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寒村の図書館  作者: デョ
11/15

俺は悪くない!! 全部人間が悪いんだ!!

一人目の首さはね飛ばす。

(わり)()は…」


二人目さ袈裟懸けに切る。


(ドタマ)に…」

「ヒッ!」

悲鳴さ上げようとした三人目は逆袈裟に。


「斧さ…」


背中さ向けた奴は肩からバッサリ。


「プレゼントだあ!」


駆け出す奴らの片方を後ろから唐竹に割る。


最後の一人がその隙に逃げ出す。


()がさねえ」


(わり)()はみぃんなお仕置きだぁ。


………………………………


組長の首が転がり俺達全員呆気にとられる。


悲鳴を上げる間もなく二人目が転校生に切られる。

「ヒッ!」


三人目がパニックで悲鳴を上げると同時に切られる。


その隙に俺と残った一人が駆け出す。


俺の方が僅かに早く、それが命運を分けた。


後ろからびちゃりと生暖かい物がかかる。


ケタケタと響く笑い声。


ひたすら走る。


いったい俺達が何をしたっていうんだ!

殺されるような事なんてしてねえぞ!


どこをどう走ったかなんて覚えてない。


気がつくと目の前に警察の集団。


その中に転がりこむとそのまま意識を手放した。

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