街に行く
新章開幕しました!
――ドドドドドドッ!
「ヤバイぞ~!どんどん崩れてく!」
俺達は常闇の重力球の余波で崩れたダンジョンから一目散に逃げていた。
常闇の重力球は混合魔法の練習をしていた時に3つの魔法を混ぜてみようと考えたときに思いついたものだ。デバフ魔法のグラビティ、闇魔法のダーク・ボール、スキルの崩壊を混ぜたものだ。これ以外を組み合わせて混ぜてみたが、この組み合わせでしか安定しなかった。初めて使った時は周り一帯が歪み破壊されてしまった。
こうなることわかってたけど、このままじゃ崩落死してしまうぞ!早く出口に行かないと!
「見て!あそこに光が見えるわ!出口かもしれない!」
「よっしゃぁ!あそこに向かって猛ダッシュだ!」
こっから、200mってところか。一直線にダッシュだ!
「もうそろ、出口だぞ!もっとギア上げろ~!」
「これ以上、早くできないわよ~!」
ーードドドドドドドドドッ!
「「でれた~!」」
ーードッカ~ン!
俺達が出た瞬間、ダンジョンが完全に崩れ、土ぼこりが舞った。
「ぎ、ぎりぎりだったわね……」
「し、死ぬかと思った……」
「そういえば、ここってどこだ?」
光の方向に来たけど、出口で合ってたのかな?違うところに出てたらいやだな……
「ダンジョンの出入口よ。街の冒険者たちが入る基本的な所よ。アレンもここから来たんじゃないの?」
「言われてみれば、ここからダンジョンに連れてこられたんだっけ。なつかしいなぁ~。」
「『なつかしいなぁ~。』じゃないわよ!早く逃げるわよ!私たちが壊したことがばれたらどうするの!」
いわれてみれば、やばいじゃん!でもダンジョンを壊したら捕まるなんて法律あったかな……?
「なに、悩んでるのよ!街の方に逃げるわよ!早く立って!」
「お、おうっ!」
俺達はダンジョンに人がくる前に、ここから近い街の方に一目散に逃げるのだった。
「おおっ!久しぶりの街だ!」
「私もここに来るのは、久しぶりね。3年ぶりぐらいかしら?」
2人は久しぶりの街にしみじみしていた。
「リーンは3年も行ってなかったんだ……あれっ?リーンって今何歳なんだ?」
「なっ!じょ、女性に対するデリカシーがないわよ!」
えぇ~!付き合ってるんだから、年齢位教えてくれてもいいのに……
そういえば、リーンの事会ってからの事しか知らないな。あそこにいる前は何してたんだろう?
「いいから、行くわよ!」
「わ、わかったよ。」
アレンはリーンに疑問をもちながらも、ついていくのだった。





