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初心者キャンパーの異世界転生 スキル[キャンプ]でなんとか生きていきます。  作者: 奈輝
プロローグという名の物語。

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ソロキャンプスタート!!

何時までも椅子に座りながら富士山と小川を眺めているわけにも行けないので、とりあえず荷解きをスタートしていこうと思う。


まずはあれだな。


テント設営。


駐車場からテントサイトが近いので今回のテントはソロ用じゃなくて2人~3人用のドームテント。


実は若干の閉所恐怖症ってことに数ヶ月前に気がついた。


会社に届いた新商品のソロテントがあったので敷地内でみんなで仲良く設営。


そして順番にテントの中でゴロゴロ。


その時に初めてソロ用テントに入ったんだけど、圧迫感を急に感じて動悸息切れが…


数分間テントに入っていただけで汗ビッショリだった。


そして次は仲のいいいつもの先輩。


テントの中に入って一言。


『翔弥君のフェロモンに包まれてるわ』


そして急にテントを出るなりテント内に消臭スプレーを吹きかける先輩。


いや。汗をかいたのは確かに悪いと思うよ?


でも流石に目の前で消臭スプレーは傷つくと思うんだ…


まぁそんな感じでソロ用テントだけはダメだった。


家で何回も設営の練習をしていたお陰で特に苦労することも無く設営完了。


ペグ打ちも完璧。


多少の風なら大丈夫。


テント設営完了。椅子もOK。


キッチンの代わりのテーブルも設置。


さて。いよいよ。キャンプの醍醐味。


焚き火の準備。


ここのキャンプ場は直火禁止なので焚き火台も持ってきてるから大丈夫。


焚き火シートをひいて下の芝生を保護。


その上に焚き火台で準備は完了。


初心者キャンパーなのでマナーだけには人一倍気を付けなきゃね。


そしていよいよ焚き火のスタート。


現在の時刻は午後2時。


やっぱり初めての設置で思ったよりも時間がかかったな。


それじゃあ少し遅いけど今からご飯。


とりあえずは肉!


道の駅で買った味が不明な肉三種。


とりあえず一番最初は君に決めた!


鹿肉!


鹿のお肉って牛よりも赤が濃い色してるんだね。


匂いとかは特に気にならないかも。


それじゃあ鉄板にオリーブオイルをひいてステーキに。


味付けは無難に塩と胡椒で。


肉の焼ける音と匂いがたまらない。


スーパーで買っておいたフランスパンに真ん中から切れ目を入れて軽く火で炙る。


そしたら切れ目に焼いた鹿肉を挟んで、いざ実食。


「これは思っていたよりも牛に近い味なのかな?」


噛むと肉汁が口の中に広がりめっちゃ美味い!


この景色とキャンプでの初調理っていうスパイスも上乗せされてめっちゃ幸せな気分。


パンじゃなくてお米でも良かったかな?


でもお米ってなかなか時間がかかるんだよね。


まず洗ったお米に30分間水を吸水。


それが終わったら固形燃料の時は20分炊飯。


火が消えたら容器をひっくり返して蒸らしで20分。


炊飯って文明の力がないと時間がかかるものなんですよ。


フランスパン+鹿肉をペロッと食べた後は…


どうしようかな?


先輩が言っていたことはこれか。


設営完了。


焚き火完了。


お腹も満たした。


さぁ君はこれから何をする?


山と川。それを見てるだけで時間を潰せるかな?


とても為になる助言を聞いておいて良かった。


とりあえずタブレットをテーブルに設置。


イヤホンも接続。


事前にDLしておいた映画が何本かあるからゆっくり鑑賞しますか。


えっ?せっかくのキャンプなのに何してるのかって?


逆に聞くよ。


キャンプなんだから好きにしたっていいじゃないか。

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― 新着の感想 ―
[一言] うおお俺が読んでいた異世界転移モノは!?キャンプ小説だったのか
[良い点] ゆっくりとした始まりにキャンプ好きな雰囲気が伝わってきてなんかいいなぁって感じがします。 キャンプなんだから自分の好きなようにしていいよね
感想一覧
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