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アーガイルツインズ・ラブロマンス

作者: 北郷 信羅

 その日、僕には好きな人ができた。隣のクラスの子だ。垂れ目がちで眠たげな瞳と泣き黒子が印象的な彼女の微笑みを目にして、僕は一瞬でその虜になってしまった。

 幸せな気持ちとはこういうものだろうと、初めて知った気がした。その日は苦手な国語の授業ですら、何か素敵なものに思えてしまう。そんな僕の気持ちを表すのには、十や二十の文字数では収まらない。ちょっとした作文レベルになってしまうだろう。

 昼休みだっていつもより良い気がする。具体的には姉さんが作った弁当の味とか。

 なんてことを考えていたら、その姉さんと目が合った。姉さん、と言ったが、双子なので同学年だし、どころかクラスメイトなのだ。

 姉さんは一人で弁当を食べていた僕の元まで寄ってくると、耳元で囁いた。

「そんなに気に入ったなら、デートにでも誘ってみたら?」

「―――ええっ!?」

僕は驚いて素っ頓狂な声を上げてしまった。周囲の人の視線が痛い。

「無理だよ、そんないきなり」

驚いたのは、もう既に好きな人ができたことを知られていたからじゃない。僕と姉さんは以心伝心だから、考えていることなんて筒抜けなのだ。ジョークじゃない。むしろ常套句(じょうとうく)だ。僕たち双子の特別なこの能力を説明するには、その言葉を使うのが最も適切だし的確だから。

「それならいつ動くの」

「今……、じゃないでしょ」

乗せられて思わず言ってしまいそうだったけれど、やっぱり今じゃない。早すぎると思った。だってまともに会話をしたのはその日が初めてだったから。じゃあそれまではと言うと、挨拶を交わす程度。「ああ……」とか、それくらい。別に合わせる顔無し、ってわけじゃないけど。

「そんなこと言ってたら、いつまで経っても関係変わらないよ。『明日から本気出す』って言ってる人が本気出したところ見たことある?」

「いやそれは……」

姉さんの言葉に、僕は何も言い返せなかった。なにしろ僕は、夏休みの宿題を夏休み中に終わらせられたことがない。

「分かったなら!」

姉さんの勢いに押されて、というか実際に物理的に押されて、僕は教室を出た。ここまでするのなら、ついでにあの人に彼氏として推して欲しかった。がしかし、姉さんは僕を教室から追い出すと、さっさと自分の席に戻ってしまった。

 仕方がない、と思って僕が顔を隣のクラスに向けた時だ。あの人が教室から出てきた。

 一人だった。そこで僕は、なけなしの勇気を振り絞って彼女に声をかけることにした。

「―――やっ」

「やあ」と「よっ」との中間みたいな声が出た。恥ずかしい。はじめの一歩から失敗。勢いよく踏み出したのに派手にカウンターを食った形だ。

「うん?」

ただ彼女を引き止めることはできた。

「なに?」

僕が何を言ったのか聞き取れなかったためか、近寄ってきてくれた。これで取り敢えず、会話をする形にはなった。結果オーライとはこのことを言うのだろう。結果が欲しいのはこの後なんだけれど。

「いや、あの……さ、」

しかしここで、雀の涙ほどだった僕の勇気は尽きてしまった。

「ええと……」

そんな僕の中に、不意に言葉が湧き出す。

 デート。

 デート。

 デートに誘え。

「いやデートって……!」

姉さんだ。姉さんが直球の念をガンガン送ってきていた。

「デート?」

思わず声に出ていた僕の言葉を、彼女がオウム返しする。

「あっ、……ああ! そうそう、」

ここまで来たら、もう引き返せない。僕はようやく覚悟を決めた。当たって砕けろ、だ。

「朝、話してて……、その、こんな人と出掛けたら楽しいだろうなぁって思って……」

「そう? ありがとう」

「だッから、―――デート、してくれませんか?」

グッダグダだ。我ながら酷かった。でも言い切った。

 彼女はうーんとかそうかぁとか言いながらしばし間を取った後に、

「いいよ」

と答えた。応えてくれた。

「……ホントに?」

「うん。出掛けるだけでしょ?」

「もちろん!」

むしろ彼女がそれ以上譲歩したら彼女の今後を心配してしまう。それは流され過ぎというものだ。素麺じゃないんだから。

「それで、どこ行くの?」

「え、ああ……ええと、」

僕は何にも考えていなかった。そもそも、こんなにも早くデートに誘うことになるとは思っていなかったし、こんなにもあっさり承諾してくれるとも思っていなかったのだ。その先のことなんて完全にノープランだった。

「―――行きたいとこあれば、そこ行こうよ」

良い返しのはずだ。僕の提案に、つまりデートに行くことに彼女は賛同してくれた。それなら行き先は、彼女の要望に沿うというのがフェアというものだろう。

「んー、特にはないかなぁ」

ところが彼女は、ちょっと下唇に人指し指を当てて考える風を作っただけで、すぐにそう答えた。

 おかしいなぁ、と思ったところで、ポケットのスマホが振動した。マナーモードだから着信音はしない。誰だろと思ったが、その答えはスマホを取り出さずに分かった。

 聞くんじゃない、アンタが提案するの!

 姉さんだ。このバイブ音は不正解を知らせる音だったらしい。

「そうか、じゃあ……映画、とか?」

僕が考え得る最もデートなチョイスだ。というか、そもそも選択肢がこれくらいしかない。

「ん、いいよ」

またしても彼女は、あっさりとその提案を受け入れた。しかしまぁ、考えてみればそれも当たり前のことかもしれない。仲の良い友達とか、それこそ彼氏とならともかく、「知人A」レベルの僕なんかと出掛ける場所だ。そんなことを真剣に考える余裕があるのなら、今晩の夕飯のメニューを考える方がずっと有意義だろう。―――ちょっと例えが主婦過ぎるか。

 ともかく。

「何を観るかだよなぁ……」

と言ってみても、彼女の回答は変わらない。

「なんでもいいよー」

―――それならば。

 僕はスマホを取り出すと、素早くブラウザを立ち上げて二、三本ほど映画をピックアップした。

「こんなのはどう?」

ピックアップした映画は某ネズミが出てくるようなアレや、となりのソレ系などのメジャーなアニメ映画。「ザ・アミューズメント」といったテイストの作品だ。これならばほぼハズレはないだろう。大体世の中の人間はネズミ派かとなり派かどちらかに属するものだ。

 着信もない。姉さんも納得、というわけだ。それにしてもハズレの時だけ音鳴るなんて嫌なシステムだ。姉さんには褒めて伸ばす方法も覚えていただきたい。

「あ、これ観たい」

彼女のお気に召すものもあったようだ。そうだ、始めからこういう選択方式をとれば良かったんだ。

「それじゃあこれを観に行くってことで。待ち合わせは駅前でいいかな?」

「うん、いいよ」

いいとも、とはこなかった。もう終わっちゃったしね。

 それはともかく、僕と彼女のデートが、決まった。


     *


 一週間後。昼過ぎになって、彼女は駅前に現れた。

「ごめんねー」

とてとてと僕に歩み寄った彼女は、ぺこっと軽く頭を下げた。ブラックの地にグレーのアーガイル柄の入ったニットは派手さはないけれども、シックな雰囲気の彼女にはよく似合っていた。

「まぁ、大丈夫だよ……」

と僕は応じた。

 いや、ホントはあの伝説の名言「僕も今来たところ」を使いたいところだったのだけれど、彼女が来たのは約束した時間の一時間半後。三十分余裕を持って到着した僕は約二時間待ち惚けたので、間違っても「今来たところ」とは言えなかったのだ。

「それじゃあ、行こうか」

「うん」

僕の呼びかけに彼女が応じて、僕らのデートが始まった。

 またしても、走り出そうとしたら右の靴紐と左の靴紐とが結ばっていて盛大にこけたような出だしになってしまったわけだけれども、そんな出だしでも、僕の高ぶる気持ちが萎えてしまうようなことはなかった。一週間前もそうであったように、電車の移動時間であっても、彼女と一緒ならばカボチャの馬車に乗っているような素敵な時間に変わるのだ。この例えはちょっと姫過ぎて僕の男子力に不安がよぎるけれども。

 でも、しかし実際、シンデレラストーリーだ。僕という人間が彼女みたいな綺麗な人と一緒に歩けているということが不思議でならない。まぁそれは姉さんという魔女があってこその展開なわけだけど。このまま魔法が解けないことを願いたい。

 さて、そうこうしているうちに僕らは目的地に着いた。様々な専門店やサービス施設が集まったショッピングモールというやつだ。この中に、今回映画を楽しむ映画館もある。

「チケット買ったら、先にお昼食べようか」

「うん」

このショッピングモールには、当然フードコートもある。予めチケットを購入した僕らは、そこで時間をつぶすことにした。……と、いかにも流れでそうなったように言ったけれど、実際には始めからその予定だった。僕がこのデートという特別なイベントにおいて臨機応変な行動をとれるはずもない。

 それは食べるものについても同じ。僕はいつも通りマクドの、いやマック? のハンバーガーセットを注文した。

「ハンバーガーセットは、おひとつでよろしいんですか?」

「? はい……って」

不審に思って店員を見ると、どこかで見た顔。

 というか、姉さんだった。

「なんでここに!?」

「なんでって、バイトだからに決まってるでしょ? 見て分からない?」

「聞いてないよ……」

「アンタに話す義理、ある?」

「ない、けど……」

ないけど、これは酷い。僕らの住んでいる町から一番近い映画館はここだ。だから彼女と約束した時点で、姉さんは僕らがここに来ることを予想できたはずだ。なのに言わないなんて。

 全力で睨みつけたつもりだが、姉さんはふふんと勝ち誇ったように笑った。

「まぁいいじゃない。別に私は邪魔したりなんか―――」

「弟さん?」

いがみ合う僕らの間に、他の店員が割って入ってきた。

「あ、はい!」

姉さんは慌てて背筋を伸ばす。

「仲良しなのはいいけど、仕事もしっかりね」

「すいません……」

店員のお兄さんに優しく注意されて、姉さんは顔を真っ赤にして謝っていた。ざまあみろとそんな姉さんを横目に見ながら、僕はさっさと注文したものを受け取って店を後にした。

 おさえておいた小さなテーブルに戻ると、彼女は既に席についていた。その前には天ぷらうどん。昼は麺派なのかもしれない。

 僕たちは揃って手を合わせると、昼食をとり始めた。

「いつもそれ食べるの?」

「うーん、だいたいそうかなぁ。いつもうどんかも」

「蕎麦はあんまり食べないんだ?」

「うどんの方が好きかなぁ……」

良い滑り出しだった。ちゃんと会話できていた。これは楽しいランチタイムになる―――と、思ったのは最初の十分だけだった。

「……」

「……」

あっという間に沈黙が訪れた。フードコートなので周りは非常に騒がしい。騒がしいのだけれど、それがかえってその沈黙を際立たせているようだった。ホント、騒がしいはずなのに、彼女がうどんをすする音がやたらとクリアに聞こえる。その音が、僕の話す力の無さを咎めているように感じられた。

 だから僕は、一生懸命に考えた。

 何か、喋らなければと。

 彼女を楽しませなければと。

 だけれども、そう考えれば考えるほど話題は浮かばなかった。

「……」

「……」

気がつくと、彼女は食事を終えてスマホを手に取っていた。これでは彼女を楽しませるどころか、待たせるばかりだ。僕は止む無く、残された昼食を平らげることに集中した。ブルブルと控えめに震えるスマホは無視した。

 このポテトはもう少し塩分を抑えた方がいい。……喉が、からっからだ。

 幸いなことに、食事を終えると上映時間はだいぶ迫っていた。だから僕たちはすぐにシアターに入って、映画泥棒と対面した。

 映画がデートの定番である理由が分かった。喋らなくても、楽しいからだ。それに二人の共通の話題が向こうからやってくる。だから、その後の会話に困らないのだ。

 僕もその利点を十分に生かして、というかその恩恵にあずかって、帰りの電車では映画の話題でひとしきり盛り上がった。面白い映画で良かった。やはりネズミシリーズ、恐るべしである。

 ただ隣で笑う彼女は行きと違って、なんだか遠くにいるような気がした。

「今日はありがとね」

日が暮れてややオレンジに染まった集合場所に戻ると、僕はお礼を言った。ホントのところを言うと、感謝するよりも謝罪したかったのだけれど、それをしたら今日の全てが台無しになるような気がしたのでやめた。

 少なくとも映画は面白かったのだ。彼女の中にある楽しい映画の記憶までも汚すなんてことがあってはならない。

「うん、」

と言って彼女は、小さく手を挙げた。

「またね」

「……うん」

としか、僕は答えられなかった。


     *


 彼女の姿が見えなくなるまで見送ってから、僕は傍にあったベンチに腰掛けた。

「はあ……」

ダメだった。全くダメだった。今日の良い所は映画だけ。そしてそれはもはや僕ではなくネズミの功績だ。

「はあ……」

「溜息つかないの」

僕が顔を上げると、駅からこちらに向かって歩いてくる姉さんの姿が見えた。

「幸せが逃げちゃうよ」

「ついさっき逃げていったからもういいよ」

姉さんを睨むと、額に一発デコピンを食らった。

「痛ッ!」

「なぁにしょぼくれてるの。アンタは悪いことしてないでしょうに」

「したよ!」

思わず叫ぶと一緒になってこみあげてくるものがあったので、僕はオレンジの空を仰いだ。

「―――何をしたの」

「上手く喋れなかった。彼女を楽しませてあげられなかった」

姉さんの問いに、僕は少し気持ちを落ち着かせて答えた。これ以上感情的になったら堪え切れないから。

「はいそれ。間違ってる」

姉さんは人差し指を立てて、子供を叱りつけるような口調でそう言った。あの時の着信は、やはり姉さんだったらしい。―――でも。

「なんで? 間違ってたのは僕が黙ってたことじゃないの?」

そのはずだ。僕が話題を見つけられず、沈黙してしまったからあの苦しい空間が生まれてしまったのだ。

「―――例えばさ。今日のデート、私と行ったらどうだったと思う?」

「そんなことしたら社会的に死ぬからやだ。行きたくない」

「誰が姉を性的な目で見ろって行ったのよ……」

僕の回答が的を外していたようで、姉さんはこめかみを押さえながら唸った。

「そうじゃなくて! 普通に出掛けたとしたら!」

「それでもやだな……」

「じゃあ友達と! アンタの数少ない男友達とだったら?」

数少ないは余計だ。余計なお世話だ。

「……どうって、普通でしょ」

「話題探す?」

「別に探したりなんかしないよ」

姉さんの言いたいことが何となく分かった。話題探してる時点で間違ってるとか、そういう感じだろう。でも、僕はそんな話じゃ納得できなかった。何より同い年で彼氏なしの人に諭されたくなかった。

「でも、それとこれとは話が違うでしょ。デートは異性と二人きりで行くんだから同じように振る舞えるわけないじゃん」

「同じ、とはいかないだろうね」

僕の反論に、姉さんは素直に頷いた。

「でも、アンタがアンタでいられないなら、そういう相手との関係は長続きしないよ」

「だからそれが無理だって―――」

「沈黙禁止。カッコつけなきゃ並べない。―――それでアンタ、楽しいの?」

「……」

ダメだ。反論したいのに、言葉が出てこない。

 彼女は楽しめなかった。なら僕は? ……僕も楽しめなかったのだ。

 喋らなきゃいけないと思った。彼女を楽しませなければと。でもそれはまるで、彼女のための道化だ。「話し上手な人」を演じている時点で、それは僕じゃない。例えそれが上手くいったとしても。例えそれがあの人の求めるものであったとしても。

「もしも今日、アンタがあの人にうける話をできて、それで仲良くなって付き合うことになったとするよ? そしたらアンタ、これからもずっとその嘘つき続けるの? できる? それ楽しい?」

「できない。楽しくない……」

絶対キャラブレするに決まっている。芸能人だってあんなにブレるんだもの。

 それに、嘘、という言葉がとても胸に深く突き刺さる感じがした。僕は彼女に嘘をつこうとしたのだ。

「でしょ? だからアンタはアンタとして、あの人といればいいのよ」

「でもそれじゃあ、仲良くはなれないだろうな……」

苦笑する僕の肩を、姉さんは励ますように強く叩いた。

「それならそれでいいの! 高嶺の花は下から眺めるから綺麗ってこともあるだろうし」

「そうかな」

「そうよ! 綺麗だからって高嶺に登って、それで同じ高さまで行けたとしても。その『花』と一緒にいるために、自分に合わない空気の薄い高山で苦しむなんて賢いとは言えないでしょ?」

この「その花」の話には、なるほど言い得て妙―――とも思ったが、それを姉さんが言うと何となく違和感もあった。

「馬鹿と煙は高いところへ上るとはよく言ったものよね!」

そうだ、とここで思い当たる。

「いや上らせたの姉さんだから!」

僕は思わず叫んだ。

「あー。まぁ、経験しておくことは大事だと思ったし……」

と言うわりに、姉さんの目は泳いでいた。

 だから僕は言ってやった。

「―――じゃあ、次は姉さんの番だね」

「えっ?」

「バイト仲間のお兄さん、僕もカッコイイと思うよ」

「っ! それは……!」

言い訳は無駄だし無意味だ。僕と姉さんは以心伝心なのだから。

 僕が恋すれば姉さんが大人ぶってアドバイスするし、姉さんが恋すれば僕が茶々を入れる。そんな僕ら双子の関係を思った時にふと、あの人が着ていたニットのアーガイル柄が頭に浮かんだ。線対称なアーガイルは、まるで僕たち双子みたいだ。上って下る僕がいれば、下って上る姉さんがいる。これからはアーガイルツインズとでも名乗ろうかしら。……うん、恥ずかしいからやめよう。

 余談だけれど、例の彼女とSNSで繋がった僕は、「映画行ってきた!」って見出しの投稿を見つけた。空の器の写真がついていて、「お昼は天ぷらうどん!」のコメント。うどん、食べる前に撮ってなかったのね……。

 どこか抜けてる彼女の投稿に、僕は笑みを溢さずにはいられなかった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 文章に引き込まれました!なんだか見ててある意味ライトノベルじみてない現実っぽいその普通さにニヤニヤしながら読んでる自分がいました←
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