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最強日本異世界へ  作者: お酒は二十歳になってから
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第五話

お待たせしました。続きどうぞ

空母大鳳 9月17日 15時

CLC

「司令、まもなく目的の島々が見えてきます。」

「…そろそろだな、万事作戦通りいくぞ。第三艦隊各艦に連絡、作戦用UAVを発艦せよ。」

「この艦も発艦させるぞ甲板員に連絡UAV発艦準備。」


空母 瑞鳳

CLC

「艦長、旗艦大鳳よりUAVを発艦せよと連絡がきました。」

「UAV発艦準備、三機とも異常がないか入念に確認せよ。」


重原子力ミサイル巡洋艦 雲龍


重原子力ミサイル巡洋艦は冷戦時にできた艦種である。当時ソ連が保有していたキーロフ級重原子力ミサイル巡洋艦に対抗してつくられた。

前級の利根型ではキーロフ級に対抗できないとして本級が生まれた。が、当時大和型戦艦改造計画が持ち上がっており雲龍型は計画の11隻から半数の6隻にとどまった。次級の紀伊型もまた大和型戦艦改造計画に阻まれ3隻にとどまった。そのため雲龍型はいまだに現役だが大和型戦艦5隻の改造が次々終わると同時にほぼ役目をゆずる形で退役が決まった。

この任務が終わったと同時に退役する予定だ。


CLC

「UAV発艦準備。」


イージス巡洋艦 金剛型 六番艦 土佐

CLC

「UAV発艦を開始せよ。」


第三護衛艦隊

ヘリ空母 天城型 一番艦 天城

「司令、第三艦隊が作戦の第一段階を開始しました。」

「…そうか、あの艦の様子はどうなっている?」

「はい、段々接近してきてます。このままですと19時頃に接触します。」

「……いったいなにが目的だ……信濃。」


第一水陸両用戦隊

揚陸指揮艦 大淀

CLC

「司令、第三艦隊が作戦を初めました。」

「うまくいけば、明日中にはいけるな。中隊長以上を大淀に集めろ18時30分よりミーティングをおこなう。」


白い館 18時


夕やけが差し込む執務室のわ中で伊部首相は椅子に腰掛けながら何もないところを見ていた。

(今頃は島々を偵察している頃だろう。明日の昼頃には第二次派遣隊が出発する。なんにせよ、賽は投げられた もう後戻りはできん。)

伊部は一人腹をくくっていた。がそこに予想もしなかったことが起こった。

「失礼します。首相、 カクカク・シカジカ。」

それを聞いた伊部首相がまず最初に思い、言ったことは…

「はぁーーーーーーーー?!?!」


ペンタゴン 17時30分


伊部が予想外の報告で頭をかかえるより少し前、

後藤准将はやはり頭をかかえていた。

「なんでこうなった。」

時はさらにさかのぼる。


~~~~~回想~~~~~~~

「司令、戦艦信濃が第三艦隊を追いかける模様です。」

(はぁ~、まったくなにをやってるんだあの艦は)

戦艦信濃は大和型戦艦5隻のうちの三番艦である。

史上最強の戦艦と名高い戦艦の一隻である。

艦長もまた素晴らしい人が乗るものと思うのが普通である。事実艦長は非常に優秀な人物……だった。

(まったくなんでこうなったんだ…。)

「信濃と通信を開け、ここに繋げてくれ。」

通信はすぐに繋がった。

「ハァ~~~イ、後藤くん元気してた?」

若々しい声が後藤の耳を貫く。そんな声に後藤は素直な感想をだく

(なんともビッチな声だな。)

「……後藤くんなんか失礼なこと考えたでしょう。」

「…気のせいだろう。」

軽くスルーして後藤は言葉をつなげる。

「そんなことより、今すぐ帰ってこい。」

「いやよ。私は輝に会いに行くんだから。」

「そんな私事に大和型戦艦勝手に動かさないでください。軍法会議ものですよ。」

「べーつにークビならそれでいいわよ。」

「おまえはそうかもしれないがアイツはどうなんだよ。」

「……それで?」

「直ちに母港に帰投もしくは真珠湾に戻ってください。」

「…しょうがないな~。」

(ようやくか。)が後藤の淡い期待は裏切られる。

「こういうことやりたくなかったけど……しょうがないよね~。去年の夏、ハワイで会議の後、あなたあそこに行ったんだよね~しかも何度も。」

(な、!!! なんで、ばかななぜそんなことこいつが知ってるんだ?)

「これを~雪中佐に~ばらしたら~どうなるかな~。」

(……殺される……いかん、それだけは阻止だ。)

「…信濃大佐。このことは穏便に。」

「わかった。じゃ後よろしくお願いしま~す。」

ピップープー

(うぉーーーーーーあのクソビッチやってくれたな。)「くそ。」

なんにせよ信濃は行ってしまう。この落とし前どうつけよう。


~~~~~~回想終わり~~~~~~~~


後藤が頭をかかえていると

「……失礼します。」

(この声は雪中佐…!)

ガチァ

「後藤准将、例の書類をお持ちしました。」

「あ、ああ…。」

(だ、大丈夫だよな。)後藤は内心ひやひやしていた。が、今は努めて冷静をつくった。

「では、本官はこれで…」

(よし、よかった。まだばれてないさてどうやってあの情報を葬ろうか。)

「ああ、長順さん?」

「え、な、なに?」後藤は下の名前で呼ばれ動揺する。いつの間にか距離が近い。

「去年の夏、ハワイで会議の後、おたのしみでしたか?」

(……………はぁッ!!)

「ねぇ、なんで?なんで私がいるのにそんなところ行くの?」

先程とは変わり目に光がない。

後藤は逃げようとする。

「ああ、そうだ信濃が行ってしまうことを報告しなければ。」がそれは無駄になる。

「私がしました。」 一歩つめる。

「………例のことを報」

「私がしました。」 一歩つめる。

「………………伊部首相に呼ばれて…」

「嘘ですよね。」 ガシッ…つかまれた。

「た、助けアム、ムグー。」

「人払いしました。」口を塞がれ押し倒される。

「………………」

「ふふ、お仕置きが必要ねぇ。」いつの間にかロープで縛られた。

「ムグググーー(助けてーーー)」


後日、後藤准将は腰を痛める。雪中佐は艶々していた。






































































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