転校初日
「みなさん初めまして!えっと、一昨日こっちに引越してきた、春瀬桃花です。仲良くしてくれると嬉しいです」
挨拶をしてクラスを見渡す
みんなにこにこして優しい感じ!仲良くなれるといいなぁ…
「それじゃあ、春瀬は……一旦姫宮の隣に座ってくれ」
「はい、分かりました」
先生に指定されたのは廊下側の1番後ろの席だ
私の席の隣にはとっても可愛い女の子が座っていて、目が合うとニコッと笑って手を振ってくれた
わぁ、可愛いなぁ…
あの子なら優しそうだし、きっと仲良くできるよね。頑張ろう!
絶対話しかけるぞ!と思って席に向かう
「春瀬さん、これからどうぞよろしくね」
席について、話しかけよう!と思ったら先に相手が小声で声をかけてくれた
嬉しい…!けど、なんだか名前の呼び方がよそよそしくて寂しいなと思ってしまう
「うん、よろしくね!あの、良かったら私のこと下の名前で呼んでいいよ。ももとかでもいいし」
「ほんと?じゃあももちゃんって呼ぶね。あ、話しすぎると先生に怒られちゃうから朝の会が終わったら話そっ」
「うん、了解」
やった!これ友達になれそうだよね?たくさん話したいなぁ
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「ありがとうございましたー」
朝の会が終わったので、隣の女の子とお話したい!と思って横を見ると同時に正面から声を掛けられた
「春瀬さん、どっから来たのー?ってかめっちゃかわいいね読モとかしてた?あ、あとももちって呼んでよさそ?」
「えっ?うんえっと…」
「それなー!もう肌からやばいもん。めちゃプルいし。え彼ピいるよね?いないとかないっしょビジュ的に」
「いや、その…」
ど、どうしよう……こういう明るすぎる子たちちょっとだけ苦手なんだよなぁ
みんなと仲良くなりたいとはいえ、上手く対応できないよぉ…
「えやっば!ももちの――「お前ら落ち着け!転校生が戸惑っているだろうが」」




