第十話 戦の唄 1
お久しぶりです!!たまには来なくちゃってことで・・・では本編へ
勇太ver
言われた通りに訓練室Bに行くと
「よぉ、時間通りだな」
そこにはすでにエレンさんがいた。
「お・・・おはようございます!」
「そう固くなんなって、気楽に気楽に」
そういわれて少しだけほっとした。
「よし、じゃぁ今日からお前には新しい戦い方を教えてやる」
「・・・新しい戦い方ですか・・・?」
そう聞くと、
「そうだ、武器の固定化と言ってお前の武器なら二丁拳銃の強化って感じだな」
よくわからなかった俺は
「どういう意味ですか?」
「BASEは色々な形に変えられるのは知ってるよな?」
「はい・・アリスに押しえられました」
俺がそういうと
「そうか、まぁその色々を無くして一つの武器に集中させるってことだな」
「無理にいろいろな形にさせないで一つの武器を使い込むってことですか?」
「まぁそんな感じだな、アリス以外はみんなそうしてる」
「アリス以外ですか・・・」
俺が苦笑いしながら言うと、エレンさんが
「あいつは特別なんだよ」
と言った。
「そうですか。まぁ武器の固定化についてはわかりました。
実際どうしていけばいいんですか?」
そう尋ねると
「一つの形を集中し、その適合率を高め一撃の威力を増させる」
「わかりました・・・」
そういって俺は、一つの武器の形を集中した。
「・・・」
エレンさんは少し不思議そうな顔をしていた。
「勇太、お前・・・その形は・・・」
そう聞かれたので
「前回の戦いを踏まえて俺が考えた結果です」
そこに具現化されたのは腰に取り付けられたショルダーに入った銃と
反対側の腰に鞘に入った状態の日本刀だ。
「これがおれの新しい武器です!!」