第七話 帰還
更新遅れてすいません><
勇太ver
・・・目が覚めたらそこは見覚えのある景色・・・
「・・・いてて・・・確か俺は工場で戦って・・・」
そう、俺はMENOと戦ったんだ。ピーチと共に・・・
そう思って辺りを見回してもいるのは自分だけ
「あれ・・・ピーチは・・・」
そう思った瞬間
「勇太~おかえり~」
そう言ってアリスが抱きついてきた。
「・・・・いてぇなゴルァ!!」
「あ・・・雄太がキレた・・・怖いよ~」
聞いてるこっちもわかるぐらいの棒読みでアリスは部屋の外に飛び出し入ってきた巨体の男の後ろに隠れながら戻ってきた。
「・・・どちらさまで?」
「おっと、自己紹介がまだだったな。俺はエレン・グリオネラ、特別機動班第一部隊の隊長を務めている」
「・・・青葉・・・勇太です・・・」
「ははは、君のことはこいつから聞いているよ」
そういってエレンさんが指をさしたのはアリスだった。
「あ・・・エレン、指ささないでよ!!ここにいるってばれちゃったじゃん」
そう言っているがバレバレだったということは黙っておこう。
「ところで、特別機動班の隊長がなんのようで・・・・?」
「おっと、そうだった。ボスからの命令で今日から君は特別機動班第一部隊に所属してもらうことになる」
・・・えっと、いきなりのことで頭がついいていけないがこれはどういうことだ・・・
「だから、今日から勇太はエレンの部下、これでいいでしょ♪」
また心の中を読まれてしまった。
「まぁ、そういうことになるな・・・」
エレンさんは苦笑いだったが気にしないことにした。
「・・・何でいきなり、僕はまだ入って全然たってなんですよ!!」
そういうと
「君の成長が著しかったのをボスがかなり評価していてね、もともとどこかに所属してもらうつもりだったが急遽私のもとで一緒に働くことになった。ちなみにピーチとアリスは第一部隊だ」
その話の流れで思いだした。ピーチがここにいないことに。
「それについては了解しました。そんなことよりピーチはどこですか、ここにはいないみたいですけど・・・」
・・・その場に流れる沈黙・・・
「もしかして・・・ピーチは・・・」
そう俺が言うと・・・
「非常に言いにくいんだが・・・今食堂で飯を食っている・・・」
・・・・っておい!!心配して損した!!
「うわぁ・・・ひどいつっこみ・・・」
「だぁかぁらぁ・・・人の心を読むなっていってんだろ!!」
「ははは、お前らは本当に仲がいいな。その仲の良さで第一部隊として元気にやってくれよ」
そういってエレンさんは部屋を出て行った。
「ふぅ・・・いきなりのことで驚いたが、まさかお前と同じ班だとはな・・・」
「僕も不本意だよぉ~君と同じだなんて・・・まぁ面白そうだからいいけど・・・」
「そかそか、まぁ、これからもよろしくな」
「・・・・ハハハハハハハ・・・よろしく?何言ってんのお前、僕はそういうの嫌いなんだよぉ~・・・・」
「・・・・・」
唖然とした俺に向かってアリスは続きをいった。
「とでも言うと思った?・・・ごめんごめんジョークジョーク。これからよろしくね」
「・・・あ・・・あぁ・・・」
そう言い終えると
「じゃぁ、後で詳しいことはエレンが説明しにくるからそれまで寝てな~」
「お・・・おう・・・」
「ってことで、じゃぁね~」
そういってアリスは部屋を出て行った。
俺は言われたとおり寝ることにした。
・・・・zzzzzz
~会議室~
エレンver
重い空気の中
「これから会議を始める・・・じゃぁ機動班隊長、エレンたのんだ・・・」
ボスの言葉で会議は始まった。