第1日目:ゼロから始めるnew.world - AAA級ゲーム開発への挑戦
作品に感心したり、次の展開を待ち望んでいる方は、ブックマークや評価をしていただけると幸いです。
作品に魅力を感じなかった方も、お手数ですが評価でご感想をお聞かせください。
こんにちは、蒼井 蓮です。28歳のフリーランスゲームプログラマーとして活動しています。今日から「ゼロから始めるnew.world - AAA級ゲーム開発への道」というブログシリーズを始めることにしました。このブログでは、私がnew.worldというプラットフォームを使って、最終的にはAAA級のゲームを開発するまでの道のりを記録していきます。
なぜnew.world?
私はこれまでUnityやUnreal Engineを使ってインディーズゲームを作ってきました。しかし、最近知ったnew.worldという新しいプラットフォームに興味を持ち、これを使って新たな挑戦をしてみることにしました。
new.worldの特徴は、ブラウザ上で直接コーディングができ、高度なAIアシスタント「Bolt」が常に開発をサポートしてくれること。これまでのゲームエンジンとは異なるアプローチですが、Webベースの開発環境とAIサポートという新しい可能性に惹かれました。特に、リアルタイムでコードの問題を指摘してくれたり、複雑な実装のアイデアを提案してくれたりする機能は、一人で開発を進める私にとって心強い味方になりそうです。
第1日目の目標
今日はまず、new.worldの基本的な使い方を理解し、簡単なプロジェクトをセットアップすることが目標です。将来的にはWebGLやWebGPUを活用したブラウザゲームから始めて、段階的に複雑さを増していく予定です。
new.worldでの最初の一歩
new.worldにアクセスして最初に感じたのは、そのシンプルさです。従来のIDEと異なり、ブラウザ上で動作するため、インストールや複雑な設定が不要。すぐにコーディングを始められるのは大きな利点です。
最初のプロジェクトとして、シンプルな2Dキャンバスを使ったゲームの基盤を作ることにしました。HTMLとJavaScriptを使った基本的な環境ですが、ここから徐々に発展させていく予定です。
// game.js - 最初の一歩
class Game {
constructor(canvasId) {
this.canvas = document.getElementById(canvasId);
this.ctx = this.canvas.getContext('2d');
this.entities = [];
this.isRunning = false;
}
start() {
this.isRunning = true;
this.gameLoop();
}
gameLoop() {
if (!this.isRunning) return;
// クリア
this.ctx.clearRect(0, 0, this.canvas.width, this.canvas.height);
// 更新と描画
this.update();
this.render();
// 次のフレーム
requestAnimationFrame(() => this.gameLoop());
}
update() {
// ゲームロジックの更新
for (const entity of this.entities) {
entity.update();
}
}
render() {
// エンティティの描画
for (const entity of this.entities) {
entity.render(this.ctx);
}
}
addEntity(entity) {
this.entities.push(entity);
}
}
これは非常にシンプルなゲームループの実装ですが、ここからすべてが始まります。エンティティの追加、衝突判定、入力処理など、徐々に機能を追加していく予定です。
今日の発見と学び
new.worldを使った最初の日で特に印象的だったのは、AIアシスタントの「Bolt」の存在感です。コードを書いている途中で、より効率的な実装方法を提案してくれたり、潜在的なバグを指摘してくれたりします。例えば、上記のコードを書いているときに、requestAnimationFrameのこのようなバインディングパターンについて、アロー関数を使うことでthisの問題を回避できるという提案をしてくれました。
また、WebAPIの最新情報やベストプラクティスについても教えてくれるので、常に最新の知識でコーディングできるのは大きなメリットです。
今後の計画
このシリーズでは、以下のステップでAAA級ゲーム開発に挑戦していきます:
基礎段階: JavaScriptとHTML5 Canvasを使った2Dゲーム開発
発展段階: Three.jsを導入した3D表現への移行
最適化段階: WebGLとシェーダーによるグラフィック強化
高度化段階: WebGPUを活用した最新グラフィック技術の導入
完成段階: 大規模ゲームシステムの統合とパフォーマンス最適化
明日は、今日作った基本的なゲームループに、プレイヤーキャラクターの実装とシンプルな物理エンジンの基盤を追加する予定です。
まとめと感想
初日としては、new.worldの使い方を理解し、最初のコードを書くことができたので満足しています。UnityやUnreal Engineとは異なるアプローチですが、Webベースのゲーム開発には独自の魅力があります。特に、どこからでもアクセスできる点と、AIアシスタントのサポートは大きな利点です。
これまでのゲーム開発経験を活かしつつ、新しい技術や手法も積極的に取り入れていきたいと思います。最終的にはAAA級のクオリティを目指していますが、一歩一歩着実に進んでいくことが大切だと感じています。
最後に、このブログを読んでくださっている皆さんに質問です。new.worldやブラウザベースのゲーム開発に関して、特に知りたいことや興味がある分野はありますか?コメントでぜひ教えてください。次回以降のブログでそのトピックについても触れていきたいと思います。
明日もまた、新たな発見と挑戦の記録をお届けします。それでは!
蒼井 蓮