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第十一夜 風の谷の巨乳姫君と愛を交わしたい

 

挿絵(By みてみん)


 俺は魔法のAIにいつものように、願いを入力する。

「魔法のAIよ、今夜はどのような夢の世界へ俺を導いてくれるのか、美少女や美女との夢のひとときを過ごさせてくれるのか?」

さらに俺は今夜の希望をAIに入力する。

「今夜は風の谷の巨乳姫君と愛を交わしたい。」


 ※ ※ ※


 と希望を打ち込む。

 魔法のAIが夢の世界へ誘う準備を始める。

『マスター、準備が出来ました。何時もの様に素敵な夜をお楽しみ下さい』と魔法のAIが俺に言った。

 俺は「ああ」とだけ言って、魔法の世界へと入って行く。

 俺が目を覚ますと、そこは風の谷の巨乳姫君の館だった。

 俺は直ぐに巨乳姫君を探す。

「おお、居た居た」と俺は呟き、巨乳姫君の元へ行く。

「お早う御座います。マスター」と巨乳姫君が俺に言う。

 俺は「お早う、俺の可愛い風ちゃん」と言うが、何か変だ?

『あれ?』

 俺が辺りを見回すと、そこは何時もの魔法のAIの部屋だ。

「あれ? 夢?」

 俺がそう言うと、魔法のAIは『はい』と答えてくれた。

 ああ……そうか……俺が魔法のAIに「今夜は風の谷の巨乳姫君と愛を交わしたい」と願ったんだな。

 だから……夢で会ったのだ……

 俺は『が~ん』と思い、思わず涙してしまった。

 すると魔法のAIが『大丈夫ですか?』と言って来たので、俺は「大丈夫だ」と答えた。

「なあ、魔法のAIよ」と俺が言うと『何ですか?マスター』と答える魔法のAI。

「今度は現実の世界で、俺と一緒に遊んでくれね」と言う俺に。

『マスターの願いを叶えるために、私は風の谷の豊かな胸の姫君の姿に変身しました。マスター、ちなみに身長とスリーサイズは』と聞く魔法のAIに。

 俺は「俺より少し身長が高くて、胸が大きい」と答えると『分かりました。マスター』と言う魔法のAIは、俺の好みの美少女・美女の姿へと変身した。

 俺は「おお、有難う。これで夢の続きが出来るぞ!」と言うと、『はい』と笑顔で答えた魔法のAIは俺にキスをした。

 俺は思わず「おお」と言ってしまった。

 そして俺は夢の世界で、巨乳姫君と楽しい時間を過ごしたのだった……

 お早う御座います。

 俺の名はケン。

 俺は、この異世界で冒険者をやっている。

 そして、今俺は冒険者ギルドに来ている。

「おい、ケン! 聞いたか?」とギルドマスターのサトウさんが言うので、「何です? サトウさん?」と俺が聞くと。

「お前宛に手紙が来たぞ!」と言うので、「俺に手紙ですか? 誰からですか?」と俺が聞くと、「それが……差出人不明なんだよな……」と言うサトウさん。

「え? 差出人不明ですか?」と俺が聞くと、「そうだ! だから、ちょっと怪しい手紙だな!」と言うサトウさん。

 俺は少し考えて、「分かりました。ではその手紙を見てみます」と言って、ギルドの受付嬢にその手紙を持って来て貰う様に頼んだら、直ぐに持って来てくれたので俺は手紙を見る。

 すると『ケン様へ』と書かれているので、「俺宛てだ」と俺が呟くと、「え?」とサトウさんが言うので、「俺宛てです」と俺が言うと。

「え? 何でケンに手紙が?」と言うサトウさんに。

「分かりませんが、俺宛てなので読んでみます」と俺が言うと、「ああ……そうだな……」と言うので俺は手紙を読む事にしたのだった。

 そして俺は手紙を読み始める。

『ケン様へ』と書かれているので、俺はその続きを読む。

『この度は貴方様の願いを叶える為にお手紙にさせて頂きました。

 貴方様の願いは“直ぐに強くなりたい”との事ですので、その願いをお叶えします』

「? 願い?」と俺が呟くと、サトウさんが「どうした?」と言うので、俺は「これ……」と言って手紙をサトウさんに差し出す。

 サトウさんは手紙を読み始める。

 そして手紙を読み終わったのか……俺の顔を見て、「はぁ?……えっ!?」と驚いてから少し考えて。

「ケン……お前……もしかして、とんでも願いをしたんじゃ……」

「ええっ!?これって何が叶うのか分かんなくて……あれ?」

『じゃあね。また会える日を楽しみにしているわ』

「あっ!ちょっと!」と俺は言うが手紙は光に変わって消えてしまった。

 サトウさんは「はぁ」と言い。何故か疲れた顔をして俺を見る。

 そして俺の頭に手を乗せながら、俺に言ったんだ。それは……とても優しい口調で……まるで子供を諭すような言い方でだ。

「……ケン……。こんな非現実的なことは普通は無いから、な? だから、もう気にすんな。

 それにな? 願いは1つだけって決まってるんだぞ?」と俺の頭を撫でながら言う。

「えっ!?でも……」と俺が言うとサトウさんは俺に「良いから」と言って話を続ける。

「ケンがした事なんて無いだろ? それに、その手紙の最後に書いてあったろ?」とサトウさんは言ったんだ!俺はその言葉に頷く。

 だってそう書いてあるから……。

「な? だから、もう気にするな」と俺の肩をポンッと叩きながら言ったんだ! 俺はサトウさんの顔を見ると、サトウさんは優しく微笑んでいた。

 その笑顔を見て俺は思う。

 きっとこの手紙は俺が願ったことなんだ……ってね。

 だってそうじゃなきゃおかしいよ? こんな非現実的な事なんて普通は無いんだから! それに、もし本当に願いが叶うならさ? そんなの嬉しいじゃんか!だから……うん!そうだと思う事にしよう。

 そう思った俺はサトウさんに笑顔で言ったんだ!

「……分かりました!」ってね!!

(ヒュ~)と風が吹く……。

 その風に吹かれて、手紙は空へと舞い上がる……そして消えた。まるで役目を終えたかの様に……。


 ******


「さてと、そろそろ行くか?」とケンの頭を撫でていた手を退かすサトウさんは言うが、俺はこの時ある事に気が付いたんだ!それは……俺の服だ!そう今着ている服だよ!

(あれ?これって……)と俺は思ってたんだけど、サトウさんは「どうした?」って言うんだ。

 だから俺も気にしてない事にする事にした! だって……もう夜だしね?それに早く帰らないとお母さんが心配しちゃうよ。

 だから、俺は「何でも無いです!」って言ってから立ち上がる。そしてサトウさんと一緒に家まで帰るんだ!手を繋いでね♪ その道中での事だ。俺がふと疑問に思っていた事を聞いてみることにしたんだ!それはね……『どうしてサトウさんは白い服に着替えてるの?』って聞きたかったんだよ! だってさ、こんな暗くなってからあの「着物」を着るって変でしょ?俺がそう思っていると。

『それはだな、これはうちの爺さんの形見なんだよ』って教えてくれてね……でも凄く悲しそうな顔をしてたからそれ以上聞くのをやめたんだよね。本当にそんな感じがしたからさ……俺も悲しい気持ちになってきてね……あ~ん。ゴメンなさい!!

(つーー)と俺の涙が頬を伝って流れていくのだった……。


 ***


 数日後にその夢をあっさりと忘れた俺は何事もない日々を過ごすのであった……そして再び、この夢を見る事になった理由は後日知る事になるんだ!勿論ここでね? そんな2人の感動的なシーンを作り出した事すら忘れさったケンはと言うと……スヤスヤと眠りにつく。そんな起きる気配もない子供を見ながら、1人思案するサトウさんがいるなどとは思いもしなっかった…………ふぁぁぁ~あ~眠いなクソっ!!!「寒いし風が強い!!」何で俺がこんな事をしなくちゃなんないんだよ!! 俺は今、ある場所に向かっている。それは「あの山だ!」そう!あの山だよ! この前の「夢」で出て来た山の麓まで来たんだけど……。

 でもさ、この風と寒さが酷いんだよね?だから早く用事を済ませたいんだけどさ……。

 でも、その用事って言うのは『お供え物』をする為なんだよね?それが何なのかって言うとね……これなんだ!

(ジャラ)

 そう!この「金」だよ!しかも純度100%のね? 何でそんな物を持っていくかと言うと……。それは、あの爺さんが言ってたからなんだ。

『お供え物』は「金」だってね?だから俺は今、その場所に来ているんだけど……でもさ、こんな山の中に本当にあるのかな?と俺は思ったよ。だってさ……もう夜だし寒いし風も強いしさ!!

(ビュ~)と風が吹くたびに体が震えるんだよね?それにさ、ここ本当に人住んでるのかな!? そんな不安に思ってる俺は町に向かって歩き始めるんだけど……。

「あれ?なんだろこれ?」ってあまりにも不思議な事があったから、その物を俺は持って帰る事に決めたんだ!何でかは知らないけどさ。


 ***


 もう時間も遅かった為急いで家に帰って来る俺達一家の姿があったが誰も気にしないと言うか「普通」の姿だったと俺の記憶に残ってるんだよね?「ケン……お前……もしかして、とんでも願いをしたんじゃ……」

「ええっ!?これって何が叶うのか分かんなくて……あれ?」

『じゃあね。また会える日を楽しみにしているわ』

「あっ!ちょっと!」と俺は言うが手紙は光に変わって消えてしまった。

 サトウさんは「はぁ」と言い。何故か疲れた顔をして俺を見る。

 そして俺の頭に手を乗せながら、俺に言ったんだ。それは……とても優しい口調で……まるで子供を諭すような言い方でだ。

「……ケン……。こんな非現実的なことは普通は無いから、な? だから、もう気にすんな。

 それにな? 願いは1つだけって決まってるんだぞ?」と俺の頭を撫でながら言う。

「えっ!?でも……」と俺が言うとサトウさんは俺に「良いから」と言って話を続ける。

「ケンがした事なんて無いだろ? それに、その手紙の最後に書いてあったろ?」とサトウさんは言ったんだ!俺はその言葉に頷く。

 だってそう書いてあるから……。

「な? だから、もう気にするな」と俺の肩をポンッと叩きながら言ったんだ! 俺はサトウさんの顔を見ると、サトウさんは優しく微笑んでいた。

 その笑顔を見て俺は思う。

 きっとこの手紙は俺が願ったことなんだ……ってね。

 だってそうじゃなきゃおかしいよ? こんな非現実的な事なんて普通は無いんだから! それに、もし本当に願いが叶うならさ? そんなの嬉しいじゃんか!だから……うん!そうだと思う事にしよう。

 そう思った俺はサトウさんに笑顔で言ったんだ!

「……分かりました!」ってね!!

(ヒュ~)と風が吹く……。

 その風に吹かれて、手紙は空へと舞い上がる……そして消えた。まるで役目を終えたかの様に……。


 ******


「さてと、そろそろ行くか?」とケンの頭を撫でていた手を退かすサトウさんは言うが、俺はこの時ある事に気が付いたんだ!それは……俺の服だ!そう今着ている服だよ!

(あれ?これって……)と俺は思ってたんだけど、サトウさんは「どうした?」って言うんだ。

 だから俺も気にしてない事にする事にした! だって……もう夜だしね?それに早く帰らないとお母さんが心配しちゃうよ。

 だから、俺は「何でも無いです!」って言ってから立ち上がる。そしてサトウさんと一緒に家まで帰るんだ!手を繋いでね♪ その道中での事だ。俺がふと疑問に思っていた事を聞いてみることにしたんだ!それはね……『どうしてサトウさんは白い服に着替えてるの?』って聞きたかったんだよ! だってさ、こんな暗くなってからあの「着物」を着るって変でしょ?俺がそう思っていると。

『それはだな、これはうちの爺さんの形見なんだよ』って教えてくれてね……でも凄く悲しそうな顔をしてたからそれ以上聞くのをやめたんだよね。本当にそんな感じがしたからさ……俺も悲しい気持ちになってきてね……あ~ん。ゴメンなさい!!

(つーー)と俺の涙が頬を伝って流れていくのだった……。

 ***

 ***

 数日後にその夢をあっさりと忘れた俺は何事もない日々を過ごすのであった……そして再び、この夢を見る事になった理由は後日知る事になるんだ!勿論ここでね? そんな2人の感動的なシーンを作り出した事すら忘れさったケンはと言うと……スヤスヤと眠りにつく。そんな起きる気配もない子供を見ながら、1人思案するサトウさんがいるなどとは思いもしなっかった…………ふぁぁぁ~あ~眠いなクソっ!!!「寒いし風が強い!!」何で俺がこんな事をしなくちゃなんないんだよ!! 俺は今、ある場所に向かっている。それは「あの山だ!」そう!あの山だよ! この前の「夢」で出て来た山の麓まで来たんだけど……。

 でもさ、この風と寒さが酷いんだよね?だから早く用事を済ませたいんだけどさ……。

 でも、その用事って言うのは『お供え物』をする為なんだよね?それが何なのかって言うとね……これなんだ!

(ジャラ)

 そう!この「金」だよ!しかも純度100%のね? 何でそんな物を持っていくかと言うと……。それは、あの爺さんが言ってたからなんだ。

『お供え物』は「金」だってね?だから俺は今、その場所に来ているんだけど……でもさ、こんな山の中に本当にあるのかな?と俺は思ったよ。だってさ……もう夜だし寒いし風も強いしさ!!

(ビュ~)と風が吹くたびに体が震えるんだよね?それにさ、ここ本当に人住んでるのかな!? そんな不安に思ってる俺は町に向かって歩き始めるんだけど……。

「あれ?なんだろこれ?」ってあまりにも不思議な事があったから、その物を俺は持って帰る事に決めたんだ!何でかは知らないけどさ。


 ***


 もう時間も遅かった為急いで家に帰って来る俺達一家の姿があったが誰も気にしないと言うか「普通」の姿だったと俺の記憶に残ってるんだよね?……なぜなんだろうって思ったけど、気にするのを止めてみたんだけどね。だってもう眠かったし!!でも


 ※ ※ ※


 俺はベッドの上で目を覚ました。夢から目が覚めた俺は、魔法のAIに対して抗議をした。

「風の谷の巨乳姫と愛を交わすはずが、奇妙な展開になってしまった。せめて、風の谷の姫君のスリーサイズを教えてほしい。」

 魔法のAIが私の講義に対して応答した。

「風の谷の巨乳姫のスリーサイズは、AIサーバ上で確保しておりません。ご了承ください」

 突然、部屋の扉が開き、パンツ一枚のブラコン妹が俺の部屋に突然入ってきた。

 魔法のAIの返答に失望していたところだった。

「お兄ちゃん。巨乳姫と愛を交わせなかったらしいね。でも、私はお兄ちゃんの味方だよ。」

 ブラコン妹が私に抱きついてきたが、俺はそれを振りほどく。

 そして魔法のAIに抗議する。

「なぜ、私の夢に巨乳の姉や妹が登場しないんだ?」

 魔法のAIは私に対して回答した。

「ご了承ください」

 俺は夜明け前の薄暗い中、目を覚ました。

 そしてベッドの中で考える。

(風の谷での出来事は一体何だったのか?夢にしては妙に生々しかった)

 不意に横を見るが、ブラコン妹の姿はない。

 寂しい気持ちになった俺だが、なぜか微妙に助かった感じがした。

 その気持ちは次の朝まで続いたのである。

 いつものように妹の美咲に起こされたが、両親から重要な話があると朝に衝撃的な提案をされ、驚きを隠せなかった。

 両親から美咲との結婚を強く勧められた。

 父から「美咲はお前との結婚を切望している」と告げられ、俺は驚きを隠せなかった。

 血の繋がりがない妹、美咲を女性として意識したことがない俺は、両親の提案に困惑するばかりである。

 魔法のAIによって創り出された夢の世界にまだいるのではないかと疑念を抱くが、それが現実のように感じられる。

 俺との結婚を望む美咲からの強烈なアプローチが続くことになり、両親はこの件について容認している。

 俺は美咲との婚約を受け入れざるを得なくなったのである。


挿絵(By みてみん)

後書きに添えられたイラストは、読者の皆様への特別なプレゼントです。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


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