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あいつは選択を間違えたざまあみろ!という勘違い。

作者: セロリア
掲載日:2017/05/01

明らかに不幸な死に方だった。


でも後悔はなく、幸せだったと誇らしく思う。


またあなたとー。


そう思います。







正解な道。


それは人それぞれ。


口で言うのは簡単であり、理解は及ばずとも解った風に思える事象。


例え自殺でも。


例え不倫殺人でも。


例え刑務所服役でも。


明らかに不正解な道でも、本人の魂にとってはかけがえのない経験として、魂に刻まれ、次の転生の足場となる。


そしてそれは産まれる前から決まっているのかも知れません。


登山。


死ぬ人はいくら止めても登山するのだそうです。


そして滑落、足の骨を折り、飢えと喉の渇きによって地獄を味わいながら死んでも。


止めた人や、ネットではざまあみろ、と言うでしょう。


しかし。


本人にはその選択しか出来なかったのです。


本人ですら、どうしようもなく、運命の歯車によって動かされ、登山したのです。


登山ではなく、恋人ではどうでしょう?


明らかに遊び慣れた男性に惹かれる。


悪い男性に惹かれる。


そんな男性と結婚し、子供を設け、最終的に裁判離婚し、子供は不良に、両親の痴呆介護、住宅は売りに出し、家賃が家計を圧迫。


男性を探し出し、無理心中。


そんな人でも。




恋人と海外旅行中に強盗、強姦され、夫は殴られ続け、障害者に。


自分は警察に言うと言った瞬間、ナイフで刺され死亡。


そんな人でも。




周りの人から見れば、そんな相棒を持ったから、運命が狂い、因果応報の報いが来たんだと、そう言うでしょう。



しかし、本人達からしてみれば。


他に道はなかったのです。




そして意外な事に。



生まれ変わってもまた同じ人と、と言うのです。



生まれ変わってまた同じ人と、今度こそ、間違わないように生きたいと。



人のせいにしないで、道のせいにするのです。



周りの人間はよく言います。



こっちが正しい道だ!




しかし、当人達は間違いの道に入りました。



その結果当人達が不幸になり、周りの人間はざまあと笑います。



忠告してやったのに無視するからだ!ざまあみろ!



あんな人間と一緒になるからだ!ざまあみろ!



気持ち良い事した報いだ!ざまあみろ!



しかし、当人達に死後、また同じ人と一緒になりたいか?と聞いたとします。



意外に、また一緒になりたいと言っているかも知れません。



不正解。


正解。


ただし。


間違える事がその魂にとっては正解なのかも知れないのです。




私が何が言いたいのか?



あなたにはあなたの正解の道があるという事です。



40歳を過ぎても童貞、処女。



貯金も無し。



不安な老後。



負け犬の人生。



いいえ。



何が正解の道なのかは、死んでからしか分かりません。



その負け犬の人生こそが、あなたにとって、真の正解の道かもしれないのです。



あなたは常にベストの選択をしてきた筈。



今は後悔でも、あの時の自分にはベストの選択だった筈。



では何故こんな人生なのか?



間違えなかったからです。



それで良いのです。



最底辺とは?



皆が勘違いしている事象は、常に最悪と思う事です。



まだまだ下はあるのです。



下には下があるのです。



それを忘れ、常に自分は最底辺だと、自信を持っている事です。



勘違いも甚だしい。



正解の道とは個人によって異なります。



あなたはあなた。



負け犬人生でも、天に恥じない生き方ならば。



正解の道なのです。



好きな人が自分を振って、別な人間と恋をし、殺された。



ざまあみろ!私をとってれば死なずに済んだのに!



死後にインタビューしたら、あの人に殺されて良かったと。


これでカルマが消えたと。


喜んでいるかも知れません。



何が正解の道なのか?



それは想像以上に遥かに超個人主義。


ですから、何も悲観する事はないのです。


因果応報も。


罰も。


全ては個別問題。


あなたには全く関係ない事。


誰と誰が恋をしようが、結婚しようが、全く関係ない事。



あなたはあなたの天に恥じない生き方を。



道を。



そうして、得られるモノが、本来のイベント。



得られないなら、必要がないから。



経験として必要ないから。



魂は既に成熟し、進化し、新たなるステージに行っているから。



羨む必要もない。



嫉妬も要らない。



ただ、ただ、あなたにとっての、正解の道を歩けば、それが必要な経験なのです。



何が正解なのか?



それは死んでからしか解らない。



どうすれば良いのか?



その判断基準は。



天に恥じない生き方かどうか。



この一点だけです。



過去は関係ない。



今。



必要なのは今。



天に恥じない生き方を。



あなたがそう判断し、選んだ生き方で、例え失敗し、不正解な道だったと嘆いても。



それこそが。



必要な経験だった。


イベントだった。


真の正解の道だった。


そしてあなたはこれからも常にベストな選択をしていくでしょう。



他人をざまあみろ!と思う事があったら考えてください。




何が正解なのかは、超個人主義だというこの世界の不思議さを。



End

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― 新着の感想 ―
[一言] うん、多分そうなのでしょう。 この世界で成功したと思われてる人が人が、連続した時間の流れで見れば正しいとは限らないでしょうね。 ワタミやユニクロなどを代表として労働者からの搾取で富を得た人間…
[一言] 哲学ですよね~。 哲学と言うのは、ある時ふと何かに気が付いて、胸のつっかえが取れるというか、そういう風に感じることがあります。 このお話も、まさにそんな感じですよね? でも、もっとよく考…
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