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PANDORA  作者: 倉田彰
第6章 『鎌風隊』編
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第9巻 第82話 総選挙に向けて・・・

アホな政治家達が総選挙に向けての活動を始める。

・とある官邸①

野田佳男「カンチョクトはついに死んだか・・・」

野田のだ佳男よしお・・・政治家。次期『光の国の長』候補の1人。増税計画を推進しようと考えている。西河優子の祖父。

野田の秘書「はい。」

野田佳男「誰に殺されたんだえ?」

野田の秘書「なんでも『月光』に潜入してたスパイに殺されたそうです。」

野田佳男「の~だだだだ。『月光』も大したことないえ。」

野田の秘書「はい。本当にございますね。しかし、そのおかげでいよいよあなたの時代が来ますよ。」

野田佳男「お前も言うようになったじゃないかえ?の~だだだだだ!!!」


・とある官邸②

枝野雪雄「とうとう役立たずのカンチョクトも殺されたか。誰に殺されたかは知らんがあんなきちがいを恨まない方がおかしいだろ?」

枝野えだの雪雄ゆきお・・・政治家。次期『光の国の長』候補の1人。あまり野心はないが『光の国』の数少ないまともな政治家の1人。

枝野の秘書「国民の間では野田氏の支持が高いそうですよ。」

枝野雪雄「あれが長になったらこの国はめちゃくちゃになってしまうぞ。」

枝野の秘書「ですからあなたにもご出馬願いたい。」

枝野雪雄「私はそんな器ではない。しかしあの男が長になるのは気に食わんな。」


・とある官邸③

谷垣啓二「この国は腐っている。平和ボケしすぎている。だから、テロリストに付けこまれやすいのだ。私が『光の国』の長になった際には是非ともテロ対策を強化し軍事国家を設立したい。」

谷垣たにがき啓二けいじ・・・政治家。次期『光の国の長』候補の1人。タカ派だが枝野同様まともな政治家の1人

谷垣の秘書「つまり『月光』のようにテロに対抗するための組織をさらに増やしていくということですね?」

谷垣啓二「『月光』など役に立たん。現にスパイが1人潜入していたではないか。」

谷垣は自分の手の甲でメガネをくいっと上げた。

谷垣の秘書「おっしゃるとおりにこざいます。」

谷垣啓二「くくく。私が長になったらすべて成功させて見せる。私の計画に狂いはない。」


・とある官邸④

海江田千里「えだだだ。早く俺様を光の国の長にしやがれ~」

海江田かいえだ千里ちり・・・政治家。次期『光の国の長』候補の1人。人を金と地位でしか判断しない嫌味な政治家のためもっとも支持率が低い。

海江田の秘書「落ち着いてくださいませ。大丈夫です。あなたの支持はすぐに上がりますから。」

海江田千里「えだだだだ~支持なんてあげる必要ねえ。何故なら・・・」


・とある官邸⑤

蓮華「ふぅ。ようやく死んでくれたわね。カンチョクト。」

蓮華はすか・・・政治家。とくに高い地位は目指していない。

連華の秘書「そういう言い方はちょっと・・・」

蓮華「あら。私はずっとあの人からセクハラを受けてきたんですわよ。これでようやくストレスが減るわ。」

蓮華の秘書「はぁ・・・そうでしたね。ではこれを機会にあなたもご出馬されてはどうでしょう。」

蓮華「2位でも長になれますか?」

蓮華の秘書「なれるわけねぇだろ!!!!」

一体どうなることやら・・・

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