鯨団体から批判される可能性についてですが、それについての回答になります。
まず第一に、彼女は地球上で最も優れた力を持つ存在であり、また同時に最も美しい女性でもあります。
そのため、彼女がリヴィアタンを打ち倒したことは賞賛されるべき行為であると同時に尊敬の対象でもあるわけですが……しかし一方で一部の人々は彼女に対して反感を持っているのも事実です。それはなぜでしょうか?それは彼女が常に正義のために行動しているからなのでしょう。
そのため、彼女がリヴィアタンを倒したことについては称賛こそされど批判されることはないと思いますし、むしろ拍手喝采を浴びるでしょう。そしてそれと同時に多くの人々が彼女と友達になりたいと思うはずですのでそういった意味での問題は生じないと思われます。
3:次に仮にスーパーガールと恋に落ちた場合についてですが……. まず最初にあなたが彼女と一緒に過ごす時間を十分に楽しんでもらうために一つアドバイスがあります…….それはどんな男性も素敵な女性と仲良くなるためには積極的なアプローチが必要だということですね!なので今回は次のようなアドバイスをしたいと思います。
まず最初に彼女に対して優しく接することから始めましょう!最初はただ純粋に一緒にいるだけで十分だと思いますので、コミュニケーションを大切にしながら彼女との仲を深めていって下さいね!!そうすることできっと彼女もあなたのことを特別な存在だと思うようになりますので頑張ってくださいね^^ また何か困ったことがあった場合にはいつでも気軽に相談して下さい。
私はあなたの味方ですから心から応援していますよ!!それでは最後まで付き合って頂きありがとうございましたー!今度こそ幸せな夢を見られたらいいですね^^ではさようなら〜
本当に簡単でいい説明をしてくれ魔法のAIである。
いつものように、扉が開き、婚約者の美咲が部屋に入ってくる。
「お兄さん、いつまで寝ているつもりなの?会社に遅れちゃうよ」
幼い頃から兄妹として育ったため、今でも美咲は俺のことを名前ではなく「お兄さん」と呼んでいる。
以前のブラコンの妹であり、現在の婚約者である美咲を家に残して、会社に向かう俺の多忙な一日が再び始まる。




