第5巻 第38話 人並みはずれた身体能力
オリンパス神風隊7番隊隊長の鋼鉄二と副隊長の速水隼人の能力とは一体?
鋼鉄二「じゃあ殺す?」
速水隼人「そうしましょうか?」
速水は高速で移動し姿を消す。
風間乱丸「どこに行った?・・・後ろか?」
速水隼人「遅いよ!!」
速水は野球のボールを握っていた。
速水隼人「そらよ!!」
速水は野球ボールを乱丸の腹に向かって投げた。
風間乱丸「ぐはぁ・・・ちくしょう・・・なんでこんなに速いんだ?」
乱丸は腹を抑えて倒れた。
朝倉利子「乱丸!!くそっ・・・“水の元素”」
利子は水を口から吐き道路を水浸しにする。
朝倉利子「喰らいなさい!」
利子は水を蹴って水しぶきを起こす。
朝倉利子「“水針千本!!”」
利子は水しぶきを無数の針に変化させ速水に向かって飛ばす。
速水隼人「無駄だ!」
速水は再び高速で移動し姿を消す。
朝倉利子「消えた?」
利子が後ろを向くと速水がボールを持って立っていた。
速水隼人「俺のスピードについてくることなどだれにも出来はしない。」
速水は野球ボールを投げる。
朝倉利子「うっ・・・」
野球ボールは利子の頭に直撃し、利子は気を失う。
赤星功太「乱丸!利子!くそっ!!」
鋼鉄二「相手が二人いるということを忘れるな!!」
赤星功太「この野郎!!」
功太は鋼鉄二の腹部を蹴る。
鋼鉄二「効かん!」
鋼鉄二には功太の蹴りが効かなかった。そして鋼鉄二の体は光沢を帯びていた。
赤星功太「いってぇ~・・・こいつの体どうなってんだ?鋼で出来てるのか?」
鋼鉄二「くたばれ!」
鋼鉄二は功太の胸部を殴る。
赤星功太「ぐぁ~・・・」
功太は血を吐いて倒れる。
速水隼人「全く・・・こいつらこの程度か?」
風間乱丸「まだ俺がいる!!“風の元素”“烈風掌 『乱』!!”」
乱丸は掌から無数の斬撃を放つ。
速水隼人「これくらい避けられる!」
速水は高速移動で攻撃を全てかわした。
鋼鉄二「俺は避ける必要すらない!!」
鋼鉄二は全ての斬撃を喰らったが全く効いていなかった。
風間乱丸「くそっ・・・なんでなんだ?なんで全く効かないんだ?」
果たしてこの2人に勝てるのか?