リーンの正体
ついに、リーンの正体が明かされます!
「そ、そんなに驚かなくてもいいだろ!俺だって彼女ぐらいできるよ!」
「い、いや、すまない。お前が彼女作ってるなんて、思ってなかったから……」
こいつら失礼だな。まあ、リーンに会う前の俺なら、彼女ができるなんて思ってなかったよなぁ~
まあ、そういう意味ではカエン達に感謝だな。
「ちょっとまてよ!お前この一年間あの人とずっと一緒にいたのか!?」
「もちろん!同じ家に住んでたよ。」
「この裏切り者……!お前は冒険者業をほっぽり出して、イチャコラしてたのかぁぁ!ずりぃぃぞ!」
「うっさいな……いろいろあったんだよ!」
俺達はギルドの奴らとギャーギャー騒ぎながら、再会を喜ぶのだった。
――しかし、そこへお怒りなギルド長がやって来た。
「アレン、お前ちょっと俺の部屋にこいや……!」
そして、俺は襟をわしづかみにされ、ギルド長の部屋に連れて行かれたのだった。
――
俺はギルド長にお叱りを受けていた。
「1年もどこほっつき歩いてたんだ!」とか、「死んでないなら、ちゃんとギルドに来て状況説明しろや!」とか、「お前は、冒険者としての自覚はあるのか!」みたいな事を小一時間言われ続けていた。
「反省してますから、もうそろそろ解放してくれませんかね?リーンも待っているので……」
「いや、駄目だ。このままだとお前はもう一度やるだろう。それに、あのお方と共に行動するお前には、きちんとしてもらわないといけないしな……」
「なにか言いましたか?」
「いや、なんでもない。それより説教はまだ終わってないぞ。」
「もう、勘弁して下さい~!」
もうずいぶんお叱りを受けていたので、リーンを口実にギルド長のから逃げようとするが、呼び止められお叱りは続く。
――
2時間後――
「よ、ようやく終わった……」
「アレン、大丈夫?」
説教が終わり、疲れはてているアレンにリーンが心配そうに声をかける。
「2時間もギルド長の部屋でお叱り&カエン達についての説明だ。大丈夫な訳無いだろ……」
なんなんだよ!同じことを繰り返し言って、耳にタコができるわ!
「大変だったわね……それよりも、アレンが説教されてる間に依頼見つけてきたわよ!」
「やったな!それで、何の依頼なんだ?」
「Sランクの土竜の討伐依頼よ。やりがいがあっていいでしょう!」
「は……?俺の耳がおかしくなったのかな?リーン済まないが、もう一度言ってくれないか。」
俺は、自分の耳を疑い聞き返す。
しかし、リーンから帰って来た答えは変わらなかった。
「だ~か~ら~!土竜の討伐依頼だって言っているでしょう?」
「マジか……俺の耳がおかしくなったんじゃなかったんだな……。で、でも依頼は自分のランク以下のランクの依頼しか受けられないんじゃなかったのか?」
「ふふん!聞いて驚きなさい!私の名は、雷鳴の賢者。世界に四人しかいないSランク冒険者よ。驚いたでしょ!」
リーンはドッキリ大成功とばかりに、胸を張り得意気に言った。
「はぁ!?リーンが雷鳴の賢者!?会った時から強いと思ってだけど、Sランクだったなんて……」
「そうよ。アレンにはずっと隠してたの。Sランクなんて知ったら萎縮すると思ったの。だけど、街で生活するならいつかバレると思ったから、私から話しておこうと思って。」
「つまり、俺はSランクに師事してたのか……自信が湧いて来たぞ!リーン、早く土竜討伐にいこう!」
「そうね!向かう先は、あの山よ!張り切って行きましょう!」
俺達は土竜討伐に向かうのだった。
皆さん、この公式を覚えて、私にやる気を下さい!
(評価+ブックマーク)×《た~くさん》=やる気↑↑!





