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PANDORA  作者: 倉田彰
第4章 『甘い蜜』編
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第7巻 第62話 滅臭煙牢

■『遠藤麗菜vsレディバード』の決着がつく。

遠藤麗菜「煙幕か?視界が完全にふさがれたな。だがこの私には鼻がある。」

遠藤はレディバードの匂いを追う。

遠藤麗菜「どうなってる?全く匂いがしないぞ。」

レディバード「それはそうさ。この煙幕は相手の視覚だけでなく嗅覚を封じる。よってこの私は探せない。」

遠藤麗菜「けど、見えないのはあんたも同じ。そうだろう?」

レディバード「それはどうかな?」

遠藤麗菜「・・・!!!」

遠藤は後ろから蹴り飛ばされる。

遠藤麗菜「くそ!!どこだ?うわっ・・・」

遠藤は再び蹴られる。

遠藤麗菜「何故だ?何故場所が分かる?」

レディバード「私はこの煙幕の中にいる人間を感知することが出来る。むしろ私の視界は広がったといっていい。」

遠藤麗菜「仕方ない・・・。あまりこの技は使いたくなかったが・・・」

レディバード「ん?なんだ?・・・えっ?」

遠藤が何かをした瞬間、煙幕が強力な風に吹き飛ばされる。

レディバード「貴様。何をした?お前は“ウィンド元素エレメント”も使えたのか?」

遠藤麗菜「使えないし、いらないよ。私にはそんなの。」

レディバード「ならどうやって?」

遠藤麗菜「蹴りさ!!爆風が起こるほどの強力な蹴りで煙幕を吹き飛ばしたのさ。」

レディバード「なんて女だ?・・・あれ?消えた?」

遠藤麗菜「勝負あったようだな!!」

遠藤は高速移動でレディバードの後ろに回りこむ。

レディバード「速い・・・」

遠藤麗菜「“麗裁拳りょうさいけん!!”」

遠藤は怪力の拳でレディバードを殴りつける。

レディバードは気を失う。

朝倉利子「麗菜姉ちゃん!!終わった?」

雑魚処理を終えた、赤星功太、朝倉利子、北沢風神、南海光一がやってくる。

遠藤麗菜「うん!そっちも終わったか!!・・・ねえあのさ。小麦粉ってどこかにない?」

朝倉利子「確かこの建物の地下1階が食品売り場だからあるだと思うけど、なんで?」

遠藤麗菜「ちょっとね・・・とにかく今、カンチョクトを死なせるわけにはいかない。」

赤星功太「へえ。国民の皆が死を望んでるのにあんただけやけに必死だな。」

■『遠藤麗菜vsレディバード』・・・遠藤麗菜の勝利!!


■『風間乱丸&松本裕&山崎耕史&田中章介vsホーネット』

ホーネット「“飴玉あめだま!!”」

ホーネットは指先から飴の玉を銃弾のように飛ばす。それは松本の肩を貫く。

松本裕「くっ・・・」

山崎耕史「松本!!おのれ・・・“サンド元素エレメント”“砂刃鋭槍さじんえいそう!!”」

山崎は自身の口から放出した砂を結集させ槍を作りホーネットに向けて飛ばす。

ホーネット「そんな攻撃は効かん!!」

ホーネットは水飴に体を変換し山崎の攻撃を受け流す。

田中章介「ならこれはどうだ?“サンダー元素エレメント”“雷牙らいが”」

田中は自身の掌から放電させる。

その電気は狼のような形になりホーネットに襲い掛かる。

ホーネット「ぐあっ・・・」

ホーネットに攻撃が効いた。


次号、ホーネットの弱点があきらかに。

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