第5巻 第46話 月光の5獣神
月光第7班の三浦翔、遁馬が突如、現れる。
原田桜「三浦班長!遁馬!良く来てくれた!!」
三浦翔「来たのは俺だけではないぞ!」
原田桜「?」
田中章介「“回牙!!”」
田中がジャッカルの獣人に変形した状態で爪を立てて体をドリル状に回転させ、字田に突っ込む。
字田文彦「ぎゃ~!!」
字田は吹き飛ぶ。
田中章介「間に合ってよかった!」
安藤定男「字田隊長!!くそ!なんなんだこいつらは?」
そのとき上空から銃弾が大量に降ってくる。
鋼鉄二「“鋼鉄の要素!!”」
鋼鉄二は体を硬化して銃弾を防ぐ。
速水隼人「“迅速の要素!!”」
速水は超高速で銃弾を全て交わす。
赤星功太「おい!あれ見ろよ!!隼がガトリング銃を持ってる!!」
風間乱丸「隼の山崎耕史だ!!」
安藤定男「あんな鳥、俺が仕留めてやる!!“跳弾の要素”」
安藤は自身の脚をバネに変換する。
安藤定男「“スプリング上昇”」
安藤は勢いをつけてバネになった足で地面を弾き上空に跳ぶ。
山崎耕史「遅い!」
山崎は安藤の攻撃を軽々とかわす。
安藤定男「くそっ!かわされたか・・・」
字田文彦「安藤の攻撃をかわすとはな・・・」
安藤定男「よし、もう一度だ。」
安藤は再び脚をバネに変換しマンションの壁を弾こうとするが・・・
安藤定男「あれ?さっきの鳥人間が消えた?」
その瞬間、安藤の前を突風が通り過ぎる。
安藤定男「うぉ・・・なんだ今の風は?・・・ぐはぁ!!」
突風が通り過ぎて3秒後に安藤は吹き飛ばされる。
山崎耕史「“隼風!!”」
突風の正体は高速で飛行していた山崎であった。
安藤定男「ハァハァいいぜ。認めてやる。てめぇを目障りな敵とみなし消してやる!!俺様の跳力とてめぇの飛力どっちの方が上か決着つけようぜ!!」
山崎耕史「フフ!!面白い!」
字田文彦「はぁ・・・安藤の奴、戦意に火がつきやがった。全くしょうがない。おい!!お前!さっさと自分の生徒を始末しろ!!」
山田雄輔「“パイプ・ヒッチ・ナイブス !!”」
山田は無数のナイフを結びつけた縄を伸ばす。
風間乱丸「うわっ・・・斬られた。山田先生。もうやめてくれ!!」
その瞬間、山田の縄が一瞬でバラバラに斬れる。
田中章介「“鳴牙!!”」
田中はジャッカルの獣人に変形した状態での高速の剣技で山田の縄を切り刻む。
赤星功太「助かった・・・」
田中章介「おい!お前!あまり教え子を悲しませるな!!」
字田文彦「くくく。無駄だぜ。俺が技を解除するか俺を倒すかしないとこいつは元には戻らない。」
田中章介「ならお前は俺が倒す!!」
速水隼人「“迅速の要素”」
速水は超高速で鉛筆を田中に向けて投げ飛ばそうとする。
遁馬「“走馬灯!!”」
突然、馬に変形した遁馬が三浦翔を乗せて現れる。
三浦翔“牛の戦斧”」
三浦翔が斧で速水を斬りつける。
鋼鉄二「“鋼鉄の要素!!”」
鋼鉄二は自身の腕を硬化し拳を構える。
鋼鉄二「死ね!!」
鋼鉄二は三浦翔と遁馬に襲い掛かる。
松本裕「“コング大槌!!”」
鋼鉄二「ぼぎゃ~・・・」
松本はゴリラの獣人に変形した状態で巨大なハンマーを持ち鋼鉄二をハンマーで殴りつけた。
字田文彦「なんだ?この怪物たちは!!」
松本裕「ああ怪物で結構!これで全員そろったな。月光の5獣神!!」
※三浦翔・・・“ウシウシの果実 モデル『野牛』”の能力者。
※遁馬・・・“ウマウマの果実”の能力者。
※松本裕・・・“サルサルの果実 モデル『ゴリラ』”の能力者。
※山崎耕史・・・“トリトリの果実 モデル『隼』”の能力者。
※田中章介・・・“イヌイヌの果実 モデル『ジャッカル』”の能力者。
月光の5獣神集結!!果たしてその戦闘能力とは?