表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/32

第一話『戦巫女と不幸な彼女』3

  ★???★

 体中に満たされる膨大な魔力。

 それにより今まで感じた事がないほどの力がみなぎるのを感じ、影狼は高まり、一気に増えた『分裂体』と共に一斉に遠吠えをした。


  ★相島★

 遠くから物凄い数の遠吠えが聞こえる。

 急いでたからヘルメットはしていないけど、走ってる最中なのに聞えるって事は………とんでもない音量のはずなんだけど………町の方に何の変化も起きていなかった。

 深夜だから寝ている人がほとんど何だと思うけど………それにしては反応が無さ過ぎるし………何なこれ………夢?……そんなわけないか……だって、もう痛みは引いたけど、あの痛みは本物だったし………。

 「次の十字路を右に曲がって!」

 大声で私に行先を指示する女の子。

 私はその指示に素直に従いながら、

 「どこに向かってるの!?」

 「あの影狼を倒せる場所よ!」

 質問すると女の子は律儀に答えてくれた。

 「影狼?」

 「あの黒い狼の事!!」

 「……ねえ、あれっていったい何なの!?」

 「知らないの!?そんなに膨大な魔力を持ってるのに?」

 「魔力?魔力って魔法とかそう言うの?」

 「そう言うのだけど………お姉さん。本当に何も知らないの?」

 「えっと……知らないっと思う」


  ★ヒロイン★

 どう言う事?本当にこのお姉さん何も知らないみたいだし………これだけ膨大な魔力を持っていながら、今の今まで『こっち側に関わってこれずに済んでるなんて……ありえるの?今回みたいに、その魔力のせいで結界内に入っちゃったり……とか………運が良いのか悪いのか………

 私は周囲を警戒しながらお姉さんの言葉の真偽を考えていた。

 ……でも……考えて見れば、共鳴率を上げるまでお姉さんの魔力を一切感じなかった………これってとんでもない『隠匿性』を持ってるって事だよね………なら一般人のままでいられたのは………納得出来る事かな?

 そう結論に至っ時、後ろから無数の気配……殺気を感じた。


  ★相島★

 「お姉さん!もっとスピードを上げて!!」

 不意に黙った女の子が、また不意に大声を上げた。

 「ここま町中だよ。そんなにスピードは………」

 って言った時、バイクの横を何か並走し始めた。

 釣られて視線を向けると………そこには物凄い数のもの影狼が!

 何で!狼だからってバイクの速度に追いつけるはずが!?

 「お姉さん!」

 耳元で再び大声で呼ばれ、私ははっとして、バイクのスピードを上げた。


  ★ヒロイン★

 ………仕方ない……

 「お姉さんバイクの運転上手いよね」

 「え?あ!うん……国際A級ライセンス持ってるからね」

 うわぉ!何この人!そんな物を持ってながら、何であんな公園に一人でいるわけ?………って、今はそんな事とに驚いている場合じゃないや……とりあえず、それだけの技量があるなら、

 「じゃあ、私が多少暴れても平気よね?」

 「ちょ!何をする気!」

 「決まってるでしょ?」

 私が視線を影狼に向けると、影狼の大群が徐々にバイク近付き始めてる。

 「あれを倒しながら進むの!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ