第4巻 第33話 それぞれのスクール
第3章『月光の五獣神』編開幕。
・東野高校
空「ねぇ!君たちって乱丸君の幼馴染なんだよね?」
南海光一「ああそうだけど?」
北沢風神「それがどうした?」
空「利子ちゃんや功太くんもそうなんだよね?あのさ・・・利子ちゃんって可愛いけど胸が残念だよね!!」
南海光一「分かる!!俺前から思ってた!」
北沢風神「しかも怖いしな!!乱丸は何故か懐いてるけどね。にしてもこの作品の女キャラってなんでこうも怖い奴が多いんだろうな?」
・西野中学
浅利剛「洋子!今日の新聞見たか?音の操器士が全滅したんだって!今回は月光の遠藤麗菜さんだって。本当すごいよな!月光の連中は。」
風間洋子「フフ♪剛くん何も知らないんだね!」
浅利剛「ん?どういうこと!!」
風間洋子「やったのは私のお兄ちゃんとその友達だよ!麗菜さんも戦ってたけどね。」
浅利剛「さ・・・流石はお兄様!!」
・中野高校
後藤五月「ねぇねぇねぇ!!」
五月が騒いでいた。
朝倉利子「ん?どうした?」
利子は机に突っ伏して寝ていたところを起こされたため少々イライラしていた。
後藤五月「これ!お土産!!」
五月は骸骨を五月に渡した。
朝倉利子「いや~!!!!何よこれ?」
後藤五月「これは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のドクロを忠実に再現したものなんだって。ほら!可愛いでしょ?利子ちゃんも一つ部屋に飾ったら?」
朝倉利子「誰がんなもんいるか!!!」
西河優子「スト~ップ!利子落ち着いて!!」
朝倉利子「離せ!!」
利子が五月に殴りかかろうとしたところを優子が止める。
風間乱丸「そうだよ!利子!こいつにも悪気はなかったんだ!!」
乱丸はどさくさに紛れて利子のおっぱいを後ろからつかむ。
朝倉利子「あんたも殺されたいのか?」
風間乱丸「ぎゃ~!!!」
乱丸は思い切り拳骨を喰らう。
後藤五月「だ・・・大丈夫?乱丸君?私のおっぱいだったら揉んでもいいよ。」
風間乱丸「あ~いいよ!俺、Bカップ以上には興味ないから。そんなことより五月。お前確かバイトやってたよな。」
後藤五月「うん!それがどうしたの?」
風間乱丸「いやさ・・・俺の知り合いでバイト探してる奴がいてさ・・。今度紹介したいんだけどいいかな?」
後藤五月「いいよ!!」
そこに担任の山田が入ってくる。
山田雄輔「ほら!お前ら!さっさと席に着け。」
※山田雄輔・・・中野高校の教師。風間乱丸、赤星功太、朝倉利子、後藤五月、星野晋作、西河優子らのクラスの担任。
山田雄輔「今日はうちのクラスに副担任がつくことになる。間違っても副担任の方がかっこいいとかいうんじゃねえぞ!!」
クラス「し~ん・・・」
山田雄輔「と・・・とにかく入って。」
そこに白いタンクトップに黒いハットという妙な格好をした男が入ってくる。
山田雄輔「新人教師の坂本ジョー先生だ。」
※坂本ジョー・・・中野高校の新人教師。風間乱丸、赤星功太、朝倉利子、後藤五月、星野晋作、西河優子らのクラスの副担任。
坂本ジョー「え~・・・坂本ジョーだ。みんなよろしく!!」
西河優子「えっ!うそかっこいい!!」
赤星功太「にしても妙な格好だなおい!」
星野晋作「こりゃ山田より全然良さそうだな!!」
クラス「ハハハハハ!!!!」
山田雄輔「おい!笑うんじゃねぇ!それに坂本!!なんだその教師らしからぬ格好は!!!」
坂本ジョー「おまえ!うざい!!」
坂本は山田の頭を殴る。
山田雄輔「痛!ちくしょう!坂本お前許さんぞ!」
山田は袖口からロープを出す。
星野晋作「おい!山田先生!ここ教室だぞ?」
赤星功太「こりゃまた・・・教室がめちゃくちゃになるな・・・」
山田雄輔「“ロープアトラクション!!”」
山田は自身のロープで坂本の腕を縛りつける。
坂本ジョー「・・・」
山田雄輔「“一本釣り!!”」
山田は坂本を縛った縄を背負うようにして引き坂本を地面に叩きつける。
赤星功太「あいつ・・・死んだな・・・」
星野晋作「おい!あれ見てみろよ!!」
風間乱丸「マジかよ?あいつ・・・今の衝撃を指一本で受け止めてるぞ!!」
坂本ジョーとは一体何者?