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200文字小説

雪の日【200文字小説】

作者: 白波

 雪を見ると懐かしくなる。


 子供の頃には雪合戦をして、雪だるまを作った。


 でも、成長するにつれて少しずつ違ってきた。


 その日は、何年か前の大雪の日だった。


 彼女は、小さな駅の待合室にいた。


 どれだけ待っても電車が来なかった。


「あの……」


 二人の声が重なった。


「どうぞ」


 そこからの会話は時間を忘れさせるほど楽しかった。


 あれから何年経っただろうか?


 今でもあの時が忘れられなくて、雪の日には無性に彼女に会いたくなるのだ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 何かが切っ掛けで思い出すことってありますよね・・・ 雪もそうですが、桜や海などなど・・・ ちなみに俺は匂いで思い出すこともあります。
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