第6巻 第54話 カンチョクトの警護任務
カンチョクトの記者会見に向けて様々な人間が動き始めていた。
・月光本部
永沢誠司「光の国の長カンチョクトさんの記者会見が明日に控えている。第5班の任務はカンチョクトの身を警護することだ。」
大久保景子「ちょっと待って!今は5班の班長の風間連さんがいないから活動できないはずじゃ・・・」
浜田守「そうですよ!!」
永沢誠司「浜田!お前には、第5班の指揮を任ずる。」
大久保景子「ちょっと!!この人は全然戦闘の能力ないじゃないの?」
松本裕「秘書は黙ってろ!!」
浜田守「そうですよ。あなたは何しろ目が節穴なので。」
大久保景子「無礼者!!あなたたち、私を誰と思ってるの?」
遠藤麗菜「無能な秘書?」
大久保景子「あんたたち、クビよ!」
永沢誠司「まぁまぁ落ち着いて景子ちゃん。確かにお前の言う通り浜田には全く戦闘の能力がない。だから、彼には本部からの司令を行ってもらう。そして現場での指揮は松本!お前に任ずる。」
松本裕「はっ!」
■カンチョクト警護任務担当 第5班
月光本部司令・・・浜田翔
現場指揮・・・松本裕
護衛部隊・・・遠藤麗菜、山崎耕史、田中章介
永沢誠司「それと風間家の警護も引き続き頼むぞ。」
高杉准一「分かっておるわい。」
原田桜「ああもちろんさ!!」
■風間家警護任務担当 第7班
風間家玄関周辺警護・・・原田桜、高杉准一
・カンチョクトの自宅
カンチョクト「カカカカ~ン!俺様が帰ったえ!!」
カンソクテス「お帰りなさい。お父様。」
※カンソクト・・・カンチョクトの息子。中学生。
カンチョクト「おお。いい子にしてたかえ?」
カンソクト「はい。今日も学校でカエルの解剖のとき。カエルの顔を先生と並べてみて、『まるで先生の顔みたいできもいえ。』って言ったらクラスの皆に笑われました。」
カンマサミ「おおそれはいいアマスね。して先生は?」
カンソクト「僕のこと殴ってきました。そしたら僕についてたボディガードの人たちに先生はボコボコに殴られました。」
カンチョクト「カカカカ~ン。俺様の可愛いソクトちゃんに手を出したんだからそれくらいは当然だえ!!」
カンマサミ「本当アマスね!!おほほほほ~」
カンソクト「けぴゃぴゃぴゃ。お父様の明日の記者会見楽しみだえ!!」
カンチョクト「おおよ。俺様が性奴隷制度についての改正案を話すから楽しみにしておくんだえ!!」
カンマサミ「お前の女は俺のもの。俺の女は俺のものですカン?」
カンチョクト「カカカカ~ン!良く分かってるではないかえ!!」
◆次の日
・中野高校
山田雄輔「よし。今日の授業はここまでだ。」
後藤五月「先生。もう傷は大丈夫なの?」
山田雄輔「おうよ。この通りピンピンしてるぞ。」
赤星功太「五月も晋作も優子も山田先生ももう操られるんじゃねえぞ!!」
星野晋作「分かってるって!」
西河優子「もう皆のこと襲ったりしないよ。」
後藤五月「あのときは本当にごめんね。乱丸君。」
風間乱丸「ううん。いいんだ。そんなことより五月。お前、この前、空のこと何か知ってるって・・・」
そこに新人教師の坂本ジョーが駆け込んでくる。
坂本ジョー「おい、お前ら!今日、カンチョクトが記者会見するらしいけど見に行かねぇか?」
赤星功太、朝倉利子、西河優子、星野晋作、後藤五月、山田雄輔「誰が行くか!!!」
風間乱丸「いや・・・行こう!行って皆で嫌がらせするぞ!!」
坂本ジョー「それはいい案だ!!」
風間乱丸、赤星功太、朝倉利子、西河優子、星野晋作、後藤五月、山田雄輔、坂本ジョーはカンチョクトの記者会見を見に行くことになった。
・東野高校
南海光一「なぁ!乱丸からメール来たぞ!!『カンチョクトの記者会見見に行って一緒に荒さねぇか?』だって!」
北沢風神「俺もあいつのことは嫌いだからだな。」
空「ねぇ?カンチョクトって誰?」
北沢風神「この国の長だ。ワンピースで言うところの天竜人と同じくらい汚れてるやつだえ!」
南海光一「そうそう!そんな口調〔笑〕」
北沢風神「それじゃ俺たちも見に行くか!」
空、南海光一、北沢風神も参加することになる。
これはテロリストが来なくても荒れそうだ・・・