第7巻 第63話 ホーネットの弱点
田中の攻撃がホーネットに効く。
田中章介「やっぱ雷は効くか?」
ホーネット「くっ・・・よくも。」
風間乱丸「そうか。こいつは液体だからむしろ電気を通しやすいのか。」
田中章介「もう一発だ。“雷の元素”“雷牙”」
ホーネット「もう二度と喰らうかよ。“透剛壁”」
ホーネットは体から水飴を放出し飴の壁を作る。
田中章介「防がれたか。」
ホーネット「やっかいな奴だ!!“水飴の雨”」
ホーネットは空中に水飴を打ち上げ雨のように落下させる。
田中章介「なんだこれは?」
山崎耕史「ベトベトして動けない。」
松本裕「もはやこれまでか・・・」
3人は飴で固められ動けなくなった。
ホーネット「ん?そういやさっきのガキはどこへ行った?」
カンチョクト「おい!坊主。早く、俺様とマサミとソクトの綿飴をほどけ。」
風間乱丸「分かった。ちょっと痛いけど我慢しろよ。“風の元素”」
乱丸は脚に風のオーラを集中させた。
風間乱丸「“烈風脚”」
乱丸は斬撃を帯びた蹴りで綿飴を引き裂いた。
カンチョクト、カンマサミ、カンソクト「ぎゃ~!!」
綿飴が斬れるついでに3人も少しだけ怪我をした。
カンチョクト「貴様よくも。」
風間乱丸「うっせ~!!ほどいてやっただけ感謝しろ。」
カンチョクト「そんな・・・俺様の方が偉いはずなのに何故だえ?」
ホーネット「見つけた!!死ね!“飴玉!!”」
ホーネットは指先から飴玉を銃弾のように飛ばした。
風間乱丸「おっと危ねぇ!!」
乱丸はカンチョクトを盾にする。
カンチョクト「ぎゃ~死ぬ~。俺様にはまだまだやらなきゃいけないことがある。性奴隷政策、献金集め・・・」
風間乱丸&ホーネット「そんなんだから秘書にも見捨てられるんだよ!!」
そのときホーネットの頭上から白い粉が降ってくる。
ホーネット「うっぷ・・・なんだこれは?小麦粉?・・・どこだ?」
ホーネットが上を見上げると遠藤麗菜が2階の廊下に立っていた。
遠藤麗菜「乱丸、待たせたな!!これ以上こいつらの好きにさせるな。」
次号、『風間乱丸vsホーネット』決着。