第4巻 第31話 暗殺部隊
エリーの正体が発覚し船上で混乱が生じる。
朝倉利子「あんた!最初から騙してたの?」
エリー「フフフ♪ばれちゃったものはしょうがないわね。」
朝倉利子「あんた一体何者なの?」
エリー「私はオリンパスから送り込まれたスパイ。あなたたちの行動を常に監視し随時、冥王星に報告するように言われているの。」
朝倉利子「随分と素直なのね。」
エリー「別に私がスパイってことがばれたってそんなに問題じゃないからよ。」
朝倉利子「どういうことよ?」
エリー「スパイは私以外にも複数いるからよ。多分、あなたたちも水の国で会ってるわ!」
朝倉利子「誰なの?」
エリー「それは流石に教えられないわ!だって彼らはオリンパスの暗殺部隊。雇われてる私と違ってオリンパスにおいて重要な人たちですもの。そう簡単に教えるわけにいかないわ。」
朝倉利子「関係ないわ!ここであんたを捕まえる。」
エリー「やってみなさい!“墨絵の要素”“狐軍奮闘!!”」
エリーは墨で狐の絵を描き、その狐に利子を襲わせる。
朝倉利子「そんな絵私の水で洗い流してやるわ。“水の元素”“水大砲!!”」
利子は口から巨大な水の玉を吐き出す。
エリー「ふふ!残念ね。私の墨はそう簡単には落ちないのよ。」
朝倉利子「しまった・・・」
赤星功太「“火の元素”“鏡火炎壁”」
功太が現れ、火の壁でエリーの攻撃を防ぐ。
赤星功太「間に合った。」
遠藤麗菜「話は全部聞かせてもらったわ。」
風間乱丸「お前らはちょっとここで待ってろよ。」
空&風間洋子「分かった。」
エリー「全員お揃いで・・・こうなったら逃げるしかないわね。」
久野英樹「“木の元素”“樹縛牢”」
久野英樹は地中から木を生やしエリーの体を拘束する。
・水の国 白石巧の研究所
白石巧を助手の霧島想が殺害する。
霧島想「よし!あったぞ白石の研究データ。これで俺も任務終了か!」
※霧島想・・・オリンパス暗殺部隊隊員。白石巧の助手として水の国に潜入。
西郷ノブアキ「ギャハハハ!終わったか!!」
勝武雅「チャパパ。長かった任務も今日で終わりか。」
岩倉亀治郎「あいや~やっと帰れる!」
※西郷ノブアキ・・・オリンパス暗殺部隊幹部。白石巧の護衛として水の国に潜入。
※勝武雅・・・オリンパス暗殺部隊幹部。白石巧の護衛として水の国に潜入。
※岩倉亀治郎・・・オリンパス暗殺部隊幹部。白石巧の護衛として水の国に潜入。
西郷ノブアキ「ギャハハハ!それにしても驚いたぜ。乱丸とあいつがあんなに仲良くしてたとはな。」
勝武雅「チャパ?エリーのことか?」
西郷ノブアキ「ばか!ちげぇよ!温泉の里でのことだよ。」
霧島想「あいつがスパイだって気付いたときの乱丸の驚く顔楽しみですね♪じゃあそろそろボスの元に帰りますか?」
甚兵衛&三菱夏輝&ウタカタ「待て!」
岩倉亀治郎「あいや?」
甚兵衛「驚いたわい!まさかお前達がスパイじゃったとは。しかし、それを知ってお前達を逃がすわけにはいかん!」
次号、暗殺部隊の特殊な体技があきらかに。