登場人物紹介
主要人物が揃ったので人物紹介を作りました。
毛並の確認にお使いください。
◇アルマ・モリメント◇
田舎の村出身の少女。
働き者の素朴な子。
モリメントの姓は村の名前から。
母親が病気になったために快癒祈願に訪れていた大社で捕まり、闇牢へ入れられる。
どうやら獣たちを癒す不思議な手を持っているらしい……。
◇スヴェントヴィト(シマルグル)◇
とても大きな獣。
神獣とも言われていて草木の香りがする。
闇神に囚われ、その姿を見ることはできない。
アルマ曰く「とってももふもふで手足もしっぽも気持ちが良い。特に腹毛がふわふわで最高」。
甘えたがりの淋しがりで、アルマにくっついて離れない。
◇ロランド皇子◇
闇に愛された皇子。闇神の闇を見通せる。
いつも血の臭いを漂わせている。
本人曰く「人殺しくらいしかすることがない暇人」。
アルマ曰く「体が大きくて頭がツンツンした変な人」。
世間曰く「神に愛されし美しき皇子」。
◇エルマン神官◇
ロランド同様、闇に愛された神官。辺境伯の次男坊。
論理を愛しながら矛盾している屁理屈野郎。堅物。
本人曰く「好きな仕事だけして生きたいのに、獣どものせいで落ち着かない常識人」。
アルマ曰く「最初は本当に酷かったけど、最近は色々気を使ってくれる変な人。いつも氷嚢の音をさせている」。
世間曰く「神に愛されし秀麗なる神官」。
◇モコシ◇
スヴェントヴィトの眷属。
神獣とも言われていて大地の香りがする。
トンネル暮らしが長い。長い爪で地面を掘り進む。単純。
アルマ曰く「毛がみっちりしていて少ししっとり。耳はあるけど出っ張っていない」。
◇パトリムパス◇
スヴェントヴィトの眷属。
神獣とも言われていて花の香りがする。
手のひらに載るほどの小ささで天井に潜む。大人な性格で妖艶な女性の声を出す。
アルマ曰く「短く生えそろった毛は極上の布のよう。つるつるのしっぽがせわしなく動いている」。
◇ババディガン◇
スヴェントヴィトの眷属。
神獣とも言われていて草の香りがする。
背中がハリ状の毛で性格もツンツン。
アルマ曰く「気を抜くとトゲが柔らかくなる。腹毛は短くて手足が小さい」。