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お見合い

それから毎日翼くんからメールが届いた


決まって13時から13時15分の間


彼の休憩時間だ


そして休憩開始時間だからこそ


心が踊る



そんなある日父親から電話がきた


結婚の話だ


私の父親は仕事をする女性に対して


あまり良くは思っていない


古い考え方で


男は外で稼いでくる


女は家で家事育児に励む


共働きなど、理解不能なタイプだ


そして母親は結婚してからいままで


約30年間、働いた事がない


父親がまたお見合いの話を持ってきた


私は断り続けている


結婚はしたいけどまだいいと


それに父親は大手銀行会社の取締役


一般的にはお嬢様と言われる部類なの


父親の紹介してきた男なんて


所詮父親のお金や役職が目的でしょ



そんな男と結婚して幸せな時間なんて


父親が生きてる間だけに決まってる



ただ、28歳になって彼氏がいなければ


一度だけ会うと約束してしまっていた



翼くんを彼氏と言っていいのか分からなかった



そして私は父親のお見合いを承諾した


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