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万事部の発砲美人と佐藤くん  作者: 発砲美人
1/1

「ラブレターと麻縄と発砲美人」

初投稿になります。

実はこの作品、以前pixivで投稿したものなのですが従兄弟の友人の助言によりこちらでも投稿させてもらう事にしました。

自分の作品が多くの人の目に触れ、沢山感想を言って貰えると良いなと思っています。


それでは、「万事部の発砲美人と佐藤くん」の第1話をどうぞ!

やあ、俺の名前は佐藤 龍馬。

普段なら自己紹介とお茶のお誘い(可愛い子に限る)を入れるところだけれど、生憎今はそれどころじゃない。

何故かって?まぁ、勉強の息抜き程度に聞いてくれよ…

時は遡り、今日の朝


この春から高校生となった俺はいつものように重い腰をベッドから持ち上げ、やっと慣れてきた制服に腕を通し、美少女とのごっつんこを期待してパンを口に家を出た。

学校につけば、またいつものように友達のAが話しかけてくる。


「うーす。龍馬。病気?」

「なんじゃそりゃ。朝から暗くなるからやめてくれ。」

「じゃあ…発情期?」

「アホか!こーゆー時は元気?って聞くのがテンプレだろ!」

「いやー、すまんすまん。お前が朝一から青ざめた顔でパン咥えて歩いてたからさ、つい」ハハハ

(こいつ…人の顔色を好き勝手言いやがって。顔色悪いのは生まれつきなの!ほっとけ!)

「そりゃ心配どーも」

「ははっ、元気そうでなによりだな!んじゃ、俺は朝練あるし、また後でな!」

「ああ、また教室で」


こんな中身のない、他愛のない話をしてAと別れると、俺は昇降口に向かう。

…そう、ここまではいつも通りだったんだ。ここまでは、な。


「さ、上靴取って、自販機でカフェオレでも買って、教室で睡眠タイムと洒落こみますか…」


そう1人で呟きながら、俺は下駄箱にカードキーを近付ける。

この学校は妙な所でハイテクなうえ、何故か下駄箱にすら鍵を付けるほどセキュリティが厳しい。例え自分の靴箱であっても、こんな風にいちいちロックを解除しなければならないのだ。


(とゆうか、なんでこんなとこに鍵つけてんだよ。おかげで「バレンタインの下駄箱チョコ♡」とか「下駄箱にラブレター♡」みたいな夢のあるイベントが台無しじゃないか。この学校、変な所に金かけすぎなんだよな…)

「よし、解除っと…はぁ!?」


そこにはあるはずの無いものを見た俺は、朝だと言うのに馬鹿でかい声を上げてしまう。いきなり大声を出したせいか、周囲の冷ややかな視線が俺に次々と刺さってきた。


(痛い痛い。視線が痛すぎるんですけど。そんな目で見ないでくれる?本当に病気になっちまうよ…)


イキナリヘンナコエダシテ、キモッ


グサッ


アサカラヤメテクレヨ…キモッ


グサグサッ


(あ、今心に何か刺さった音が聞こえた!これ絶対棘が刺さってる!後で保健室のオンナの先生にヌいてもらおう)グフフ


そんな下らない事を考えている内に周りも興味を無くしたようで、視線は次第に俺から逸れていく。


(やっと視線がバラけだしたな…っていうか、どんだけ俺のこと見てんだよあいつら…俺なんか気にするなんて、よっぽど暇なんだな…)

「っと、そんなことを考えてる場合じゃないぞ。何でこんな物が入ってるんだ…?」


そうぼやく俺の手には、ゆめ可愛い封筒にハートのシールで封をされた手紙があった。

これが普通の学校なら

「えっ?!お前下駄箱にラブレター入ってたの?!良かったじゃん!」となるのだろうが、この学校では違う。先程言った通り下駄箱には鍵が付いていて、カードキー意外での物理的な解除は不可能に近いからだ。

つまり、この学校における下駄箱にラブレターという状況は

『モテたい残念なアホの子が、自作自演でラブレターを入れた』

という認識になるのである。それはなんとしても避けなければ。


そう考えた俺は取り敢えず手紙をカバンに突っ込んで階段を駆け上がると、自分の教室に飛び込んだ。まだ朝早いお陰か、教室の中には俺以外誰もいない。


「今の時間ならリア充共はみんな朝練しているから誰も来ないだろ…」


そう自分に言い聞かせて椅子に座ると、俺は静かに封を切る。


ペリ…


カサッ


ゆめ可愛い封筒の中に入っていたのは、意外にも小さなケント紙のカード1枚だけだった。

真ん中の辺りに、女の子らしい丸文字で何やら書いてあるようだ。


「外見の割にはシンプルな中身だな…へへっ、いい趣味してやがる」


そう言いながら手紙の内容に目を通す。


ドレドレ…


『今日の放課後、旧校舎裏で待ってます。時間に遅れたら、滅っ❤ですよ❤』


「…」


(色々突っ込みたい…明確な時間を記載せずに時間厳守を申し渡すとは…それに、この『滅っ』って…頭良さそうなアホの子が手紙の差出人か?そもそもなんで俺の下駄箱を開けられたんだ…あ、いや、別に開けられても上靴しか入ってないからいいんだけどね?男子の中には下駄箱に快楽天隠し持ってるやつとかいるからさ…お、俺は当然持ってないぞ?いや、ホントホント…)


ソレデサ-

エーッ?


「おっと…そろそろ、これしまうか」


廊下から聞こえてきた話し声に、俺はもう一度手紙をカバンに突っ込んだ。



放課後



(早い…早すぎる…いつもなら一日がクソ長く感じるのに、今日はマッハで過ぎ去って言った気がする…)


正直こんなの悪質なイタズラだと思うんだが…やっぱり、どこかでこの怪しすぎる手紙に期待している自分がいるんだろうな。男って単純…


「おーい、龍馬!これから俺達ラーメン食いに行くんだけど、お前も来る?」


ナイーブな気持ちに浸る俺に魅力的なお誘いをかけるのは、朝と同じAとそれに連なる男衆だ。…だがしかし、今日の俺には成さねばならぬ使命があるのだ。そう、手紙の送り主を確かめるという使命が!


「悪いな、今日はちょっと呼び出しかかってて…行けたら行くわ。」

「そっか、じゃあしゃーねーな!…ってかお前が呼び出しって珍しいな。下駄箱にラブレターでも入ってたのか?」ニヤッ


Σ:(;゛゜'ω゜'):ギクッ


(えっ、なんでこいつこんなに勘鋭いの?!このままだとバレて茶化される!)

「え…えーと…その…だな…」


咄嗟のことで良い言い訳が思いつかない俺に、Aは『何慌ててんだこいつ』とでも言うかのように首を傾げる。だが、そんな危機的状況に陥った俺に、Aの横にいたクラスメートが救いの手を伸ばした。


「んなわけねーだろ、うちの学校は下駄箱にカードキーかかってるじゃん!お前やっぱアホだな〜」

「うるせぇ!つい中学のノリで聞いちゃっただけだっつーの!」

(ノリで変なこと聞くなアホォ!そしてナイスだ、そこのイケメン!この借りはきっと返す!)

「お前、中学卒業してからどんだけ経ってると思ってんだよ…」

「まだ3ヶ月ちょっとしか経ってないんだからしょうがないだろ!…まぁいいや。龍馬も呼び出し終わったら来いよ!」

「…ああ」


ジャーナー!(・ω・)ノシ

オウ(・ω・)ノシ


隣を過ぎ去るいくつもの背中が見えなくなると、強ばったこれの全身からどっと力が抜ける。いつも青ざめてる俺の顔のことだ、今はさながら某ネコ型ロボットのようになっていることだろう。


「っぶねえええ…!あいつが馬鹿なだけでよかったあああ…!」


そう心の底から言葉を吐き出し、深呼吸すると共に腕時計を見れば…意外と時間は経っていたようで、下校時間まで残り30分しかないことを指していた。


(っと…そろそろ時間がやべぇな。このままだと、差出人に『滅っ♡』されちまう)

「…行くか」


静かに息を整えた俺は、旧校舎へ向かう事にした。


「…あ、靴履き替えんの忘れてた」

旧校舎裏


俺が今回呼び出されたのは、旧校舎裏。何十年も前に使われていた校舎が整備もされずにそのまま残り、草が鬱蒼としげるいかにも廃校舎裏って感じの場所だ。

夏にここで告白なんてしようものなら、その日は蚊に噛まれまくってデング熱くらいは余裕で貰っちまうんじゃないか?まぁ憎むべきリア充だからね、それくらいの報いがあっても生きていけるでしょ(最低)。

それにしても、旧校舎なんてあんまり来ないから迷っちまった…まだ待っててくれるといいんだが。


「悪ぃ!遅くなった!謝るから滅っ♡だけは勘弁してくださいお願いします…って、あれ?」


はやる鼓動を押さえて飛び出したというのに、そこには人っ子一人いない。たまに側の草むらからバッタとかが飛び出してくるくらいだ。

…やっぱり、イタズラだったのか?


「なんだ、誰もいn…」


ザッ


その瞬間、背後に気配を感じた俺は勢いよく振り向く。するとそこには…




見ただけでわかる、大きな胸を張り出し、




ムチッと光る太ももを露出させ、




見事なスタイルを見せびらかすようなピチピチの服を着た…




ガチムチの男が沢山いた…


「なんだお前ら!ってかどこ触っt…何しやがr…アッー!」


…で、攫われて冒頭に戻るわけだ。


今俺がいるのは、一寸先も見えない真っ暗な地下室の様な場所。あまりにも突飛な状況に、一瞬夢オチかと思ったが…身体中に走る鈍い痛みは、どうやら夢ではないらしい。


「何処だここ…身体中が痛い…取り敢えず助けを…」モゾッ


ギチッ


「…ん?」


動かそうとしてみるが、何故か身体の自由が利かない。というか、何かが身体にまとわりついていて、それに邪魔されている感じがする。

ゴクリと生唾を飲み込み、ようやく闇に慣れてきた目で自分の身体を見てみると…


(なんで縛られてんの?!しかも感触的にこの縛り方アレじゃん!SMとかのヤツじゃん!しかもこれ多分チクチクするから麻縄だし!そこ別にこだわらなくてもいいんだけど?!)


ヤメロー!ホドケー!等としばらく騒いでいると、突然部屋の明かりがパッとついた。

一瞬見えた部屋の大きさは俺が思っていたよりも狭いように感じたが…それよりも暗いところに目が慣れていたせいで突然の明転に目が痛くて開けられない。いつもの余裕があれば某アニメ映画の悪役のように「目がァ!目がァァ!」と茶番をする所なのだが、生憎そんな余裕はないし、そもそも身体の自由が利かない。ちくしょうめ。

と、そんな時だった。どうしようもない状況にゴロゴロのたうち回る俺の耳に、まるで鈴の鳴るような声が通り抜けた。


「あら、起きたようね。」


一体誰だ、そう思い、俺は閉じようとする瞼を無理やり持ち上げる。

すると、俺の目に映ったのは…この世にブスが存在するのはこの人に美が集中しているからではないかと思わせるほどの、女神のような美人であった。それと同時に、世の中の巨乳と呼ばれる人達に胸の肉を全部持ってかれたのかと思う程の貧乳でもあった。


「!?」

「こんにちは。私の名前は結城結衣よ。」

「こ、こんにちは。じゃねぇよ。早くこの悩ましい結び方した縄を解いてくれる?俺、今多分ぷりちーな女の子に呼び出し食らってんの。」

「ふぅん。その呼び出しって、これの事かしら?」


目の前の女…結城結衣が手に持っていたのは、俺に届いたゆめ可愛いラブレターだった。

結城はそのラブレターを見せ付けるかのように、俺の目の前でピラピラと振ってみせる。


「ラブレター…!なんでお前がそれを!?」

「あら。貴方は頭がいい方なのかと思っていたのだけど、意外とアホの子なのね。期待はずれだわ。」

「はぁ!?」


どうやら俺はこの女に期待されていたらしい。こんな状況でもなきゃ、言われた瞬間に間違いなく勘違いしてたな…。


「だが、騙されねぇぞこのアマ!人を縛って好き勝手言いやがって…取り敢えずその手紙を返せ!俺はその手紙の差出人に返事をっ…」

「ここにいるじゃない。」

「は?」

「だから、ここにいるじゃない。」

「え…?ま、まさか…この手紙の差出人って…お前?」

「そうよ。残念、気付くのが遅かったわね。」


そうか。これで全てが繋がった。あのゆめ可愛いラブレターはこの結城結衣という女が俺を陥れる為に用意したものであり、恐らくこの状況は全て目の前のこいつのせいなのだ。

一通り現状を理解し落ち着きを取り戻した俺の頭に、今度は沢山の疑問が浮かんでくる。だが、それらの事を考えて押し黙っているのが目の前の美人は気に入らないらしく、見下しながら俺を睨みつけてきた。


「さっきからなんで黙っているの?私の顔に何か付いてる?」

「いや、付いてるっていうかもうちょっと付けた方が…」


バキュゥン!


「…え?」

(あいつ今何した?銃声がした気がするんだけど?ってか後ろの壁ぶっ壊れてるし!?ひぃぃ!)

「何を付けた方が良いですって…?」ゴゴゴゴ‥

「ナンデモナイデス」

(何をって…そんなのむn…)ドキュゥン!

「何を?」ニコッ

「何でもないです。ごめんなさい。話を続けてください。」

(何だこの子…銃持ってるのって法律違反だよね!?なんで塀の中にいないわけ!?警察って年中無休のはずだよね!?おまわりさぁーん、ここに犯罪者いるよぉ!)

「無駄よ。ここは私の所有する秘密の地下室。バレない限りは、国家権力でも手出しは出来ないわ。」

「んな…アホな…」


衝撃の事実に項垂れる俺を愉悦に満ちた目で見下ろすと、結城はさも上機嫌といった風に口を開いた。


「さて、貴方にはまだここに来てもらった理由を話してなかったわね。」

「来たっていうより連行されたんですがそれは」

「あ?」ニコッ

「ひぃぃ!」


さっきまでは女神のように見えていた笑みが、今では背後に般若を浮かべているようにしか見えない。今度は俺が酷く怯えているのに気付いたのか、その笑みを戻すと軽く咳払いをして、また話し始めた。


「まぁいいわ。すこし脱線したけど、話を戻すわよ。…佐藤龍馬君。貴方、まだ部活には無所属よね?」

「いや、部活には一応入ってるから勧誘とかっていうのh…」


バキュゥン!


「はい!私、所属こそしておりますが、幽霊部員であります!つまり無所属であります!結城閣下!」

「そ。なら話は早いわね。」

「話…?」

「そうよ。佐藤龍馬君。貴方が呼ばれたのは他でもない…この学校に昔から存在する裏部活『万事部(よろずぶ)』に入部してもらう為よ!」

「……は?」

(何その部活。入学した時には無かったぞ?ってかなんでこいつが裏部活なんて事を知って…あ)

「ああ!」


ビクッ


「いきなり大声をあげないでくれる!?絞めるわよ!?」


俺の声に驚いたのか、結城は俺の首元の麻縄を引っ張り上げる。すると同時に俺のマイサンが少しずつ俺の股間部分に圧迫されるが…いやしかし、そんな事を気にしている場合ではない。


「お前、結城って…理事長の娘か!」

「あ、あら、そうよ。今まで気付かなかったの?」


そうか。そういうことか。

この学校は結城財閥とかいう金持ち集団のトップが自分の別荘の跡地を学校にしたものだ。そしてこの学校の理事長は結城政宗氏。たしか、娘が1年のどっかのクラスにいるって聞いたことがあったな…ん?待てよ?理事長の娘?これ、断ったら生き埋めにされて沈められるパターンじゃなかろうか。

結城に必死に謝り、何とか縄を離してもらうと

今度は俺の方から話し始めた。


「…で?その部活に入って何しろっていうの?俺、奉仕部みたいな事はごめんだぞ?」

「あら。話が早いじゃない。そうよ。万事部はわかりやすく言えば奉仕部みたいなものよ。生徒、教師のお悩みを解決するのが主な活動内容ね。」

「ガチでそんなことすんのかよ…」

(俺の青春ラブコメってどこで間違えたと思う?ヒッキー…)

「安心しなさい。所詮裏だからあんまり依頼は来ないわ…だから、俺〇イルみたいなハーレムにもならないけど。」

「ハーレムはToL〇VEるだろ…」

「は?」

(こいつ、俺〇イルは知ってるのにToL〇VEるは知らないのか…まぁ、男向けだからな)


あ…そういえば、まだ1番大切な事を聞いてなかった。


「あのー、結城さん?」

「何かしら」

「なんで俺なんかを誘ったんですかね?暇そうなヤツらならもっといるだろうに。」

「ああ、それはね…」


〜回想〜


『今年は私が万事部の部長…勧誘のお手紙入れなきゃ』

(えっと…執事によると、今年は5組の藤原君に勧誘ね…)


ガチャ…ガチャガチャ


(なんで開かないのよ!…あ、今年からカードキー制にするって父さんが言ってたのすっかり忘れてた!)

(かくなる上は…)ジャキッ


ピピッ!カシャッ


『ん?』

(後ろの下駄箱が開いてる…目的の人じゃないけどいっか!何かラッキー♪)


〜回想終了〜


「どうよ」フフン♪


俺を見つめる結城の顔に浮かんでいるのは、さも『私凄いでしょ』とでも言うかのような、見事なドヤ顔。しかし、いや、これはちょっと…俺も、我慢の限界だ。


「えええええええええ!?俺、そんな適当な理由で麻縄で縛られてんの?!理不尽すぎない?!酷すぎない?!ってかお前も十分アホの子じゃねぇk…」


バチチチチッ!


「ぐ、ぐげげ…よりにもよってスタンガンかよ…」

「と、いうわけで佐藤龍馬君。貴方に万事部への入部を命じます!」

「ぐ、ぐぐ…一体なんの権限があって、お前にそんな事命令できんだよ。」

「国際警察の権限において!」

「……なんでニチアサ?」

「昨日見たから咄嗟に…///」

(…俺、もしかしたらこいつと結構気が合うのかもしれないな)


「しょうがねぇn…」


バキュゥン!


「貴方に拒否権はないのよ?」ニコッ


(前言撤回。こいつとは全くそりが合わん!)


こうして俺は、発砲美人こと結城結衣との不本意な便利屋を始めるに至ったのである。

万事部に入部して1週間、暇を持て余す万事部に1人の依頼人がやってくる。


次回「あの子の好みとハイテク装備」

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