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ピンチの連続。そして穴の中で待ち構えるは……

今まで生きてきた中でMAXの激務の為、更新が長引いてしまい本当に申し訳ありません(泣)

いい加減、時間を作って執筆したい……




「ぐっ……」


片足の痛みに耐えながらアルテリオンへと向かうラグナ。


ホバーシューズでの移動も試してみたが、痛みで踏ん張ることが出来なかった。


そして片足でのホバー移動チャレンジも見事失敗。


結局、徒歩で向かうしかなかった。


足の痛みに耐えながら移動すること4日目。


ようやくアルテリオンの側まで移動することが出来た。


しかし……


「この周囲にアルテリオンへの入り口があるのは確実なのだ!!探せぇ!!」


「「おー!!」」


アルテリオンへの入り口付近で複数の兵士達による捜索が行われていた。


「チッ……後少しって所で……」


絶対に見つかるわけにはいかない。


ラグナはカモフラージュローブを羽織ろうとした所で、今までに無いほどの痛みに襲われる。


「ぐっ!?」


痛みに襲われたその瞬間。


「うん……?おい!あそこだ!怪しい奴がいるぞ!!捕らえろ!」


「「はっ!」」


ミラージュの兵士達に運悪く見つかってしまう。


「クソがっ!」


見つかってしまった以上、カモフラージュローブを羽織ろうともバレてしまう。


「大人しく剣を捨てろ!!」


ラグナはあっという間にミラージュの兵士達に囲まれてしまった。


「剣を捨てフードを脱いで素顔を見せろ!!」


「この人数だ。逃げられると思うなよ!!」


剣を構えた兵士達がラグナを捕らえようとジリジリと距離を詰めてくる。


このままでは捕まってしまう。


『一か八か!!』


ラグナが空に向かって手を掲げる。


「LEDライト!!」


力強く全力で発動したLEDライトは日中だというのにも関わらず、強烈な光を放つ。


「「目がぁぁぁぁ!!」」


突然の眩い閃光に目を閉じる事すら出来ず、まともに直視してしまった兵士達は視力を奪われ、悶え苦しんでいる。


「今のうちに逃げるしか!」


視界を奪われた兵士達は剣を手放すと目を押さえのたうち回る。


一か八か。


ラグナが痛みを堪え、全力で地面を蹴り逃げようとしたその瞬間。


「えっ!?」


自分の足下にあるべき地面が……


無くなっており、ぽっかりと穴が開いていた。


そして襲ってくる浮遊感。


「やばっ!?」


慌てて手を伸ばし、穴に落ちることを防ごうとしたが……


ギリギリ縁に届く事なく、落下を始めてしまう。


「え、LEDライト!!」


急ぎ真っ暗闇の穴の中を照らす。


すると穴の底でなにかが……


「ひぇっ!?」


穴の中で待ち構えていたのは、まるで口をぽっかりと開け捕食しようとしている様に見えた……木の根らしき物体なのだった……


その木の根らしき物体は、まるでラグナを捕食するように大きく口のような物を開き、パクリと飲み込んでしまったのだった。



今回も読んでいただき本当にありがとうございます。

少しでも気に入って頂きましたらブックマークの登録や☆☆☆☆☆にて高評価して頂けると焚き火の火を見ながら1人嬉し涙を流すかもしれません。

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