第八話 定期報告会議
お久しぶりです!!皆様は地震大丈夫ですか?私は学校にとまりましたwwまぁいい思い出になったってことで・・では本編に参ります・・・
エレンver
また俺はこの重い空気の中言わなければならないのか・・・
周りには幹部の方とボス、そして各部隊の部隊長がいる。
「エレン・・早く始めてくれ・・・」
ボスにそうせかされ、報告をする事にした。
「・・・特別機動班第一部隊、部隊長のエレンです。
今回は最近急速に増えたMENOについての報告です。
この件に関してはアリスに調査を頼んだ・・・」
そういうと所々でざわめきが起きる。
アリスの名前が出たときはいつもそうだ。
アリスの仕事はたいてい裏の作業なので、表に出る事はほとんどない。
「ゴホンッ・・・続けます・・・
この件に関してわかった事が2つほどございます。
まず1つ目は皆様が予想していた通り、
MENOは怨念の集合体でした。これが証拠です」
そう言ってエレンはモニターに映像を流した。
それに流れたのはとある刑務所。
そこには死体が積み重なっていた。
「これはアリスが撮った映像です。
ここに映っている事はすべて事実です。
さらにここの刑務所では無罪の罪人も多く殺されています。
よってここが一番MENOの出現確立が高いと思われ、
ここの監視をする事にいたしました」
そこには何分かおきに死体が流れてきて、
死体の山が形成されていった。
数分たつと死体の山から薄紫の煙が出てきて獣の形を形成し始めた。
「ここからが重要です・・・」
そうするとそこにひとつの人影がやってきた。
全身が黒に覆われていて、体中に札が貼ってある。
その人が何かを唱え始めると、MENOか急激に原型をとり始めた。
「なんだこれは!!」
「エレン君!!何かの間違えでは!?」
「ボス!!これを認めろというのですか!!馬鹿馬鹿しい・・・」
思ったとおりだ・・・会議室は罵声が飛びあっていた。
こうなる事は大方予想がついていた。
だけども現実から目をそらす事はできない、
という事で見せることにしたのだった。
「・・・黙れ!!」
ボスの一言で会議室は静まり返った。
「エレン、続けてくれ・・・」
「はい、これは偽りのない事実です。
今回出てきたこの人物は、特定危険人物「異邦者」とし
われわれの対象とします。この人物がMENO急激発生にかかわっているのは
ほぼ間違いありません。MENOの元はこれではっきりし、新たな敵を
確認する事になりました。今後は気をつけて行動するようにお願いします」
「エレンからは以上だ。今後、「異邦者」を
発見した場合はすぐに本部に連絡するように。
そして、捕まえる場合は生きたままは捕獲だ。わかったな!!」
「「「ラジャー!!」」」
納得のいかない表情のやつも何人かいたが
ボスの命令に全員が従う形になった。
「では次・・・・
・・・・・・・
後に何人かが報告をし、
さらに決まった事がある。
MENOの危険性をレベルする事だ。
LEVEL1、LEVEL2、LEVEL3
LEVEL4、LEVEL5の五段階だ。
LEVEL1、LEVEL2は二人で討伐が条件
LEVEL3、LEVEL4は実力者+αが条件
LEVEL5は班単位での討伐が条件となった。
「では、これにて定期報告会議を終了する」
こうして会議は終了した。
俺は会議の内容を伝えるために仲間たちのもとへ走った。
ちなみに、勇太の試験はLEVEL1、ピーチとの共同戦線はLEVEL3です。