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Dead of BlackLand  作者: 瑠芽
勇太育成編
13/16

第十一話 戦いの唄 Ⅱ


勇太ver


特訓を開始して約一週間…


俺は武器の固定化をするため、第一段階を踏んでいた。


「今だ!!具現化を刃先に集中しろ!!」


俺は一気に刃先への集中力を高めた。


「おりゃぁぁぁぁ!!」


声とともに目の前にいた

MENOは真っ二つになった。


「次だ!!今度は弾丸に集中しろ!!」



日本刀を鞘にしまい銃を手に取った。


それと同時に放つ弾丸に集中力を集めた。


「ドン!!」


銃とは思えないほどの重たい音がし、

同時に現れたばかりのMENOも木っ端微塵になった。


「よし、それでいいぞ!!」


「ありがとうございます!!」


俺はエレンさんにお辞儀をした。


「やっぱりかてぇなぁ…まぁそこがお前のいいところだ」


そう言ってにやつくエレンさんに対し


「あ…ありがとうございます…」


「なぁに照れてんだよ。さぁ飯食ってまた特訓だ」


「はい!!」


そう言って俺とエレンさんは食堂に向かった。




???ver


「っち…数が多すぎる…」


そう言った青年は相棒に声をかける。


「クリス!!三分ほど時間を稼いでくれ!!」


そう言われた少女は


「あれをやるのね…わかったわ!!…攻撃力、全開!!」


そう言ってクリスと呼ばれた少女は相棒の青年を守りつつ、

武器である双刀を手にMENOの大群を斬り殺していった。


だいたい三分がたった位に


「グレイ…そろそろ…限界よ…」


そこにはフラフラになったクリスがいた。


「グルァァ」


チャンスだと思い飛び出してきたMENOがいた。

クリスまで後少して言うところで


「パン…」


小さな破裂音と共にMENOは粉々になった。


「遅くなったな…すまん」


そこには先ほどまでの青年とは思えないようなオーラを纏ったグレイがいた。


「ふふ…まぁ間に合ったから許すわ…後はまかせたわよ…」


そう言いクリスは壁によりかかり眠りに落ちた。


「さて、俺命名のピーチの鬼神モードをもとに作った

 俺の雷神モード…試すにはもってこいだぁぁぁぁ!!」


そう言いながらグレイは全身に雷の鎧を纏いMENOを倒していった。


「強ぇ強ぇぜ!!通常の5倍並の威力だ」


彼は本来、体の一部に雷を纏い攻撃をする戦士だったが、

今の雷神モードでは体中に雷の鎧を纏うことができる。


「はぁはぁ…鬼神モードの…ピーチが…

すぐ倒れる理由がわかったぜ…これはきついな…」


先ほどからグレイは体力に限界を感じ始めていた。


「…これで決めるぜ!!超攻撃(スーパークライシス)死放電(デススパーク)!!


それと同時に纏っていた雷の鎧が弾け飛び、全方向への無差別攻撃が繰り広がった。


「はぁ…はぁ…倒したか…」


そう言って無線を取り出し


「こちらグレイ…殲滅終了だ…」


「ジジッ…了解…今ヘリを向かわせる…」


「クリスが重傷だ…救護班も頼む」


「了解…」


そう言って無線は切れた。


まもなくヘリは到着しグレイとクリスはその地を後にした。



「ふふ…あれだけのMENOをほとんど一人で倒すとは…

 厄介だなぁ…まぁいいや、また新しいMENOでも作りに行こうかな…」



そう言って彼もこの地を後にした。



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