表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕の名前は北マラ。

作者: 辻風 京

 俺の名前は北マラ(40/童貞)。

 コミュ症でロクに女の子と話したこともなく、学生時代には勉強をサボっちまた所為せいで今じゃ親のスネかじり。

 毎日毎日部屋に引きこもってはPCの前に座ってブルーライトを浴び続けている。

 同世代の奴らは社会人になって、子供だっている。


 なのに俺は……クソッ。


 俺は気分転換に散歩をしようと久しぶりに外に出ることにした。


 カラッと晴れた日中。


 俺は汗水垂らしながら、ぜぇぜぇぶるぶるしゅがーしながら歩いていた。


 その時のことだ――


 横断歩道を挟んだ向こう側に美少女がいた! と思ったら、四〇歳ぐらいの熟したおばさんだった。


 駆り立てられる俺の性欲。


 無心になって駆け寄ったその瞬間、トラックがプップードンガラガッシャーン。



* * *


 忙しくがなりたてるアラームの音で、ハッと目を覚ます。


 ――なんだ……夢か……。


 ホッと胸を撫で下ろし、鳴り続ける携帯電話のスヌーズボタンを押そうと手を伸ばす。



「ガチャリ」


 いつもは鍵をかけているはずの部屋の扉が開く。

 そして入ってきたのはなんだか見覚えのあるおばさん。……誰だっけなぁ、ついさっき見たような。。。



-Fin-

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ