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片鱗

なーんか投稿したくなったので投稿します!⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝不定期投稿なのでこういうこともあります!(*´꒳`*)

あと、今更なんですが一章を書き直したい気持ちがあるんですよね……(・ω・;) 最初らへんの投稿って連投になってると思うのですが、特に考えず投稿してたんですよね_( _´ω`)_ドーモバカデス

それはこの小説を書いた理由が関係するのですが長くなるので後書きで書きますw楽しんでください!

『……鬼人帝王(オーガロード)だと?』


 また懐かしい言葉が出てきたものだ。


 太古の昔に生まれ、鬼人族(オーガ)という角の生えた魔族の根幹を造った《原初始生物》の一種だ。


 その存在は単体で複数の龍を相手取り、勝利したという逸話があるほど強大であるが、存在が確認されていたのは少なくとも四体のみであり、その内の何体かは大戦時に消滅が確認されている。


 目撃数が大戦中期頃から少なくなったため根絶した可能性が高いとされていたが、生き延びていたとは驚きだ。


『……魔族の争い事とかを中心的に抑えてるのが、魔王アーガルド様だってことは聞いたことがあるよ』


 念話に慣れたのかネネがそう言ってくる。


 確かに先程のゼレンという魔王は腕は確かなものだった。

 禁呪を身に纏うという離れ業をやって退けたのだ。


 魔法耐性や、肉体の強靭さは凄まじいものだった。


 肉体の魔法耐性を高める【受黒魔耐抗(ゼンドラ)】を自身に付与した可能性もあるが、あの魔法は魔力を阻害するため赤眼による判別も難しい。


 それに、【受黒魔耐抗(ゼンドラ)】を使用していても少なからず【豪燄魔劫火滅却(ズ・アドロ・グル)】の影響を受けるはずなのだ。それなのに当の本人は何食わぬ顔で席に着いている。


 アルフェレアが途中で止めていたが、魔法耐性などが高いというのは間違いないだろう。


 ――《第六天魔王》、やはり他の魔族とは一線を凌駕している。


 魔王という存在は俺がこの世界に意識を持った時点で世界にその存在が喧伝されていた。

 最初に生まれた魔王がどのような者だったのか知らぬが、何かしらの役割を与える目的で創造神(ヴェルフェン)によって生み出されたのだろう。


『……貴公らは落ち着くということは出来んのか、いつまで経っても始められんではないか』


 会議開始時間を既に一刻ほど過ぎており、未だ俺たちは何をすればいいのかすら聞かされていない。アルフェレアも疲れが溜まってきたのか弱く、そうぼやいた。


 その様子に小さくため息を溢した時だった。



『あらあら、それじゃ私が説明しましょうか?』



 この空間にいる《第六天魔王》の誰のものでない声が響いた。

 無論、俺やネネ、リリカのものでもなかったが、かと言って魔王たちの配下の声でもなさそうだ、配下の者たちも困惑した様子が見られる。


『……何者だ?』


 アルフェレアはいきなりの声の主に今までの声とは打って変わった冷ややかな声で問いかける。


 だが、その問いに対する答えは返って来ず、その代わりとでもいいたげに謎の声の主はその姿を顕した。


『ご機嫌よう、無能な駄犬の方々。私は……誰かなんて言わずとももう分かっているでしょう?』


 その姿は真っ赤なドレスに身を包んだ、顔は幼いという言葉がしっくりくる紛れもない少女の姿だった。


 だが、その可憐な容姿からは想像も出来ないほどの押しつぶされるかのような威圧感があたりを包み込んだ。


 魔王のものとは違い、文字通り次元の違う存在だということがヒシヒシと伝わってくる。

 これには既視感を感じていた。


 前に力を解放した師匠や対峙したゼロニスなどの存在にあった時のような威圧感を放っていた。


「……お前、邪神か。それも《理外の生命》に達しているな?」


『……おや、意外と聡明の奴がいるのねえ。だけど、君どこで《理外の生命》なんてものを聞いたのかな?』


 こちらの存在に気づいたのか眼の前の邪神は俺の方に赤い眼を向ける。


「俺の正体が分かればそんなこと自然と分かるはずだ、お得意の【神眼解析(ガリア)】でもしてみたらどうだ?』


『……その口ぶり、まさかとは思うけど……へぇ、君があの有名な神殺しか。ま、そんなこと私に関係ないけど……まずは挨拶代わりといきましょうか』


 真っ赤な邪神は腕を上に振りあげ、虚無の空間に巨大な魔法陣を出現させた。


『【幻世廻逆多重空間(ガーラ・アドリンペル)】』



 邪神が魔法を発動した瞬間に外界からの干渉を遮断していた空間がさらに歪み、捩れ、弾けたが、先程の魔王城内では無く周りに何も存在していない真っ白な空間に立っていた。


 ――この空間、見覚えがあるな。


 いつだったか忘れたが、前にヴェルフェンが無限廻廊に連れて行ってもらった際についでに色々な空間を回ったことがあったのだ。確か名前は――


「……《果てなき純白の世界(アズイン・リートリア)》か」


 俺が呟くと、虚空の何処からか声が降ってくる。


『ご明察、大当たりよ。しかし、そうも簡単に当てられると折角用意したのにつまんないわね』


 先程の邪神の声だとすぐに気づくことが出来た。


 俺はその声の先を忌々しく睨む。


「知ったことか、それより他の者たちはどこだ」


 この空間《果てなき純白の世界(アズイン・リートリア)》は文字通り果てなどなく、広大無辺にただ白い世界が広がっている。


 なので、他の者たちも一緒に飛ばされたとしたら、見つけ出すのは至難の業だ。


『……さぁ、それはどうかしら? 気になるのなら、探してご覧なさい?』


 まともに対話する気などないか。


「仕方がない、そうすることにするさ。その代わり、一つ気になることがある」


『……私がそんなことを答えるとでも?』


「そんなこと期待などしていない、単なる確認だ。お前はどうやって()()()()()()権能(ちから)を使った?」


『……』


 虚構の邪神は答えない。だが、明らかに都合が悪いというのは確かだろう。


「さっきの貴様が使用した【幻世廻逆多重空間(ガーラ・アドリンペル)】と、この《果てなき純白の世界(アズイン・リートリア)》は奴の固有魔法(オリジナル)であり領域(フィールド)のはずだ。何故、それを貴様が使える?」


『……アンタ、本当に何者? なんで単なる人間如きがあの化け物のことなんか知ってるのかしら?』


 分かりやすく、疑問と驚愕の念が籠った言葉を放つ邪神。

 実体がここに無いことが悔やまれるが、何かしら今回の問題を知っているに違いない。実体に会うことがあれば、無理にでも情報を吐かせよう。


「とある神から一通り情報は得ている。全ての神は知らぬがな、それで質問には答えられぬのか?」


『……結果的にはそうなるわね。アンタの質問に答える義理なんてないし、さっきも言ったけど気になるのなら自力で頑張りなさい? 出来るなら……の話だけど』


 挑発的な言葉に俺は虚空を睨み、若干の怒気を孕ませ、声を発する。


「……やってやるさ。首を洗って待っていろ、貴様らは必ず殺す」


『ふーん、つまらない返事ね。まぁ、いいわ、所詮は無知のただの人形なんだから、精々頑張りなさい?』


 そう言い残すと邪神の気配は《果てなき純白の世界(アズイン・リートリア)》から完全に消え去った。


 気配が消えたことを確認してから、俺は大きく息を吐いた。


 やることは山ほどあるのだ。立ち止まってなどいられない、まずは――。


 俺は【魔力感知(ガリス)】を発動させ、他の者たちの魔力を見つけようとするが。


「……やはりか」


 分かってはいたが、俺以外の魔力を感じることが出来なかった。

 【魔力感知(ガリス)】の効果範囲は広く、大きさにもよるが俺たちの住んでいる世界の惑星くらいであれば、何処にいても見つけることが出来るはずだが、何故か見つからない。


 原因は明白であり、《果てなき純白の世界(アズイン・リートリア)》の広さが単一世界と同レベルに広いのだ。


 流石にヴェルフェンの無限廻廊の広さはないが……というより、あそこの広さは無限なので比べるというのもおかしいのだが、《果てなき純白の世界(アズイン・リートリア)》はそれほど広く、まともに探すというのは阿呆の所業だ。


「……仕方がないな、試作段階だったが試してみるか」


 俺はとある二つの魔法陣を展開し、魔力を流し込んでいく。


 展開したものは《極炎魔法》の【紅蓮千万華(フェドロフト・セネフ)】と《終焉魔法 》火焔・第零位階 【終焉の(アルゼンド・)極炎龍メギアドラン】の二つだ。


 《理外の生命》になる前は同時展開などは夢のまた夢だったが、こうして《理外の生命》の力を行使すれば同時展開や複数展開も容易くなった。


 それぞれの魔法の主となる属性は炎であり、相性は良いため《融合魔法》での融合を果たせるのではないか、と思い転生をする前から術式の構築はしていた。


 だが、魔法同士の魔力の波長を同期させ、融合する《融合魔法》との相性は両者ともに最悪と言っても過言ではない。


 それぞれで精密に完成されている術式を紐ほどき、魔力を無理やり合わせるというのは術式の崩壊を招くため、実践に移すことが出来ずにいた。


 だが、今はあの頃とは違う。


「……今まで使い方が分からなかったが」


 《極炎魔法》、《終焉魔法》、《融合魔法》の三つのほかにもう一つ小さな魔法陣を紡ぐ。


 紡がれた魔法陣は他のものに類を見ない形をしている魔法陣だった。


 ――〔《涅槃能力(ニルヴァーナ)》絶無〕


 《理外の生命》となった証拠とも言える(ことわり)を超越し、摂理を置き去りにする文字通り究極の魔法の極地。


 魔力の波長による術式の崩壊を〔絶無〕の

能力(ちから)よってその現象自体を『無』にし、強制的にそれぞれの術式を融合する。


 二つの強大な魔力が《融合魔法》によって極大な一つの魔法陣を造りあげる。


 造りあげた魔法自体に名はないが、その特性と魔法の規模から名づけるとすれば――。


「《深淵魔法》――魔法の更なる深層理論を追求した魔法だ」


 そして更なる魔法の真核の形成――つまり、効果を安定させる魔法名を贈る。


「《深淵魔法・第一領域》【深層魔燄劫式(ヴェラ・オリュヴェム)】」


 そうして魔法陣から放たれた炎は黒く禍々しい、炎とも形容しがたい異様なものだった。


 だが、その黒き炎は永遠にも思える《果てなき純白の世界(アズイン・リートリア)》の世界そのものを侵蝕し、黒く染め、【幻世廻逆多重空間(ガーラ・アドリンペル)】の術式を喰らっていく。


 術式が崩壊すれば、形成しているこの世界そのものも崩壊する。


 つまり術式のみを壊せば、自ずとここからも出ることが出来るのだ。


「……この程度で閉じ込めたと勘違いしたのか? だが、《理外の生命》の能力はそんなものではないぞ」


 ここにはいない邪神への牽制としてその言葉を呟く。


 やがて、世界にヒビが入り始め、術式は完全に崩壊した。

さて後書きです!最初に言っておきます、長いです!


一章を書き直したい理由ですが、この小説を書き始めた理由が友達に勧められたからなんですよね〜⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ 行き当たりばったりで描き始めた本作品。最初は書くだけ書いて投稿する予定などなかったのですが、私の小説ってルビが多いじゃないですか?それをなんとか小説として文字の上に載せたいなぁ。という投稿とは全く方向性の違う理由で投稿してみよっ⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝というノリでこの小説をこの小説家になろう様に投稿を始めた訳です(我ながらひでぇ理由wそして語彙力の無さで何言ってるのか分かんないw) 端的に言うと文字にルビを乗せたかったのです!

そんな感情のもと投稿した第一話なので設定やら話の流れやらが、若干適当になっちゃったんですよね。杜撰な私の性格が出ております……。そんな理由でひどい出来になっている一章を今の文章力でどこまで改変出来るかやってみたいんですよね〜。

本編書きながら一章の改変もやるという私に出来るか分からない難易度ですがなんとかやってみます!(改変すると言っても大まかな流れはそのままで細かいところを変えようと思ってます。あと転移魔法なのに転生魔法と最初の魔法が書かれてますがもうアレはそのままで行きますw面白いので!)


クソほど長くなりましたが、お知らせがもう二つあります。

まず、一つ目が3章は今回の話で終了です。次回に投稿するキャラ紹介で3章は完全に終わりです!把握よろしくお願いします!!

そして4章ですが、既に少し書いていて流れも出来ているのですが、しばらく投稿を休ませていただきたいのです!本当に申し訳ありませんm(_ _)m

 理由としては今年が受験生という理由で勉強しないといけないのと新しい学校に慣れるまでの時間が欲しいという至極私的な理由にございます!


以上2点 簡単にまとめると


・3章は今回の話で終了

・次回のキャラ紹介を投稿してからしばらく投稿がストップするということ


この2点の把握もよろしくお願いします!一章の改変は随時行なっていく予定にございます。その関係上その後の物語と矛盾が生じることがあるかもしれませんが、そんなことがないように頑張ります!


そんな長々と話していたら1000文字近くになってしまった……(・ω・;)


最後にいつも通りのフレーズで締めたいと思います♪

この作品がいいなぁと感じたら評価とブクマをポチポチっとしてくださるとこちらも作成意欲が爆上がりしますので何卒宜しくお願いします〜。それでは、また次回!( `・ω・‘)ノシ

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