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その頃のカエン達~1~

一方カエン達は…


「カエン、よかったのか?」


「あん、なんだよ、俺様のやることに文句でもあんのか!」


「いや、そうではなくてね。あんなやつにチャンスを与えてよかったのかと聞いているんだ。」


「ランク10のダンジョンに置いてきたんだ。生きているわけないだろう」


「まぁ、それもそうか」


あんな貧弱生き延びられるわけもないか…


「それよりも早く、新しいメンバーで初依頼やりませんこと?」


「そうよ!早くいきましょう!」


そして俺たちは依頼を受けにギルドに行ったのだった。



だが今日はいつものように上手くはいかなかった。


「くそっ!俺たちが撤退だと!たかがワインバーンの討伐だぞ!」



カエン達に何があったのか。


カエンたちは新しいメンバーとの初依頼としてワインバーンの討伐依頼を受けた


「おらっ!おらおらぁぁあ!」


「カエン!合わせるぞ!」


「おうっ!」


「ジャスティン、カレン2人は魔法の準備を!」


「「了解(ですわ)!」」


パーティーの構成は剣士のカエン、盾役のガアル、魔法士のジャスティン、回復役のカレンの四人だ。


カエンはいつものように回復は前提で敵に突っ込んでいった。


「ギャァァアァァァアァ!」


「ちっ!カレン回復を!早く!」


カエンはいつものように回復してもらおうとしたが。


(結構傷が深いな!カレンはまだか!)


「ま、待ってもう魔力がない」


「は?、まだ数回しか使ってないだろ!」


「な、無いものはないんですの!」


「使えないな!回復ポーションを出せ!」


「そ、そんなの買ってないですわ」


「アレンはいつも持ってたぞ!」


「そ、そんなの知りませんわ!」


(くそっ!どうする、このままじゃ真面に戦えないぞ!どうした…)


「ぐわっ!」


「「「カエン!」」」


「腕がぁ、腕がぁ!」


カエンの腕はワインバーンにえぐりとられてしまった。


「て、撤退だ。撤退するぞ!」


カエン達は深手をおったカエンを抱えながら撤退する羽目になったのだった。

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