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黒猫と傭兵の問題解決する

思いついた時に書いてると止まらないね

止める場所が難しいね

………日付変わってるしね…

今まで王顕(おうけん)達に強気な態度を取っていた店長がシャーラにヘコヘコしている。


「ようこそ、おいでくださりました」

「お前に興味は無い」

「ふえ」

「イヴィル探したぞ、商人はもう旅に出たなどど言っていたが、やはりまだシャハラから出ていなかったんだな」

「あ~姫さん」

「…」

「おい、その女は誰だ?」

「ひっ」


愛想よく話しかけた店長を一喝し、王顕に話し掛けて来たと思うと、今度は腕に抱きつく叉夜(さよ)を睨んでいた。

叉夜も相手が誰かは知っているようで、怯えている。


「ああこの娘は叉夜、俺の仲間(・・)になったんだ」

「え…」

「なかま~」


まだ首輪も取っていないのだ、シャーラも奴隷だと気付いているだろう。

叉夜もまた泣き出しそうな目で見上げている。


「ま、いいわ、それで何をやってるの?」

「それがさ、俺らが飯食おうと思ってこの店に寄ったら、こいつが叉夜の分持ってこないから、殴ってやろうかと」

「はあ~~、お前が暴れたら、誰も止めれないだろ…、イヴィル城に来い食事の用意をしてるから、その子も連れてね」

「ええええええ」 嫌そうな顔

「ご主人様?」

「…分かった、今からで良いのか?」

「ええ」

「んじゃ行くか」


王顕はテレポートを使い、城の中へと入り、シャーラは店に置いてきた。

テレポートは使う者が他者に触れていれば、その者もテレポートできるから便利だ。


「え、え、え、あれボクは」

「ようこそお城に」

「ご主人様これはいったい」

「後で話すよ、今は飯だ」

「は、はぁ」


そこら辺に居た騎士に話しかけ、事情を話し食堂に案内される。

食堂に居たのは王と王妃、それとベアトリクスの3人だった。

「何であんたがここに」

「そんな、睨むなよベアちゃん、綺麗な顔が台無しだぜ」

「死になさい」


この前の試合で嫌われてる。

目の前の英雄を知っているのか、叉夜は王顕の後ろに隠れてしまった。


「そっちの奴隷はあんたが買ったの?」

「まぁな、それで飯が食えるって聞いたんだけど」

「シャーラ様のお客様です、どうぞお掛けになってください」


示された席に座るが、また叉夜は王顕の斜め後ろに控える様に立っていた。


「叉夜~隣に座って」

「ですが、ご主人様」

「王様良いよな?」

「もちろんですよ」

「…」


叉夜もやっと席に座ってくれた。

食堂の扉が開きシャーラが入ってくる。


「王顕、シャーラを置いて行くなんて、酷いぞ」


ガシッ

首に巻き付くように抱き付かれた。

その光景に戸惑う叉夜。


「ご、ご主人様、こ、これはいったい?」

「俺も、何でこんなに気に入られたか分からん…」

「シャーラ!!、そいつは危険なの何度も何度も、無用心すぎる」

「シャーラ様、それではイヴィルさまが、お食事を召し上がる事ができませんよ」

「それもそうね」


シャーラは王顕から離れ、叉夜とは逆の隣の席へ座る。

王顕は疲れを見せながらも、今までの疑問に思っていたことを、質問することにした。


「あんたらの関係を知りたいんだが、話してくれるか?」

「そう言えば話してなかったな、まず気付いているだろうが私は吸血鬼の真祖だな、勇者の元仲間で、そしてこの国の建国者だ、今はそっちの王と王妃の娘と言う事になってるけど、この事は今ここに居る人しか知らないことだ」

「なーるほどね、そう言う事か、だから姫さんとベアちゃんは知り合いな訳か」

(そして姿を魔法で変えれるシャーラは国民に気付かれることが無いと…)

「ちょっと王顕、何でベアはベアちゃんで、シャーラは姫なの、シャーラのことも名前で呼びなさい」

「えええええ、嫌だよ」

「なんでよ」


シャーラをからかうのはちょっと楽しいと思う。

頬を膨らませるシャーラ。

料理が運ばれて来る、バケットに入った種類の多いパン、サラダも種類ごとに皿に分けられている、透き通ったスープには具沢山で、いろんな部位の肉を使った煮込み物など、転生前では絶対食えないであろう料理が並ぶ。

だが王顕はこうも思った。


(マンガ肉が食べたかった…)


食い始めると美味くてマンガ肉の事はどうでもよくなったが、ふと横を見ると叉夜は未だに料理に手を出そうとしていない。


「叉夜どうした、美味いぞ」

「ボクはご主人様の後に、残ったものを…むぐっ!」


問答無用で料理を彼女の口にねじ込んだ。

ビックリするも、口に入れたものを出さない様に手で口を押さえる。


(おお、何か可愛いな)

「んく、ご、ご主人様何を!」

「美味いか?」

「え、あ、はい」

「じゃ一緒に食おうぜ」

「……はい」


笑ってくれた顔は、とても穏やかだった。

食べ始めたことを確認して、王顕も食事に戻る。

叉夜は両手を使い無我夢中で食べていたが、ふと手を止め尋ねてくる。


「あの、ご主人様のお名前はイヴィル様ですよね」

「んあ、もぐ、んぐ、急にどうした」

「いえ、先程姫様がご主人様を”王顕”と呼ばれていたので…」

「あ、あ~」

「…」


2つ呼び名があれば、それは確かに疑問を持つだろう。

どうしたことか、本当のステータスを教えておくべきか悩む、結果信頼を得るために教えることにした。

スキル隠蔽(いんぺい)を解く。

人から4本角の人外へと姿を変える。


「ご、しゅじん、さま?」

「こっちが俺の本当の姿で、本名が王顕なんだ」

「そっちの方がカッコいいぞ王顕、今晩シャーラの相手をしない?」

「…………また今度な」

「いま少し悩んだな~、シャーラにも興味があるみたいで良かった」

「忌々しい姿…」

「おい、聞こえてるぞ」


横槍が入ったが、叉夜に視線を向ける。

まだ信じられないのか、口をパクパクと金魚の様だった。

手を差し伸べる。


「くぅっ」


目を(つむ)り、縮こまる。

ポンっと頭に手を置き、少し撫でて抱きしめる。


「あ、ご主人様」

「落ち着け、俺はお前の敵じゃない」

「…は、い」


この姿を受け入れてくれたのか、胸に顔を埋め頬ずりしてくる。

傍から見れば、猫娘をなだめる悪魔だが、王顕の内心は、


(髪がスゲーーサラサラしてる、女の子って良い匂いするな…、そして!!服越しでも分かる柔らかく大きな2つの果実!!うおおおおおおおおお、生きてて、いや、生まれ変わって良かったあああああああ)



美少女を自分から抱きしめて、転生したことに感激していた。

隠蔽でまた姿を変えて、食事を終え飯の礼を告げる。


「もう、行くのか?まだ城でゆっくりしろよ」

「私は早く目の前から消えて欲しいけど」

「ベ~ア~」

「ふん」

「急だが、明日には王都を発とうと思ってる」

「急すぎるぞ、もう少しだけ…」

「俺目立っちまってるし、それにまだ旅の途中だしな」

「うーーーーううーーーーー」

「そういう事で、明日また挨拶に来るから」

「待っ…」

「きゃ」


シャーラが何か言おうとしていたが、聞く前に叉夜を抱きとめテレポートを使った。



商人の家に移動して、既に帰っていた商人とダイニングルームでばったり会う。


「おお、イヴィルさんお帰りになられましたか、少し遅かったので心配しましたよ」

「すまん、ちょっと姫様に呼ばれてな」

「そうでしたか、ところで叉夜はどうでしたか?」

「俺は気に入ってるよ、ま、叉夜が俺のことをどう思ってるかは分からんが」

「ボ、ボクはご主人様がご主人様で良かった、いえ、ご主人様以外は嫌です」

「おおう、叉夜がこんな短時間で心を開くとは、さすがイヴィルさんです」

「お、おう」


叉夜は食事の後から俺への信頼がかなり上がっていた。

ネコ耳がパタパタさせているのが可愛い、ついつい頭や顎の下を撫でてしまう。

なでなで、なでなで。


「にゃ、にゃ~~」

(やっべーーよ、何なのこの生き物)

「…ルさん、イヴィルさん、よろしいですか」

「ぬあ、何だ」


叉夜に集中し過ぎてて商人の声に気付いていなかった。

慌てて反応する。


「家の前にさっきから居座られていまして」

「誰に?」

「グリゴラさんです」

「傭兵の?」

「はい、部下の方達も数人居るようでして、もう、夜も更けてきましたし、お帰り願いたいのですが、イヴィルさんに会うまでは動かないと…」

「分かった俺が話してみる」

「ご主人様、大丈夫ですか…」

「ああ、ここでおとなしく待ってな」

「…はい」


玄関から外に出る。

座り込んでいたグリゴラが、王顕に気付き立ち上がると、肩を両手で掴み。


「イヴィル殿、やっと出てきてくれたな」

「お、おうどうしたんですか」

「どうか、どうか賞金を譲ってはもらえないだろうか」

「…唐突ですね」

「これからのわしの人生、全てをおぬしに捧げる、だから、どうか」

「隊長!!」

「俺らも頭を下げろ」

「おぬしら…、イヴィル殿どうか、頼む!!」


仕舞いには土下座までする始末で、周りの奴らまで王顕を囲む形で土下座する。

地面に頭を付け、他人の目も気にせずに提げ続ける。

とりあえず商人に相談して家に上げることにした、客間に通し互いに向き合って座る。


「グリゴラさん金が必要な理由を聞いても?」

「そ、そうだな、実はわしの娘が半月前ある遺跡で呪いに掛かり、それを解く魔法とアイテムに金貨700枚が必要なのだ、わしが大会で受け取った賞金は金貨200枚、そしてわしらが集めたのが金貨80枚、残り420枚が必要なのだ、もう娘の体力も後3日ともたないらし、だからどうかわしに…」

「あんたの娘は今どこに?」

「今は近くの宿に休ませているが」


グリゴラとは話し、戦ってみて悪い奴だとは思っていない、話も事実だろう。

まだ王顕との試合で受けた傷が癒えていないだろうに、娘の心配をして外でジッと待っていた。

部下達にもとても慕われている様子だった。


(嫌いじゃないんだよな~、このおっさん、それに呪いって事ならメガポーションで治るはずだ)

「俺をそこに連れて行け」

「あ、ああ、もちろんだ付いて来てくれ」

「ご主人様、ボクは」

「あれはまさか…」

「黒い…」

「不吉な…」


グリゴラの部下達が、部屋に入ってきた叉夜の容姿と伝承と結びつける。

そんな中グリゴラだけが違う反応をした。


「可愛いお嬢さんですな」

「…ありがとうございます」

「はは、叉夜、お前の好きなようにするといい」

「…ご主人様のお側に」

「そっか、グリゴラさん案内を」

「うむ」

「隊長、よろしいので…黒猫ですよ」

「たんなる可愛いお嬢さんだ」

「ですが噂で…」

「噂は噂だ、なによりイヴィルさんの連れだ、それだけで信用にたるわい」

「分かりました」


傭兵の皆は近くの安い宿に4部屋を借りて、12人が3部屋にグリゴラと娘さんとで1部屋を借りていた。

部屋に入るとベットの上で幼い少女が苦しそうに、胸を押さえている。

他に部屋には魔術師が1人レベルは8、こいつが金貨700でこの娘を治すって言ってる奴だろう。


「グリゴラさーーん、金貨は用意できましたかーーー」

「もう少し待ってくれ、今貸してくれそうな方を連れて来たところだ」

「ふーーーん、こちらは、いーーーーつでも呪いを解く準備は出来てるんですよ、受け取りが済み次第、すっっっっっぐに解いて見せます」


胡散臭すぎる、グリゴラは騙されてるんじゃないかと心配してしまう。

だが、こんな奴に頼るしか出来ないくらい、切羽詰っているのだろう。

胡散臭い魔術師が叉夜に気付く。


「いっっっけませんねーー、グリゴラさん、黒猫なんか連れてきてはーーー」

「あの、ボクは」

「しかもーーーー、奴隷ときたもんだーーーー」

「…」

「彼女はイヴィルさんの連れです、悪い人では無い」

「ですがねーーーー、黒猫を奴隷にする様な変態のーーー金なんて受け取りたくも無いんですがーー、金は金ですーーー」


さすがにムカついて来たので、外に追い出そうかと思ったその時、

パァンッ

乾いた良い音がした。

またもや王顕より速く動いた叉夜が、魔術師の顔を張り手したのだ。


「な、ななな、なにを」

「ボクのことは、何とでも言ってくれて良い、でも優しいご主人様の悪口は言わないで」

「きさまーーーーー」

「ツッ」


魔術師が持っていた杖で殴りかかった、避けることも出来ただろうに、叉夜は耐える姿勢を見せ歯を食いしばる。

ガシッ

杖を受け止めた、目を開く叉夜の前にはグリゴラの背中があった。


「そこまでにしてもらえますか、彼女の非はここに連れて来る事を良しとした、わしにもある」

「く、ぬうう、まあーー良いでしょーーー金貨プラス20枚、これで手を打ちましょーーーーう」

「…それは、イヴィル殿に聞かないことには…」


後ろに控えていた傭兵のみんなも、拳を握り締め、唇を血が流れるまで噛んでいる。

よほど悔しく、あの魔術師を殴ってやりたいだろう。

王顕も同意権だったが、先にここに来た用を済ませることにした。

寝込んでる女の子の元へ、歩み寄り話しかける。


「聞こえるかお嬢さん?」

「あ、なた、は?」

「君のお父さんのお友達さ」

「そう、なん、だ」

「君ーーー彼女の容体が悪くなるからーーー、離れなさーーーい」

「その耳障りな口を閉じろ」

「うひい」


欲界の倉庫(たけじざいてん)で、ギガポーションを取り出す。

そのポーションを、ここに居る誰もが見たことも無いだろう。


「飲めるかい?」

「そ、れは、なーに」

「お薬だよ」

「君ーー君ーーー何を勝手な」

「黙れよ」

「ひょえ」

「の、む、よ」

「良い子だ」


不安な表情のグリゴラだが、王顕を止めることはしなかった。

叉夜に女の子の体を支えてもらい、黄色のポーションを飲ませてあげる。

喉を鳴らし全部飲み終わる。


「…苦しくない、治っちゃった?」

「な、あーーーりえなーーーい」

「シータ?」

「パパ、私苦しくない、自分で立てるよ」

「うおおおおお、シーーターーーーーー」


抱き合う親子、何が起きたか分からず頭を抱える魔術師、目の前の光景に喜び合う傭兵達、叉夜も微笑んでいる。

魔術師が王顕の服を掴んできた。


「な、何なんだーーーあのポーションは、せ、製法を教えてくれーーー」

「お前じゃ一生無理だ」


俺は魔術師を引き剥がし、叉夜を連れ部屋を後にする。

ポーションはアイテム調合のスキルで造れるが、ポーションはレベル1から調合できるが、メガポーションを造るにはレベル200から、ギガポーションに限ってはレベル400からでしか造れないのだ。

ちなみに材料は、

ポーション、薬草+薬草。

メガポーション、ポーション+ポーション。

ギガポーション、ハイポーション+ハイポーション。

と、内容はいたって簡単だ。

だが王顕はゲームで、調合するのもめんどくさかったのから、課金して買い溜めていた。


「イヴィル殿、待ってくれ」


追い駆けて来たのはグリゴラと部下達だ。


「なんとお礼を言って言いか、本当に娘を、シータを救ってくれて感謝する、どうかこれを受け取ってくれ」

「これは…」


差し出されたのは金貨280枚。

後ろに居る傭兵達も、俺に金貨を渡すことに不満は無いようだった。

その中から80枚だけ抜き取り、200枚を返した。


「イヴィル殿?」

「これで十分だよ、賞金の200枚は娘と部下のために使いな、それに…」

(あんたらが汗と血を流しながら、集めただろうこの80枚にこそ価値が有る)

「……、この恩忘れはしない、おぬしが困っていれば、わしらは何だろうと手を貸すぞ」

「はは、そん時はよろしく」


グリゴラとしっかりと握手を交わし、部下達ともそれぞれ握手を交わす。

そして部下達は、叉夜の前に並び頭を下げる。


「え、あの、ご主人様」


この状況の意味が分からず、王顕の方を向く。

俺はニヤニヤ。


「先程までの無礼な発言を許してほしい」

「あんたがあの男を殴ってくれた時は、本当にスカッとしたよ」

「これは、ほんの気持ちだ受け取ってくれ」


差し出されたのはアイテムは、”万能玉(ばんのうぎょく)”だった、効果は攻撃力と防御力の上昇。

とりあえず受け取る叉夜。

叉夜を遠目に眺めていると、話しかけられる。


「イヴィル殿、あの時わざと、わしに受けさせましたな」

「さーね」


グリゴラが言っているのは、魔術師が叉夜を殴ろうとした時のことだろう。

彼が言葉道理に叉夜を、1人の少女だと思っているのか、それを知りたくて王顕はわざと動かなかった、奴隷や黒猫だと思っていれば、護りはしなかっただろう。


(ま、叉夜の能力も知りたかったんだけどね)


仮にグリゴラが動かなくても、王顕なら杖が当たる前に魔術師を殴り飛ばしていただろう。



王顕と叉夜は2人、夜の街を歩く。


「明日はシャハラを発って旅に出る、叉夜も準備しとくんだぞ」

「旅、ですか…」

「いやなら、残ってもいいぞ、何なら姫さんに頼んで…」

「ご主人様のお供をします!、離れるのは嫌です!、ボクにはご主人様だけなんです!」

「はは、可愛い奴め」


王顕の言葉をさえぎるように、自分の言葉を重ねる叉夜が本当に必死で可愛かった。

王顕はグリゴラの泊まる宿に行く前に、商人に旅に必要なものを準備してくれる様、お願いしていた。

商人は快く応じてくれて、帰ってくるまでに、揃えてくれていた。

数日分の食料と水、ポーションに地図などだ。


「さ、明日に備えて風呂で精神を癒し、寝て体力を癒そう」


風呂場には既にお湯が張ってある、商人に感謝だ。


「あーーーーー良い湯だーー」


キイィ

風呂に浸かっていると、風呂場と洗面所との扉が開き、叉夜が入ってきた。


「ぬおおおおおおおおおお」

「ごご、ご主人しゃま、おしぇなか、お流ししましゅ」

(み、見てしまったーー、生で見てしまったーーーーー、え、どうすんの、俺これどうしたら良いのーー)

今回は叉夜と仲良くなる話し

それと傭兵さん達のおはなしでした

楽しめてもらえたら幸いです

次回はシャハラを出て次の話に入ります、それでは少々お持ちくださいませ

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