表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜と少女  作者: Morisa1380


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/4

あの日と違うのは

雪景色


あの日と、同じ


ただ、違うのは


あの子の手を握っても、体温が伝わってこない、ただそれだけ


あの日、あの子を連れ帰ったのは気まぐれだった


あの日、臆することなく私に笑いかけ、私の伸ばした手を握った温かい手


初めて感じた、温かいという感覚


全てが新鮮だった


体温の感じない手、もう片方の手には一輪の花が握られている


####は細かい魔力操作が得意だった


竜月草は繊細で少しの変化でも枯れてしまう


エリクサーの原料だ


あの子に人間と関わらせたのが間違いだったのだろうか


ああ、なんでこの子が


誰よりも優しく、誰よりも強い、この子が


なんで


なんで


嗚呼、この世界は残酷だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ