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すべての初まり


「本当にすまぬが、ワシの世界を救ってくれ!」


と、土下座しながら何度も頭をペコペコ下げているこの人は、七人の地球の管理人のうち三人目の地球管理人Cという変わった名前の御方だ。


「いきなりは酷すぎません?さっき死んだばっかりなんですよ?死んだことにも動揺してるいま、いきなりあなたの世界を救えって?こっちの身にもなってください!」


そう、私は事故で死んだ。死因は食中毒、キノコ狩りの最中に誤って猛毒のキノコを取ってしまい、それに気づかず鍋にして食べたのだ。あっけないし、死因がダサすぎる。自分の葬式が終わるまでは自分のいた世界にいれたが、かなりバカにされたのでさっさとあの世に逝きたかったぐらいだ。葬式が終わればこんどは世界を救え?頭のなかがパニックで混乱している。


「頼む!この世界はもうワシらの手に負えないのじゃ。最初はある国の内戦から始まり、最終的には世界中の各国がその内戦に加入した。ただ今は運がいいことに休戦中じゃ。このチャンスは逃すことは出来ん。成功すればもとの世界へ生き返った状態で戻してやるから!管理人としてこのとうりじゃ!」


「分かったよ!あんたの勝ちだよジイサン。」


「おお!」と目をキラキラさせている。さすがに、このループをくどいほど言われると断りきれなくなる。しかし、こういう状況はラノベでよく見たことがある。こういうときはこのジイサンがものすごく強い能力や武器をくれたりする。さっさと終わらせてもとの世界に戻りたいところだ。


「で、具体的に何をすればいいんだ?」


「この世界中に根を張っている秘密結社”リベリオンズ”のリーダー、ジェロルを倒せばいいばけじゃ。リーダーを失えば社員の士気は下がりそのすきを突いて革命軍が攻めてくれるだろう。安心せい。」


すごく強い能力や武器さえあれば簡単な仕事だ。「わかったぜ!」と陽気に答えた。


「何も能力がない状態では難しかろう、どれこの能力をくれてやろう」


ついにキター!武器ではなかったがどんな能力か楽しみだ。胸が熱くなるのを感じる。そして.....


「..........お前さんにやるのは、”インフィニテット・ライフ”じゃ」


胸のドキドキは数秒にして消えた。


「その....能力とは」


「その名の通り、無限の命じゃよ。簡単に言うとお前さんは死なない体になったのじゃよ。」


それを聞いた瞬間「はぁ.....」とため息が出た。予想していたのと全く同じだった。確認の為に聞き返してしまったが、すごいのかすごくないのか、意外性のないよくある能力でがっかりした。


「なんじゃその顔は?とにかく、お前さんは死なないからだになったのじゃが、痛みはそのままじゃから無理はせんように。」


そう言った管理人Cはニヤッと笑い、


「さあ、」行くがよい、わしらが作った世界へ!」


と、大きな声と共に魔方陣のようなものが現れ、炎と共に視界が真っ暗になった。

私は気づかなかった。すべてはここから初まったと....

初めて作った小説になるので暖かい目で見てくれると嬉しいです:)

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