第8巻 第73話 沢田慎一
タケルがハッキングの能力で飯田直樹と霧島想を感電させる。
霧島想「くそっ・・・俺たちがこれくらいの攻撃で膝をつくとは・・・
飯田直樹「やるなお前!!」
タケル「へへ。俺も戦えないわけじゃないんだ。」
霧島想「“嵐脚!!”」
霧島が蹴りとともに斬撃を飛ばしタケルのPCを切り裂く。
タケル「ああ!!俺のPCが!!!」
飯田直樹「どうやらそのPCがないと何も出来ないようだな。」
タケル「それは違う!」
霧島想「何?まさか他にも能力が?」
タケル「PCがあればなんでも出来る!!」
霧島想「・・・それが壊されたんじゃねえかよ!!このタイミングで言っても格好悪いだけだろ!!」
タケル「・・・悪い!」
飯田直樹、霧島想「謝った!!!まあいい死ね!!“嵐脚!!”」
飯田と霧島が同時に斬撃をタケルに向けて飛ばす。
久野英樹「“木の元素”“樹界壁!!”」
久野がホテルの廊下の床から木を生やしその壁で“嵐脚”を防いだ。
霧島想「なるほど“木の元素”の使い手がいたか。だが、“剃!!”」
霧島が高速移動でタケルの後ろに回りこむ。
久野英樹「タケル!!危ない!」
霧島想「死ね!“指銃!!”」
?「“一刀流 『神突き』”」
突然、謎の男が現れ霧島を刀の先で突く。
霧島想「ぐふっ・・・」
霧島は倒れた。
飯田直樹「霧島!!・・・誰だお前は?」
沢田慎一「俺の名は沢田慎一。賞金稼ぎの侍だ。」
※沢田慎一・・・賞金稼ぎの侍。
飯田直樹「“剃!!”」
飯田は高速移動で沢田の後ろに回りこむ。
飯田直樹「“指銃!!”」
飯田は指を沢田に突きつける。
沢田慎一「おっと・・・」
沢田はしゃがんで指銃をかわす。
沢田慎一「“三刀流『渡鬼』”」
沢田は両手と口に刀をくわえ、刀を交差させて飯田に突っ込む。
飯田直樹「くそっ・・・こんな攻撃・・・“剃!!”」
飯田は再び高速移動で沢田の後ろに回りこむ。
沢田慎一「“三刀流 『昼虎』”」
沢田は2本の刀を背負うようにして構え相手の肩に振りかざした。
飯田直樹「ぐはぁ・・・」
飯田が倒れた。
沢田慎一「よぉ・・・大丈夫か?お前達。」
この男一体?