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PANDORA  作者: 倉田彰
第3章 『神風隊6番隊、7番隊』編
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第4巻 第36話 連続する事件

後藤五月は空のことを知らなかったようだ・・・

風間乱丸「なんだ・・・折角こいつのこと知ってる奴に会えたと思ったんだけどな・・・」

後藤五月「ごめんね。役に立てなくて。」

空「ううん。大丈夫。けど、これからここで働くことになったら君にはいろいろ世話になると思うからよろしくね。」

後藤五月「こちらこそよろしくね。記憶のことも私に出来ることがあればいろいろ手助けするから。」

風間乱丸「じゃあ頼んだぞ。」

数日後、空は面接に受かり後藤五月のバイト先で働くことになる。

空「きみ、五月ちゃんだっけ?」

後藤五月「うん!どうかした?何か分からないことでも?」

空「この雑誌に乗ってる3人組何?なんか可愛いなって思って。」

後藤五月「ああこれは『トライアングルゲーム』よ。乱丸君が大ファンなの。最近、『JAPAN』って言うアルバム出したみたいだから買ってみたら私も結構好きな子達。」

空「じゃあ給料入ったら買おうかな?」

後藤五月「私は『不自然に恋して』と『ナチュラルなガール』が好きかな?」

そのとき黒いジャケットを着て黒いカバンを持った男が銃を持ってコンビニに入ってくる。

強盗「おい!金出せ。そこのレジに入ってる現金全部だ。」

空「・・・この人なんで怒鳴ってるの?」

後藤五月「空君・・・この人・・・強盗だよ!」

強盗「何ごちゃごちゃ二人でやってるんだ?早くしろ。」

男は発砲する。

空「うわっ!」

後藤五月「ここは言うこと聞くしかなさそうだね。」

南海光一「おい!待て!」

空の通う高校の同級生の南海光一が現れる。

空「光一君!」

強盗「なんだお前は?」

南海光一「“植物グリーン要素コンテンツ”“バインウィップ!!”」

光一は袖から植物の蔓を出し鞭のようにして強盗を叩きつける。

強盗「ぐはぁ・・・」

強盗は倒れる。

南海光一「よし!これで大丈夫だ。」

光一は蔓の鞭で強盗の体を縛りつける。

空「光一君。助かったよ。」

南海光一「いいってことよ。」

後藤五月「本当に危機一髪だった。」

空「ん?」

南海光一「どうした?」

空「この人の額になんか文字が書いてある。」

強盗の額には『操』という文字が浮かんでいた。


・それから数日後、中野高校の授業中の出来事


坂本ジョー「それじゃあこの問題分かる人いますか?」

風間乱丸「やべぇ・・・俺の苦手なベクトルだ・・・」

坂本ジョー「風間・・・分かるか?前に出て解いてみろ。」

風間乱丸「は~い・・・」

坂本ジョー「朝倉、赤星お前らも解いてみろ。」

赤星功太「ふん!こんなもん10秒で終わらせてやるぜ。」

朝倉利子「うわ・・・私もこれは無理だわ・・・」

風間、赤星、朝倉の3人は黒板の前に立つ。

星野晋作「そろそろ行くか?」

後藤五月「そうね!」

西河優子「2人とも構えて。」

後藤、星野、西河が突如立ち上がる。

後藤五月、星野晋作、西河優子「死ね!!」

後藤、星野、西河の3人はナイフを持って風間、赤星、朝倉に襲い掛かる。

風間乱丸、赤星功太、朝倉利子「!!!」

山田雄輔「お前ら授業中だぞ!“ロープアトラクション!!”」

山田が突如教室に入ってきて後藤、星野、西河の3人をロープで縛りつける。

風間乱丸「助かった。ありがとうな山田先生!」

山田雄輔「んで?お前らは何故突然ナイフを持って襲い掛かったりしたんだ?」

朝倉利子「あまり信じたくないけどあなたたちもオリンパスから送り込まれたスパイなの?」

坂本ジョー「オリンパス?」

山田雄輔「お前知らないのか?今、何かと世間をにぎわせてるテロリスト集団さ。」

赤星功太「おい!お前ら見てみろよ。こいつらの額に『操』って文字が浮かんでる。」

一体『操』という文字には何の意味が?

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