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PANDORA  作者: 倉田彰
第6章 『鎌風隊』編
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第9巻 第87話 糸を引く人物

『ROOTS』は結局野田佳男を護衛することになってしまった。

■『ROOTS』が野田を警護することが決まってから数日後、選挙運動が始まった。


野田佳男「のだだ。派手にやるえ!!おい!!坊主お前はここにポスターを貼れい!!!!」

風間乱丸「俺たちって護衛じゃなかったけ?」

野田佳男「なんか言ったかえ?金がほしくないのか?」

風間乱丸「分かりましたよ。やればいいんでしょ。」

野田佳男「おいグッキー。俺のマントどうだ?」

野田は何故か金色のマントを首からかけていた。

朝倉利子「はぁ・・・いいんじゃないですか?」

野田佳男「のだだ。そうか!!もっと、良く見ろ!!!格好いいだろ?」

朝倉利子「・・・って誰がグッキーだ!!!!」

利子は思い切り野田のマントを引き裂いてゴミ箱に捨てた。

風間乱丸、赤星功太、久野英樹、タケル、浅利剛、北沢風神、南海光一、沢田慎一「遅っ!!」

野田佳男「ああ。オイラのマントが・・・」

朝倉利子「ああん?誰もあんたのキチガイマントなんか見ねぇよ!!!」

野田佳男「ところでその胸どんくらいあるんだ?」

野田は朝倉の胸を触る。

朝倉利子「やっぱり・・・こいつ殺そうかな?」

風間乱丸「てめぇ!!!なんで利子の胸触ってんだ?利子のぺチャパイに触れていいのは俺だけだ!!!!」

乱丸は野田を蹴り飛ばした。

赤星功太、久野英樹、タケル、浅利剛、北沢風神、南海光一、沢田慎一「お前が怒るのかよ?」

朝倉利子「うん。ありがとう・・・乱丸・・・って誰がぺチャパイよ!!!」

風間乱丸「えっ?うわわわ・・・ごめんなさい〔泣〕」

乱丸は背負い投げされた。

野田の選挙の手伝いA「高飛車な女だな・・・」

野田の選挙の手伝いB「可愛いけど胸と歯茎が残念な女だな・・・」

朝倉利子「もういっぺん言ってみろ!!!私が選挙めちゃくちゃにしてもいいんだぞ!!!!」

久野英樹「“ツリー元素エレメント”“樹縛牢じゅばくろう”」

英樹は木で利子を木で縛り付けた。

久野英樹「少し大人しくしてろ。」

朝倉利子「離しなさいよ。私が野田を始末するの。そこにあるデスノート取って。」

沢田慎一「デスノートって・・・これ数学のノートじゃねえか。」

タケル「意外と勉強熱心なんだな。」

タケルがノートをめくるとそこには殺したい人間の名前がずらずらと並んでいた。

タケル「めっちゃ落書きしてるし・・・つうかどんだけストレス溜まってるんだ?何々『私の殺したい人間リスト』?書いてある名前は野田佳男、風間乱丸、風間洋子、空、赤星功太、久野英樹、北沢風神、南海光一、沢田慎一、タケル、浅利剛、岩田巌、山口憲二・・・ってほぼ全員じゃねぇか!!!!」

野田の選挙の手伝いA〔岩田巌〕「しかも俺たちはまだ名乗ってないのに。」

野田の選挙の手伝いB〔山口憲二〕「なんで俺の名を。」

朝倉利子「私には死神の目があるから分かるのよ。」

野田佳男「のだだ・・・なんだと、こいつそんなもんをいつの間に?うっ・・・」

野田は胸を押さえて倒れこんだ。

風間乱丸「し・・・死んだ~!!!」

朝倉利子「うそ?本当に・・・」

野田佳男「とはならんえ。引っかかったな。のだだだだ!!!」

利子が自分を縛っていた木を引きちぎった。

朝倉利子「とっとと・・・死ねや!!!!」

野田佳男「のだ~!!」

利子は野田を空高く投げ飛ばした。


・とある官邸

そこにいたのは選挙に出馬するとある政治家と『鎌風隊』の面々だった。


謎の政治家「俺がお前達を雇ったのは他でもないライバルの政治家達を始末するためだ。」

ツムジ「して・・・我々は誰をターゲットにすればいいんでしょうか?」

謎の政治家「谷垣啓二、枝野雪雄、そして野田佳男だ!!」

イタチ「大丈夫です。俺の持つ鎌と能力があれば、奴ら全員斬れる竜巻でバラバラにしてやりますよ。」

ハヤテ「俺のことも忘れちゃ駄目ですよ。」

海江田千里「えだだだだ~。そしてやってくるのだ。俺様の時代が!!!」

『鎌風隊』を雇った黒幕の正体は海江田千里。

第9巻終了。

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