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魔力操作

誤字報告、有難うございます。 ご指摘に沿えたかは分かりませんが、第10話に加筆修正を加えました。 是非読んでくれると幸いです。

「う〜ん、あともうちょっとで、できそうなんだけどなぁ〜」


アレンは魔力操作に四苦八苦していた。心臓の位置を知覚することはできたが、あともうちょっとのところで魔力の場所を知覚することができない。


「そんな、簡単にできるわけないでしょ。私でも3日もかかったのよ。」

 

「逆に3日しかからなかったんですか…」


アレンは師匠の才能に苦笑いしのだった。




「師匠、すぐに感覚をつかめるような方法ってありませんか?」


「あるわよ。だけど、かなりの激痛を伴うわよ。それでもいいの?」


「(痛いのか…でも師匠の弟子なんだ!そのぐらい耐えて見せないと…)やらせてください!」


痛みを伴うことがわかっていても、アレンは弟子として、意地を見せた。


「本当にいいのね?」


「やってください!」


「はぁ~、分かったわ。【干渉】」


リーンが魔法を唱えた。


「ぐわぁぁぁぁあぁぁぁ!」


アレンの体には、常人なら悪くてショック死となるような激痛が襲った。


「(痛い、痛い、痛い!全身を細かく引きちぎられるみたいだ!)」


「(だけど、師匠の魔力と俺の魔力が反発しあっているのが分かる!ここか!師匠の魔力と俺の魔力の境目だ!ここで上手く動かせれば…)」


アレンは自分の魔力を見つけ操作しようとしたが…


「(動かしかたが分からない!しかも、集中しようとしても激痛で集中出来ない!)」


「(そうだ!この状態で崩壊を使ったら動かす時の感覚が分かるかもしれない!)」


アレンは崩壊を発動させることで魔力を動かす時の感覚を掴もうとした。


「ほ、【崩壊】…(こんなふうに、魔力は動いてるんだ!)」


「(感覚は掴んだ。これならいける!【魔力操作】!)」


動かす時の感覚を掴み、アレンは遂に魔力操作を発動した。


ズワッ


[魔力操作を獲得しました。]


アレンは自分の膨大な魔力を完全に掌握した。それと同時に体から激痛がうそのように消えた。


「なんだ、この感覚?体に魔力に馴染んでいくぞ。」


「それはね、魔法を使う人に稀に出る特徴よ。無意識に心臓にある魔力が血管を通り、全身に回っているのよ。」


とリーンが答えた。


「よく耐えたわね、普通は廃人になるわよ。」


「そ、そんな危なかったんですか!?」


自分がもしかしたら廃人になる所だったと聞いてアレンは驚いた。


「まあ、貴方の事だから大丈夫だと思っていたけど、稀な特徴まで発現させる何てね、自慢の弟子だわ。」


「そっそんなことないですよ~」


アレンはリーンに褒められ嬉しそうだ。


「よし、次は初級魔法を使えるようにするわよ。」


「頑張るぞ~!」


アレンはようやく、魔法の練習に入るのだった。

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