歓迎するよ 君たちを
「はいどーも、今回はメントスコーラ焼きをつくっていきたいとおもいます!」。
この人面白いな、そう最初は思った。 ここは誰でも動画を投稿できる場所、THE FREEROOMだ。
投稿するコンテンツは様々あり、最初は人口が少なかったが段々と芸能人やら、有名YOUTUBERが活動を始めるものだから、その人口はだんだんと増えていき。最終的にこのように毎日100本以上は投稿されるようになった。
よくここを「YOUTUBEに似てる」とか「ニコニコ動画に似てる」という人もいるが、ここはそういった場ではなく、動画も投稿できる、チャットサイトなのだ。「どういうこと?」と思うかもしれないが、ここはFREEチャットというサイトと、THE ROOMという動画投稿サイトが繋がってできたサイトなのだ、そのために、チャット空間と動画空間がある、動画空間ではチャットサイトの住民が自由に動画を投稿している。
おっと、ながながと話してしまったが、自己紹介をしよう。私の名前は中村 博史これはニックネームだ、チャットサイト歴は2年くらいの中学2年だ、性別は男。 そしてお恥ずかしながら、このチャットサイトで家族を作っている、作っている理由は特に意味はない 1年前に、チャットサイトの友達からの誘いだった。
「ひろし!私の弟になってくない?」とダイレクトメッセージで送られてきた、咄嗟に出た言葉は「あっえ?あっっえ?」突然の話に困惑した、その数秒後に「ごめんごめん、突然言われても困惑するよな、最近ここで家族。を作るのがブームになってて仲がいいの君くらいしか居なかったからさ」と送られてきた、私は素数をしばらく数えた後に、こう言った「いいよ」と。
そのためネットで兄ができた その兄こそが岩田 仁志 (イワダ ヒトシ)だ彼との出会いは、2年前に、私が始めたての頃、ここのルールやここの使い方を教えてくれた。彼も中学2年のようで同年齢というだけで、テンションが上がった。
そして私の弟である、 松本 礼司 (マツモト レイジ)もいる、彼とも同年齢でありネット上の弟だ。
いつもは、この三人で動画投稿と、チャットサイトの活動をしている。
ある日、グループdmで仁志がこんなことを言った「来週の土曜日、みんなで会おう!」
続けて礼司が言った「いくら、声がわかっていてもネットの人と会うのは不味くない?」
それに反論するように、仁志が言った「じゃあ、こうしよう私の親と同伴で!」
礼司と私の頭の中に「?」の文字が100個くらい埋まった。第一、親がそんなことを許してくれるはずがない
私は言った「いやいや、親が許してくれるわけないでしょ」。
その数十秒後に仁志が言った、「許可通してくれた!」
礼司と二人で言った「はあああああああ!?!?!?」
礼司が言った、「でも、私の親は許してくれない」
私も言った「そうだね、私の親もだ」
その時に仁志がこういった「じゃあ私の親が君たちの親に申請を出したらどう?」
この人は一体何者なんだと、その時思った。
そんなこんなで、親からの申請が出た、最初は「嘘だろ」と思ったがいいらしい。